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40歳で退職を考えた背景 - 40代が一番面白い(はず) -

こんばんは。自己紹介を含めれば3回目の投稿です。

ロンドンの冬は曇天続きで夜が長くで気分が暗くなりがちなのですが、最近やっと晴れの日が増え、だんだん昼も長くなってきて、春が近づいてきたな、と感じます。



40歳で退職という考えが浮かんだ背景


前回、異動を受けてすぐに退職という2文字が頭に浮かんだ、ということに唐突感・論理の飛躍を覚えた人もいると思うので、もう少し詳細に。


私は10年以上銀行子会社で勤務していて、そこでの業務に面白さや、やりがいを感じていました。一方、英語があまり得意ではなく感じることがあり、英語ができることで業務の幅が広がったり、海外との取引ができる人のほうが評価される傾向にあるのを度々見て、いつかは海外での勤務経験を積みたいとずっと考え、TOEICの勉強を続けるなど準備を進めていました。


30代後半になり最後のチャンスと思い会社に希望を出したところ、今までの業務とは全く異なるものの、海外勤務の機会を得ることができました。


しかし、前回の通り、今までのキャリアを捨ててでも得た機会を1年強で無いものにされてと感じ、

  • それじゃ海外に来ずに日本で頑張ってたほうが良かったのではないか。

  • 海外に来た意味があまりないのでは、

と後悔というよりやるせなさに近い感情を抱きました。

また、一年で日本に帰国させるならそもそも出さなければ良いじゃん、と人事に対して少し怒りも湧いてきました。

組織と個人


ただ会社は組織なので個人の希望だけを通すわけにはいきません。個人がいくら希望しても空いているポストには限りがあるし、会社もここで頑張ってほしいという思いがあって、できる限り本人の希望を聞きつつ全体の最適化を考えて会社は人員配置している、というのは理解しています。


いざ自分がその立場に立たされるとやはり呆然としてしまったというのが正直なところです。

そして改めて、自分のキャリアにおいて会社で働くことのリスクを身をもって体感すると同時に、今後も定年まで自分がやりたくもない仕事をやり続ける可能性が高いのかと思いました。


40代って一番面白いはず


30歳後半になって、40歳になったら何しようと考えるたびに、40代って一番面白い時期なのでは思っていました。

学校を卒業して20年前後経過して、様々な部署や独立等を経験し、辛酸苦難を味わい、それを経て得た知識・ノウハウ・ネットワークを活用でき、それなりに権限を与えられ、ある程度自由に行動できるはず。それをこなすだけの体力もまだあるはずだと。

そんな中この異動に従って、

  • 50歳になって40代を振り返った時に、40代これで良かったと思えるのか(多分思えない可能性が高い)

  • それよりも退職して違う道を探したほうが、面白い40代だったと思えるのではないか

  • 一般的に転職は40歳までと言われるけど、まだできるはず。50代からシフトチェンジはもっと厳しい。チェンジするならラストチャンスかも

と思い、退職を考えるようになりました。


ちなみに多分50歳になったら50代が一番面白いはず、60歳になったら60代が一番面白いはず、と言ってる気がします笑

続きはまた次回。
See you soon…
#3 Keisei

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