当店の蕎麦は玄そばを発芽させて、天日で干し、自家製粉して提供しているということを紹介いたしました。 そろそろ梅雨に入ります。 新そばの時期を半年以上過ぎる頃、玄そばの品質が劣化し始めます。 そば屋にとっては、美味しい蕎麦を打つということは、難しい時期になります。 今までの蕎麦関係者はいろいろな方法(冷蔵庫を用いた温湿度管理等)を用いて、玄そばの劣化をどう防ぐかの研究に取り組んできました。 玄そばの再生を主眼(新そばのような玄そば)として、取り組んできた蕎麦関係者は、
土蔵のリノベーションとクラウドファンディング 事業再構築補助金の申請が不採用と決まり、さて、これからどう行動するのか・・思案のしどころかもしれない。 妻は「そろそろ体も持たなし、体でも壊したら元も子もないよ」やめにしたらという。(脊柱管狭窄症の症状あり) 夫婦2人で経営していることもあり、現在は、週一、日曜日を営業、予約制としております。 二人とも年をとっておりますので、妻が言うように、そろそろ終わりにしようとも思っておりますが・・・。 以前にも書きましたが、風味抜群
事業再構築補助金の申請結果を知らせていませんでした。 次のようなメールが4月6日付けで受信トレイに・・・ 『事業再構築補助金事務局です。 2023年1月12日付けで申請いただきました第8回公募における応募につきまして、採択結果をお知らせいたします。 以下のURLより電子申請システムにログインいただき、採択結果をご確認ください。』 不採用でした。 説明を受けた理由のなかで、特に指摘されたのが『目的に沿った事業実績のための体制面・・後継者は誰か』でした。 少しは期待していた
4月は、何日か25度を超え夏日になりました。蕎麦の品質が劣化する温度です。 蕎麦屋にとっては、何とも始末の悪い季節になりました。品質が劣化したそばを再生させる方法が玄そばを発芽させて新そばのような香りと甘みが増すと以前記述いたしました。・・が、そんなに、簡単に新そばのように風味がよくなるわけではありません。 温度が、25度」以上になると、発芽させ工程で、バクテリアが発生してあまり良い匂いがしなくなることがございます。 現在、その解決方法を思案中!
事業再構築補助金をしてから2か月が経ちました。なかなか結果が発表されず、不安の毎日を送っております。予定だと3月下旬と想像してますが、はっきりしたことは分かりません。 そんなことを考えながら、『蕎麦屋の常識・非常識 片山虎之助 著』を久しぶりに読み返した。 前書きに『蕎麦好きなら、誰でも知っている。蕎麦屋の常識というものがある。・・略・・本当にそうだろうか。これらの常識なるものは。なぜ?と問い返すことさえ憚られる蕎麦の世界の鉄則らしきものを、もう一度、検証してみようい
来店されるお客様に、やっと認知されるようになってきました。世に問うのものですね。『発芽玄ソバとは何か?』と皆さんはご存じでしょうか。初めて聞く方が、多いのではないでしょうか? 玄そばを発芽させ、種子内部(脂質と胚芽)に変化を起こすことでより蕎麦の風味と美味しさと栄養価を高めたものと考えてください。特に、清涼感のある旨みが感じられます。 清水に、一晩さらすことによって、灰汁が抜けてクオリティの高い洗練された風味になります。そば粉になるまでに、にするまでに手仕事なので一週間か
そば処 暁山の将来像を描いていきたいを思う。 いつの時期に食べても、風味豊かな美味しい蕎麦をお客様に提供したい。これをコンセプトに開発したのが発芽玄そばをです。やっと、満足するものに出来上がりました。 これ、不思議なそばです。1、2年経た玄そばは、少しづつ酸化が進み品質が落ちてきます。この玄そばをどうするか。蕎麦屋にとっては、難しい課題でした。 この課題を蕎麦の生命力を利用して解決したのです。枯れそうな草花が水を与えられて生き返るように、品質がすっかり落ちた玄そばが水を与えら
