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読み解く健康ニュースNo.4(婚姻と寿命)

こんばんは、看護師+アロマセラピストのyukinaです。
先日、コーヒー豆についていろいろ論文を調べていた時に、見つけた研究が本日のテーマ「婚姻と寿命」。

寿命はそれぞれ天命だと思っていましたが、それだけではないということに驚いた内容でした。やはり生活してどのように生きていくか、寿命に反映されるんですね。まだ続いている研究の途中報告のようですが、とても興味深かった為、調べてみました。こちらの図をごらんください。


既婚男性を1.0とした時に比べて、未婚&別居グループは、どの病気での死亡リスクも高いという結果。そして、

既婚の男性にくらべて未婚の男性の死亡リスクが1.62倍になっています。こちらの研究者様は、未婚男性の場合、社会的支援や心理的な健康状況が良くないことを原因としているようです。確かに年齢を重ねていって、無条件で注意してくれたり、心配してくれる人がいるって大きいですよね。
こちらの研究では既婚、未婚、別居、離婚、死別と分けて経過を追っていて、【未婚】と【別居、離婚、死別】の2つで比べてみてみると。誰かと生活をしていた経験がある為か、死亡リスクも少し下がっているのです。体を労わるという習慣が身についているのかもしれませんね。

普段気にしていても、それが本当に正解かどうか成果がわかりずらい健康習慣。このように数値でみてみると「頑張ってて正解!」と思えるかもしれません。生活習慣、特に食生活。改めて大切だなと思いました。

またこちらの研究で女性は、特に変化がみられなかったとされています。平均寿命は延びていますがリスクには反映されていないようです。

アジアでの研究のため、まだ女性に負担が多い、アジア圏の社会的背景も反映されていそうです。また出産の高齢化による体力の消耗も関係あるのかもと思って読んでいました。またニュースなどで時折聞くことも多い、合計特殊出生率。

合計特殊出生率 1人の女性が生涯のうちに産む子どもの数の平均。15~49歳の女性が産んだ子どもの数を、それぞれの年齢別の人口で割って合算する。専門家によって用法に違いはあるが、1.5未満が「超少子化」とされ、1.3未満はさらに深刻な区分となる。

日本経済新聞 https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA032RT0T00C22A6000000/

日本の合計特殊出生率は2023年で1.26。お隣の韓国では同年7.0。経済力があれば結婚の必要がないのでは?という未婚ではなく「非婚」の考えがある国。こちらの数値が低く、少子化が一気に進んでいるそうです。

日本では既婚女性より未婚女性の方が長生きするという考え方も出てきています。

東洋医学では寿命に関することは冬やストレスに関する「腎」の部分が関わります。生まれ持った「腎」と生きている途中に食べ物などで補う「腎」の2種類があり、これが尽きると生涯を終えるとされています。

私は自分の最大の味方は自分だと思っています。
それだけで十分な場合もあれば、パートナーに救われる場合もある。
自分がどのような選択をしたとしても、それがベストだと思って過ごすことが一番なのかなと思います。孤独のストレスでも対人のストレスでも「腎」は減るので(笑)結局は自分次第だなと、今回いろいろ調べていてたどり着きました(笑)本日もお読みいただき、ありがとうございました!yukina

セラピストが読んだ研究、記事はこちら


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