『映え』とはなにか 〜ビジネス用のSNS運用で意識するポイントとの違い〜
映えとはなんなのでしょうか?
実は映えにはさまざまな要素が隠れています。
映え=SNS上などでユーザーの興味をひく投稿
では何がユーザーの興味を引くのでしょうか?
代表的なユーザーの反応から考えてみましょう。
代表的なユーザーの反応
行ってみたい!やってみたい!
可愛い!こんなふうになりたい!
自分もこれ投稿したら反応もらえるかな?
ユーザーの反応の共通点はなんだと思いますか?
全ての反応に羨ましい、憧れの感情が含まれていると思います。
映えというものは自分自身の感情ではなく、他者を対象にしており他者がもつ羨ましいや憧れの感情が自分自身の自己肯定感やその他の利益に繋がっているのです。
羨ましい、憧れといった感情を誘発しなくてはいけない分、最新のものが映えやすい傾向があります。つまり、映えというものは流行とともに恐ろしい速度で変わっていくということです。
そして、一般的に使われる映えでは数人の興味をひくのではなく、より多くのユーザーの興味を引く確率が高いものを指します。
例えば、高級だけど見た目の悪い食べ物があったとします。
それをSNSに載せた時のユーザーの反応はどうでしょうか?
気づいている人であれば『あ、ここ有名なところだ!私もいきたい!』と思うでしょう。しかし、気づかなければ『見栄え悪いのになんでこれ載せたんだろ』となると思います。
この場合ユーザーの興味をひく確率が高いとは言えないので、映えと言っていいのかを考えると微妙だと思います。
つまりパッとみてすぐに興味を持つ人数が多いかどうかも映えという言葉の意味には隠れています。
実は映えとはさまざまな要素が入っており、言語化をしていないながらも無意識のうちにこれは反応がもらえるのかということを瞬時に判断し、映えという単語を使っているのです。
ここまで一般的に使われる映えという単語の意味を説明してきましたが、ビジネスやブランディングの一環としてSNSを使う時に意識するポイントとしては一般的な映えとは多少の違いがあります。
ビジネスやブランディングの一環としてSNSを使用するとき、ターゲットは絞ることが多いことでしょう。
それぞれが他者にどう思われたいのか、ターゲットがどんな層なのかによっても意識するポイントは違います。
一般的に使われる映えの対象が全員であるのに対して、投稿する際にはターゲット層が存在することでそのターゲット層には反応がもらえていてもそのターゲット層以外には反応がもらえないという可能性もあります。ここが一般的な映えという単語の意味と違う点です。
自分達のターゲット層により届かせるためには何をすればいいのかを深く考えてみることが必要なため一般的な映えという単語には当てはまらなくなることもしばしばあります。
逆に、ターゲット層が明確な状態で一般的な映えを元にSNSを運用するとその投稿が届くユーザーがバラけてしまい届けたいユーザーに届かなくなってしまう可能性があります。
まとめ
今回は『映え』という単語の一般的な意味から説明しましたが、いかがでしたか?
映えという言葉について、深く考えたことのなかった人も多いのではないでしょうか。
一般的な映えがターゲットを広くとった意味であるのに対して、ビジネスでSNSを使用する際にはターゲット層が存在します。その場合、一般的な映えというものが通用しなくなることがあるので気をつけましょう。
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株式会社エイチジェイ SNSマーケティング事業部 富安優斗
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