見出し画像

ワーママ系Voicyにハマっている24歳独身OLの話

こんにちは!事業会社でマーケターをしているOLまっぴです。

今日は半年近く毎朝の習慣になっているVoicyについて書いてみたいと思います。

タイトルにもあるように、最近一番ハマって聴いているのがワーママさんのVoicyです。「ワーママ」とは、「ワーキングマザー」の略で、お子さんを育てながら、仕事をしている女性のことです。なぜ独身の私が(残念ながら2021年8月現在彼氏もなし)、ワーママさんのVoicyにハマっているのか、私が感銘を受けているワーママさんの凄さをお伝えできればと思います。

ワーママ系Voicyパーソナリティーさんを紹介しながら、その方々からの学びをまとめていきます。

1.ワーママはる@尾石晴さん「ワーママはるラジオ」

まずは、Voicyのトップパーソナリティと言っても過言ではない総再生回数2200万回超えの「ワーママはる」さんです(2021年8月現在)。

■ワーママはる(尾石晴)さんのご紹介
元々は外資系企業で最年少でマネージャーに昇格するほどのバリキャリ生活をされていたワーママはるさん。そこから結婚・出産を経て、4歳と8歳の二人のお子さんを育てながら、フルタイム&ワンオペ育児を両立。2020年に16年勤めた会社を辞め、現在はサバティカルタイム(使い道を決めない人生の中長期的な休暇)を取られています。

経歴だけを見ると最初から私とは程遠いと思ってしまったのですが、とりあえず1回Voicy聞いてみていただきたい!歯に衣着せぬ物言いで、社会的に生きづらさを感じる場面の多いであろうワーママの既成概念をスカッと覆してくださいます。バリキャリだったからこそ、妻・母になったからと自分のやりたいことを諦めないで、どうしたら人生を賢くしたたかに生きられるかを追求されている姿勢に日々刺激をいただいています。

Voicyだけでは物足りなかったので、「ライフシフト習慣術(フォレスト出版)」というワーママはるさんの著書も最近読んでいます。この本の中で一番感銘を受けた話が「ファミリーキャリア」「家庭のビジョン・ミッション・バリューを決める」という2つの考え方です。

私も想定では30歳までには母になるだろう(いや、なっていると信じたい。)と思っているのですが、今私の生活の中心にある「仕事」はある程度諦めないといけないのかなと思って生きてきました。だから私は就活をしていた時、若いうちにやりたいことに最初から携われるということを何よりも重要視して会社を選びました。

でも実際働き始めてみると、子育てのフェーズに入っても自分一人の時間は欲しいし、嫌いな家事をメインでやる生活は私には無理だし、もっとマーケティングを幅広いい角度から楽しみたいし…と欲が出てくるのです。

・育児をするために時短勤務をさせてもらうけど、昇進はしたい
・子供の保育園のお迎えがあるから残業はできないけれど、他の人と同じかそれ以上の内容・レベルの仕事がしたい
などと思っても、現実的にはこれはなかなか難しいことです。

「何かを得たければ、その代わりに何かを差し出す必要がある」
このトレードオフがつきものであると理解することがまず大切です。その上で、自分のやりたいことを実現するためには家族と合意形成を取ること、家族単位でキャリアについて話し合うことが必要だと言います。

<家族のビジョン・ミッション・バリューを決める>
会社には大勢の社員が同じ方向を向き、一致団結して目標を達成するために「ビジョン・ミッション・バリュー」があると思います。これがあることで、自分たちの仕事は誰にどんな価値を届けるためにあるのかなどが明確になり、仕事できついことがあっても頑張れたりします。
それと同じで、家族にも「ビジョン・ミッション・バリュー」が必要です。夫婦と言っても、元は血の繋がっていない他人同士。それは会社という組織と同じです。家族で、今後どんな家庭を築いていきたいのかという方向性とそのために守るべきことを話し合うことで、個人ではなく家族のために最適な意思決定ができるようになります。


<ファミリーキャリア>
独身であれば自分の職業人生だけ考えていればよく、生活さえできていれば誰にも迷惑はかかりませんでした。しかし、結婚し家族ができると、自分のキャリアの選択は夫、子供の生き方にも関わる自分勝手に決められない問題になります。

夫はとにかく昇進を目標に多忙な会社員生活を行い、育児は妻に任せきり。妻も本当は仕事に軸足を置いてキャリアを築きたいと考えているが、夫が仕事で忙しいので、それが叶わない。などどちらかが我慢しなければならないという構図が今でも当たり前な日本。このような状態が恒常化してしまうと、夫婦間家族内に取り返しのつかない亀裂を生むことになるかもしれません。

