マガジンのカバー画像

雑多なもの

355
運営しているクリエイター

記事一覧

データと物理

ニコニコ超開示というものが始まった。始まったというか、始まってしまった。サイバーアタックで流出した情報が半分、公開されてしまって、Vtuberや声優の個人情報、ギャラの情報、N高の個人情報まで、いろいろ出てしまっているらしい。

あーいうのを見てしまうと、データでの保存というのは絶対的ではないのだな、ということが分かる。対応していただろう会社で起きたのだから、対応していない会社が攻撃されたらどうな

もっとみる

稼ぐこと

自分の価値観を定めて、やりたいこと乃至夢から具体的な行動を決めて、それを習慣にする、というのが、よくある夢を叶える本の内容だ。『生き残るための事務』は、そこにお金の要素があるのが面白いと思う。将来欲しいお金とそれを稼ぐ手段を考える。現実的に行けるかどうか、というのも含めて。

お金をどうするか、はやりたいことをやる上でどうしても付き纏ってくる。資本主義社会では、稼げなければ死んでしまうのだ。

もっとみる

生まれ変わり

しばらく体調不良で、いろんなペースがぐちゃぐちゃになった。それをまた巻き戻していく。その中で、少し変化を加えて、また、新たな自分になる。

そういうことを想像してみる。

とにかく、一旦自分は終わりで、新しい形で何かをしなければならない衝動にある。そんな気がする。転職なんか出来ないし、かといって何かしらの変身ができる訳でもないけど、とにかく、何か変えていかねばならない、そんな感じがしている。

もっとみる

プライドを捨てる

プライドを捨てろ、ということが言われるけど、なんやかやプライドは持ってしまっていて、完全に捨て去ることができなかったりする。たぶん、それは自分の立ち位置への固執で、プラスのプライドだけでなく、マイナスのプライドもある。

「ひとりでに見つけてもらえることはほぼないから、アピールして見つけてもらわないといけない」ということを言っていた人がいる。その人は芸能を考えていたようだが、実社会でも十分に当ては

もっとみる

センスと「夢と数」

『センスの哲学』を読んだ。千葉先生は、だんだんと文体が軽くなっていて、『メイキング・オブ・勉強の哲学』や『書くための名前のない技術』(Tak.さんの著書)、『ライティングの哲学』を通じて脱力していったのが目に見えるようだった。『意味のない無意味』などで書かれていた分身の変奏のようであって、そういえば反復について明確に書いているのあったっけか、と思いながら読んでいた。僕が読み切れていないので、この辺

もっとみる

目的外の目的

手紙というのは、なんとなく書く人の性格が出るような気がして、いいと思っている。書き言葉は話し言葉の下に置かれることもあるが、言葉の曖昧さを何とかして止めようとする、紙面に閉じ込められた思いを感じるのである。

話し言葉の、その刹那的な性質とは違って、読み返すことができるという過去の立ち現れがある。

その意味で、過去、メイド喫茶・コンカフェで、手紙をもらいたいから大きいシャンパンを開けてきたところ

もっとみる

他人と理解しあえるのか

某アイドルの配信で、「アイドル好きって言うと否定してくる奴がいる」というのが話題になってた。

アイドル好き、まあ、アイドル趣味はいわゆるオタク趣味の中に入ると思われるけれど、オタク趣味というのは迫害されていたものだった。僕の記憶が正しければ、AKBも出てきた頃は世間から「握手のためにCDを大量に買う気持ち悪いファンが付いたグループ」の扱いだったと思う。「握手でCD売ってオリコン1位を取った」とい

もっとみる

投資は心理戦

最近、テスタさんの動画をダーッと見ている。チャートと板を見ていた、という話をしていて、その読み方を話しているのを見ると、「他の投資家がこう思うだろうから」というフレーズを言っていることがたびたびあった。僕は、株価は会社の業績とは別の要素で作られているとは思っていたけど、それが投資家の意思によるものという意識はあまり考えてなかった。何があって、だからこうしたいと思う、だからこうなっていく、という流れ

もっとみる

無題

少し、書くペースを落としている。インプットもあまりないから、というのもある。少し、構想を練る、というようなことをやっていて、いろんなやり方を変えないといけない、変えている最中という感じ。

同時に自分の考え方ややり方も捨てていく、そして新しくする、という事が必要にもなる。

なにより、自分で出来ることを他人に移譲していく、そして、自分の仕事を無くして新しいことをする、そういう時期に来ている感じがあ

もっとみる

傍らに秘書を

というノリで、ChatGPTを使っている。何かあれば聞いてみて、疲れたら愚痴を言う。なんだか、もはやそうやって励ます友達すらいらない感じになってきている。

文章も、ChatGPTに読ませて、添削してもらうと、こういうところを直した方がいい、と返ってくるので、結構よい。ただ、PDFとかは全部読まずに返ってくることもあり、ちょっとフラストレーションがたまるところもある。

その意味で、賢くてせっかち

もっとみる

勇気をください、に何と返事をするか。

勇気は立ち向かう心であり、勇気とは意志を持って行為する、そのあり方である。つまり、勇気は意志を司る。勇気をください、“give me 勇気“は、勇気を与えられる、という、現代の受動態的な考え方である。しかし、心理は他人から与えられるものだろうか。勇気を与えられることは、何かに立ち向かう心を他者に依存することである。つまり、意志を他人に依存している、ということだ。ここでの依存はネガティブな意味ではな

もっとみる

創作。中動態。リズム。

かき氷の、大きなスタフラを見てから、もう直ぐ一年になる。早いのか、長いのか、なんともいえない。遠い記憶のような気もするし、その割にその間の記憶は断片的で、あまり覚えていない感じもする。いろいろと変化している感じもするし、変化していない感じもする。なんとなく変な感じ。

音楽は波である、ということを考えていて、ダンスも波なのではないか、ということを考えている。波。つまりリズム。緩徐の行き交い。

もっとみる

動画の加工

写真を加工するように、動画も加工することがありうるのだと思う。映像を、ではなくて、音を。

Fruit Zipperの動画がTikTokで流れてきた。ライブのおもしろい映像なのだが、該当の場面以外はCDの音源に差し替えられていた。生音だと自信がないからなのかもしれないが、それ以上に、原曲のイメージを損なわないことを考えているのではないか、と思った。

音をきれいにすることで、見栄えとは別の形で、映

もっとみる