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ミモザ鑑賞と絵本『ミモザ』ご紹介

札幌百合が原公園の温室のミモザが満開

との情報をキャッチして、これはぜひ見なくては!と行ってきました。
百合が原公園のブログでも写真を見ることができます。

ミモザ、見頃を迎えました!!(百合が原緑のセンター開花情報2月6日) | 百合が原公園 (yuri-park.jp)

なんと6mもあるミモザの大木!ものすごくビックリしました。
ミモザの木ってこんなに大きくなるのですね。

手前には柑橘も実っています。
自然の不思議を感じる美しさ

とにかく可愛らしく元気が出てくるミモザ。国際女性Dayも近づき、テンションが上がります。
ここ数年国際女性Dayにちなんだ絵本イベントを個人的に開催していましたが今年はあるイベントに参加させていただく予定。リリースしたらそれはまたお知らせいたします。

さて、ミモザの絵本を1冊ご紹介します。

『ミモザ 107歳ピアニスト照子さんのストーリー』 文:黒川由紀子 絵:Dasha Mussienko 木楽舎 2020年4月

時々、何のために生きているのか
わからなくなることがある
役に立たない 役に時立たない
でもそれじゃ神様に申し訳ない
だめだめ、考え方を変える
頭を横にふって「幸せ」って思う
「幸せ」って思った方が得

この絵本は日本語と英語で綴られた42 ページの大人向けの絵本です。大正・昭和・平成・令和の時代を生きている照子さん。夫を戦争で失い、再婚した夫を病気で失い、以前のようにピアノを弾くことができない。手が思うように動かない、歩くことがままならない、一人で出かけることができない。それらのことと果敢に向き合い、辛さを乗りこえ、「幸せ!」とつぶやく照子さんのストーリーを、臨床心理士の黒川由紀子先生と東京を拠点に活動するロシア人のイラストレーターが1 冊の本に綴りました。

(木楽舎HPより引用)

 実在のピアニスト長谷川照子さんの人生を描いた絵本です。英語の表記もあるバイリンガル絵本になっています。

絵は全てモノクロ、一人の女性が生き抜いた人生の重みを感じる一冊。

 この絵本を読んだ方と語ってみたいこと。それはタイトルの『ミモザ』についてです。お話の中にミモザはひとこと出てくるだけなんです。他の花の名前も出てきます。けれどタイトルは『ミモザ』。どうしてミモザだけが特別なのかしら・・・と考える。

照子さんが好きだったのかな・・・。花言葉とかかな・・・。それともやはり国際女性Dayにつなげて??そんな風に考えてみるのも楽しいひとときです。

ミモザだけではなくアザレアも満開!

目にも鮮やかな花々。ものすごくたくさんの種類があって圧倒されました。

外は雪景色。眩しい色。
こんなにずらっと並んでいます。


珍しい種類のパンジーやビオラ

ミモザと共に心惹かれたのはパンジーやビオラ。

花弁がフリルのようになっていたり、なんとも言えないスモーキーでおしゃれな色合い。あまりに美しくてため息・・。絵画のよう。

この寄せ植えのセンスがとても素晴らしい。実ものやハボタンを合わせてとっても素敵。販売もしていました。珍しい品種はちょっとお高めですがその価値はありますね。飽きずに眺めていられます。


奥の温室では「福寿草と雪割草展」




なんと素朴で可憐な・・・。小さな、小さな雪割草。アザレアやビオラのような華やかさはなくても胸がキュンとするような清潔な美しさでした。

『世界に一つだけの花』という歌がありましたが、本当にその通り。どんな花もそれぞれに美しく素晴らしい。比較する必要などないのだとつくづく感じたのでした。




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