そこでワーママはるさんが提唱するファミリーキャリアとは「夫婦は家族という会社の共同経営者である」という考え方です。中長期経営計画を立てるかのように、中長期目線でお互いのキャリアのアクセルの踏みどころを調整して、家族を運営していくことです。

例えば、この1〜2年は夫が昇進がかかっている大切な時期なので、仕事中心の生活をする。その間妻は家事育児中心の生活にはなるが、夫が昇進をはたしたら今度は妻が仕事にアクセルを踏むなど交替型のキャリアにするなどと決める家族もあるでしょう。

夫の転職・異動・転勤の影響を受けないように、妻ははじめからフリーランスでいつでもどこでも働けるスキルを身につけるなどのリード・キャリアも考えられます。(※詳細が知りたい方は書籍へ)

私はこの本を読んで、このリード・キャリアの方向性が向いているかもと思っています。二つのことを同時にこなすことが苦手なので、子育てをしっかりやり切れるように家からでも仕事ができる、自由が効きやすい状態を作りたいです。

これがきっかけで、独身のうちから結婚以降のキャリア、生活を考えるきっかけになったので、今フリーランスで生きられる状態にするにはどうすれば良いかを考え、行動しようという決意ができました。

この「ライフシフト習慣術」は男性にも、マネージャークラスの方々にも読んでいただきたい1冊です。


2.虫育児会社員ワーママかおさん「聴くだけでレベルアップラジオ」

2人目は虫育児会社員ワーママかおさんです。この方はpodcastでの毎日配信の功績を認められて通過率3%と言われるVoicyパーソナリティーになった継続と努力の達人です。

かおさんのVoicyは爽やかで落ち着きのある低音ボイスで、朝眠い目をスッキリと目覚めさせてくれる、私の朝の身支度のお共です。

■虫育児会社員ワーママかおさん 紹介
IT企業のフルタイム会社員かつ8歳のお子さんを持つシングルマザー。普通の毎日をもっと楽しく」を合言葉に、ネガティブからポジティブに変わった後天的ポジティブ思考や日々のチャレンジからの気づき、育児について発信されています。息子さんが虫博士で、虫取りや虫の研究をする中で賢くなっていった経験から虫育児という独自の教育メソッドを提唱されています。

かおさんから感銘を受けていることは、シングルマザーということを忘れてしまうほどのバイタリティとポジティブさで、育児とフルタイムの会社員、発信活動の3つを両立されていることです。

私は一人暮らしなので、仕事以外の時間は自分のことだけ考えていればよく、全て自分だけのために時間を使う事が容易です。それなのに、仕事終わりはついだらだらYoutubeを見てしまったり、ベッドから動かずゴロゴロしてそのまま寝てしまったりと時間を無駄に過ごしてしまうことが多々あります。

そんな生活をしていた時に、流し聴きしていたVoicyで惹きつけられたのがかおさんです。ほぼ冒頭の自己紹介は覚えてしまったほど、印象的な始まり方だったので。虫育児会社員ってなんやねんと。(虫育児についてはぜひかおさんのVoicyを実際に聞かれてみて下さい!週に1回は虫育児について話されています)

シングルマザーだから、フルタイム会社員だからということを後ろ盾として使うことなく、それぞれをやり切った上で、唯一ひとりになれる2時間ほどでVoicyでの発信活動をされていらっしゃいます。「何をやるか、やりたいかが決まっているから、それをやることに忙しいんだ」と8/23の放送でおっしゃっていて、自分がいかにぼーっと生きていてメリハリのない生活を送っていたのかと省みる事ができました(チコちゃんに怒られた気持ち)。寝る前に明日起きたら何を勉強するかを決めて、起きる時間と共に強く思って寝ると5時半にスッキリ目が覚めて3分後には勉強にい取り掛かれるようになりました。かおさんには密かに大感謝です・・・

かおさんが出されている「頭の良さと心の強さが育つ すごい虫育児」という本も良かったらチェックしてみてください!2021年9月時点でKimdle Unlimited対象です。


最後に

私の職場にもワーママさんが多くいらっしゃり、最近特に増えました。その中で、ワーママだから、時短だから、復職したばかりだから新しいことは頼めないなどと、周りの社員が仕事を依頼しづらかったり、ご本人がどういった仕事をしていきたいのかがわからなかったりして、関わりづらさを感じている社員が多いことに気づきました。これはワーママさんにとっても、働きづらさにつながってしまうと思いました。このような職場環境を改善していくために、「自分以外の人について分かろうとすることの大切さ」をひしひしと感じました。ワーママさんに限らず、自分以外の他人を知ろうとする努力を続けていきたいと思います。

最後まで読んでくださり、ありがとうございました!この投稿がためになったという方がおられましたら、いいね!してくださると嬉しいです♪

もしよろしければサポートいただけると嬉しいです…!noteの執筆の題材となる書籍の購入などに充てさせていただきます。