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PMS、食事・栄養素との関係

皆さんは、生理前になると食欲旺盛になったり、甘いものが食べたくなったりなどの経験があるでしょうか?

月経期間中のホルモンの変化は、食欲のコントロールや食行動に影響を与え、これにより月経中のエネルギー摂取量や食欲レベルに大きな違いが生じる可能性があることがわかっています。

黄体期(基礎体温の高温期/月経前の周期)の終わりに向けて、
・セロトニンの周期的変化
・アミノ酸濃度の減少
・脂質代謝産物の減少
がカロリー摂取量に影響を及ぼし、その結果、腸での吸収量の要求度が増加し、
それに対応するためにエネルギーやタンパク質の摂取量が増加する可能性があるとも言われています。

また、卵胞期(月経終わりごろから約1週間程度)と黄体期の栄養摂取レベルを比較したところ、卵胞期の方が黄体期よりも総エネルギー摂取量が少ないことが明らかです。

今日は2024年1月に発表されたトルコのウスキュダル大学の研究結果をご紹介いたします。
(海外と日本では食生活や体格など色々異なる点もありますが参考まで。)

なお、今年初めのメルマガでもPMSとライフスタイルについてお届けしていますが、
食事については下記の傾向がありました。

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