見出し画像

扁桃腺摘出手術体験記<手術当日>

私が20代のうちに絶対にやりたかったこと それは・・・

扁 桃 腺 摘 出 手 術 ! ! !(のどち○この両横にあるリンパのコブ)

はい、私は今から10年ほど前のハタチの頃、人生で一番最初の人生の病み期というかどん底というか、地獄というかそんな時期を過ごしたことがありまして、そのストレスから突然 EBウィルス というやつにかかりました。
その際に扁桃腺が呼吸もできないほどに爆発的に腫れ、白苔がびっしりつき、熱は40度が数日続きました。腫れにより気管が塞がり呼吸ができないし水も飲めない。扁桃腺が腫れるのは人生で初めてで、白苔のついたその姿を見た時は本当にびっくりしました。グロいなんてもんじゃないです。その時の痛み、苦しみは未だに人生で辛かったこと不動の1位を飾っています。

その病気はなんとか時間をかけて回復していったのですがね。
それからというもの、過度なストレスや疲労、喉を酷使すると定期的に扁桃腺が腫れるようになってしまったんです!!

絶対あの時がトリガーなってるやん!!!^_^

この10年間、年に数回(最後の方は月2回!!)扁桃腺炎によって時間を無駄にし、時には仕事や大事な約束で信用を失って、悔しい思いをしてきました。

30歳を目前にし、不意にニートなり時間を持て余した私は、今しかない!!!と摘出手術を受けることを決意しました。この煩わしい憎きキ○タマを喉につけたまま、30代になりたくなかった( T_T )
(本当は数年前にもやろうと思っていたのですが、コロナの影響で大学病院がそういった手術を中止していた時期と重なってしまいました)

〜手術当日〜

手術の前日朝から入院をしまして、前日夜21時から禁食
当日朝8時から水分も禁止となりました。

ちなみに前日のご飯はこちら
(※お箸やスプーンなどは自分で用意します。私は入院レンタルのサービス品でもらいました)

昼食
夕食

術後はおそらく身体に色んな機械がついていて、身動きが取れないと思うので、手術前には排便排尿は出し切っておいた方がいいです。私の場合はカテーテルなかったです!!

午前11時より手術予定でしたので、歩いてオペ室のナースステーションへ。
担当の看護師さん達から軽く問診を受けます。その中の若い可愛い子が手を振ってくれました。
彼女は前日に術前の説明に来てくれた看護師さんでした。その時『明日この顔いたら覚えててくださいね』と声をかけてくれていました。
”知っている人がいるんだよ”という安心感ですね。ホスピタリティを感じましたし、一瞬緊張も解けて有り難かったです。

そして自分のオペ室に向かいます。
1、2、3、、、というふうに扉が並んでおり、その小窓からなんらかの
手術をしている風景がチラッと見えてしまいます。
余裕な感じでやってきたのに一気にぎゅっと身が引き締まります。

その後オペのベッドに座り、広げたタオルで目隠しされた状態で下着を全部外し、オペ着を着て横になりました。マスクの上から酸素マスクをして呼吸するように言われます。
その後すぐに記憶がないです。

『・・・〇〇さ〜ん終わりましたよ〜』の声でぼんやり目を覚まし、
目の真上に瓶に入った扁桃腺ちゃんたちをふりふりして見せられました。
ほぼ覚えてないけど、『ちょっ!!近っっ!!ギャ!!』と思った記憶はある。
多分麻酔後で視界がぼやけてるから近くで見せてくれたんだね( ◠‿◠ )
その後すぐまた記憶が落ちました。

気づくと病室ベッドで酸素マスクやら心電図つけて寝てました。
いっいつの間に…着替えもさせてもらってる…(恥)

ここからが地獄の始まりです。
口の中にネバネバの滲出液+真っ赤な出血が大量に溜まり窒息しそうになる。吐き出すように言われるんだけど、酸素マスクをずらしながら吐いても吐いても、すぐ溜まる…溺れそうになって、本当に治療合ってる?絶対タヒぬ人いるでしょ…と不安になりまくります。

舐めてた。完全に舐めてた。
術直後にそんなに痛くないって言っていたYouTubeを過信してしまった。

全身麻酔後で微熱があることもありこの日は1日朦朧として記憶はあまりありませんが、窒息しそうになるため続けて寝ることもできずで、
夜は1時間に2,3回は起きてました。酸素マスクはこの日のうちに取れましたので、横向きに寝てました。上に向くと溺れそうになります。

ちなみにですが唾や痰、血の混ざった憎いやつはしばらく続くので、ティッシュは軽く4箱は使いましたのでご参考までに^^

この日は点滴で絶食でした。

術後1日目へと続きます_φ(・_・

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?