昨日は、本年、初めての営業日でした。予約でいっぱいになっておりましたが、 予約時間配分がうまくいっていたので、お客様に迷惑も掛からずに終了いたしました。コロナ禍なのですので、なるだけ、お客様がダブらないように、配慮しているつもりです。狭窄症で少しつらかった-
事業再構築補助金申請に必要な添付書類「ミラサポplus 事業財務情報」が必要です。 gBizIDでログインして、必要な項目に書き込みます。素人の私にはなかなか難しいものです。週明けに、専門家に聞きに行きます。これが完成すれば、申請に進みます。
新年あけましておめでとうございます。と・・noteで呟いてみる。つぶやき投稿は初めてです。
1年過ぎるって早ですね。 コロナ渦で飲食店の打撃が多かった1年でした。いよいよ、師走です。 何とも気ぜわしいです。 さて、先日、事業再構築補助金の申請書類の打ち合わせに日立商工会議所に行ってまいりました。専門家のご指導をいただきました。 事業計画書のすり合わせ、何とか10枚にまとめ上げました。これからがまた大変な作業になります。参考にしたのは、事務局から、出された 具体的な申請デジタル庁のホ-ムペ-ジでgBizIDの登録。マイぺ-ジが作成されて、登録の準備が整います。 下
初めての事業再構築補助金の申請 講師の阿内氏が「申請はなかなか難しいですよ」と、小声でぽそっといった。 かしかに、「経営革新計画」を作り上げるるにも、中々まとまらず、手こずっていたのに「事業再構築補助金の申請」となると・・・ 申請用紙というものがなく、様式は自由とされております。 「え! じゃどうやって書くの」 驚きとともに、不安が私の頭をよぎった。 手がかりはないのかと、ネットで「事業再構築補助金の申請」をググると・・・いろいろなコンサルの方々の広告ぺ-ジが身に
11月6日 経営革新計画の講座の締めくくり 茨城県職員の個別面談が行われた。 面談してくれた県職員は茨城県産業戦略部中小企業課主事二人での面談でした。この申請書が承認されれば、次のステップ、事業再構築補助金の申請になると思うのですが、そんなに簡単なことでななさそうす。 機会がありましたら、報告していきたいと存じます。 ここでは、申請書を提出するまでの経過をまとめておきたいと存じます。 経営安定セミナ- 日立商工会議所から上記のセミナ-の案内が届いたのが7月の初めであった。
前述したように、蕎麦に限らず穀物類は時間の経過とともに、品質が劣化して、食味(味、香り、食感)が落ちていきます。 1年前、2年前のかなり品質が劣化した玄そばを発芽させることによって、新そばのような風味を醸し出します。 この発芽玄ソバ作りを私の代で終わらせたくないという想いが沸き上がってきております。発芽させることによって美味しい蕎麦粉ができ、その粉で打った蕎麦きりはそば通をも唸らせます。どんなに腕の立つ蕎麦打ちでも、良い蕎麦粉で打たなければ、美味しいそば切りにはなりま
発芽玄米のことは、皆さんよく知っていると存じます。白米以上の栄養価を持つようになり、さらに、成人病にも効果があるといわれております。 お米も発芽させることによって、変化が起きることがわかりました。 では、蕎麦はどうでしょうか。見ていきましょう。 発芽玄蕎麦について、少し書いておきたい存じます。皆さんは、発芽玄蕎麦を見たことはおありでしょうか? 蕎麦を刈り取る時期、長雨が降ると、穂発芽が起こることがあります。農家はこれを極端に嫌がります。腐敗臭があり、美味し
土蔵への思い 2011年3月11日14時46分18.1秒に発生した東北地方太平洋沖地震、即ち東日本大震災で被害を受けたその年に、小さい頃の思い出もある蔵を壊すのには惜しいと考えて、曳家を行うある建設会社に連絡を取った。 その時いただいた見積もりは、曳家工事だけで160万でした。壊れた土蔵の修理代などは入っておりません。 その時は、蔵を何とかしようと考えただけなので、その魅力と利用の仕方を深く考えたものではありませんでした。今までのような倉庫としての役目だけで費用をか