プライドを捨てる

プライドを捨てろ、ということが言われるけど、なんやかやプライドは持ってしまっていて、完全に捨て去ることができなかったりする。たぶん、それは自分の立ち位置への固執で、プラスのプライドだけでなく、マイナスのプライドもある。

「ひとりでに見つけてもらえることはほぼないから、アピールして見つけてもらわないといけない」ということを言っていた人がいる。その人は芸能を考えていたようだが、実社会でも十分に当てはまる話なのではないか。成果を上げた、ということを分かりやすい形で他人にアピールすることは、承認欲求のようでプライドが高いようでもあるが、自分を特別な存在とせずに、他者へ宣伝できる、という別の意味でのプライドのなさでもある。

自分の殻に閉じこもらないこと、と言い換えてもいいのかもしれない。自分を守るために籠城するのではなく、曝け出す。自分ではなさ。そこにプライドを捨てた姿があるのではないか。

我執を捨てる、そこにつながっている感じもしないでもない。

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私の個人的な身辺雑記

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