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周囲への相談【前編】 - 誰に相談するかが大事 -

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今回は退職を決める際のエピソードの続きです。

前回と前々回で帰国の辞令をもらったことをきっかけに退職しようと思っていましたが、ただこれが正しいのかどうか分かりませんでした。(前回、前々回の記事はこちら)

退職を決める前にやったこと - スキルを磨いたのはこの日のためだった!?
40歳で退職を考えた背景 - 40代が一番面白い(はず) -

それって感情的になってるだけでは?

不本意な事例をもらって辞める、ただ次何やるか転職先もまだ決まってない(とりあえずイギリスの語学学校でも行くかなぁくらいに思ってた)って、
それって感情的じゃない?

落ち着いて考えて辞めようと思ってるけど、落ち着いてるつもりじゃない?
何度も何度も落ち着いて考えて決断しようと思っても、この不安が拭えることはありませんでした。

いつまで経っても解決しないので、色んな人に相談することに決めました。

誰に相談するか

相談する上で”誰に相談するか”というのが非常に大事だと思っていました。
当時、誰に相談するかの選ぶにあたって、大きく以下の2つの基準を持っていました。

  • 同じ会社の人には相談しない

  • ある程度どんな意見をもらえそうか予測して、賛成意見、反対意見どちらも聞くようにする

同じ会社の人には相談しない

  • 正直会社に対して不信感でいっぱいだったのと、変に相談すると情報がどう出回るか分からないし相談したら筒抜けになるのではと強く警戒してました笑

  • それに同僚や先輩は入行からずっと働いてきた人がほとんどで、一度は転職を考えることもあったけど働き続けていると決めて働いているはず。それなのに転職を勧めることはその人自身の判断の否定でもあるので退職を止めてくるはず

なので同じ会社の人に相談するのは辞めました。厳密にいうとロンドンの現地採用の人で転職を繰り返していた人がいたので、その人には相談しましたが。
私が恵まれていたのは、一時期銀行子会社で勤務していたことでした。当時の部署には転職して入ってきたり、辞めて行ったり、人の入れ替えが非常に多かったので、その時の同僚・先輩はフラットに自分の意見を言ってくれるはずだと、意見に対して信頼できる人が多かったことです。
あと退職ということに対して強く不安を感じていたので、退職経験のある方に不安を感じたか、感じていたらどのように退職したかを聞いてみたかったのもあります。
そう言う意味では学生時代の友人に相談するのはおすすめです。経歴や価値観がバラバラになると思うし、本当にフラットに意見を言ってくれると思うからです。

賛成意見、反対意見どちらも聞けるようにする

自分の背中を押してくれる、気持ちいい意見だけを聞いても仕方ないよなーと思って、何か反対のことを言いそうだなとか、どんなアドバイスをするか読めないなと思う人に相談しました。その中に自分が思ってなかったような新たな気づきがあると思ったからです。


相談の結果

それでピックアップした10人前後に、1人1時間ほど時間をもらってZoomしました。
結果としてはざっくりいうと


相談結果

という感じでした。

辞めてもいいけど転職先が決まってから辞めるべし、と言うググっても出てくるこのアドバイスが7割を占め、完全に賛同してくれた人は1割でした。

相談することの意義

相談していくうちに、相談には他の人の意見を聞くということ以外にもう1つ大きな意味があることに気づきました。
それは自分の考えを整理できるということです。

相談する時に、相手に最初に、自分の置かれている状況やなぜ自分が辞めたいと思っているか、辞めてどうしたいのか、を相手にわかりやすく説明するのですが、10回も話していくうちに、もっと相手に伝わるようにこの順番で話そうとか、この部分は要らなかったなとか、自分の思いがどんどんと洗練されていくことに気づきました。

そして相手から思わぬ質問を受けることも。
一度「なんでイギリスがそんなにいいの?日本もいいとこだよ?」と聞かれました。
正直今でもこの質問に明確には答えられないですし「そこはポイントじゃないんだよな」と思いつつ、「でも他の人からはイギリスが好きで会社辞めて残りたいと思われるのか」と、他人から自分の判断がどう思われるかを知る良い機会になりました。これも相談して気づいたことの

次回は「反対意見が9割だったのになぜ辞めることにしたのか」と、決断を振り返って気づいたことを書きたいと思います。

その前に英語の方を書くかもしれません。
続きはまた次回。
See you soon…

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