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一日で一番無駄な時間とは?

 自分の波と世の中の波が絶え間なく移ろっていく中で、過ぎ去った波が二度と戻らないことを人はしばしば感じる事があります。

 例えば、2人の男女が狂おしい位の馬鹿になり好きあってお互いを求める瞬間があったとしても、片方の波が過ぎ去るだけで、その時間は二度と訪れなかったりする。
 
 例えば、激しい怒りの感情を煮えたぎらせて何処にもぶつける事なく我慢することが出来れば(そういえば僕は怒りを人にぶつける事がないな)、翌日、そういえば怒っていたが、どうしてあんなに怒ったんだろう?と感情の再現が出来なかったり(俳優なら別だろうが)する。

 世の中の波だと、高騰する前の株価のポジションだったり、しばらく雨が降らなかった海の透明度だったり、連日の休業前や倒産前に遊びに行けなかった場所、平日の昼間、品物がたくさん並んでるスーパーマーケット、品物が売り切れて粗末なものしか並んでいないスーパーマーケット。値動きの激しいマスク、いつでも、手に入ったのに手に入らなくなったNintendo Switch、季節によって変わる旬の食材、見頃が2〜3日も続かない桜。

 テレビが映し出すのは、すべて、過ぎ去った波の事ばかり(天気予報は別ですが)。
 自分が思いだす過去の思い出しも全て過ぎ去った波や旬の事ばかり。悔しい事も、楽しい事も、嬉しい事も。

 70億人の生活している地球において、天災や人災で後退する事はあるけれども、常に進歩を目指している人類の、その最先端を生きているあなたが、もし、過ぎ去った波を振り返って、

 「あぁ、しんどいなぁ」とか、「楽しかったなぁ」など、ウダウダとしているのであれば、過去の波から何かを学習して、次の世の中の波を捉えようとする気概や、畝っている自分の波を沈める努力をした方が良いと僕は思いますね。

おわり。

(偉そうに言うけど自分が一番振り返っているんじゃね?)
(うん。しかも、ただ思いだすだけだったから学習もしてなかった)
(本当に駄目じゃん)

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