飲み会を断わった

飲み会を断ること自体は珍しいことではない。

今回はネガティブな飲み会になることが分かりきってきたから適当な理由をつけて断わった。

2~3年前に辞めた元同僚たち3人が幹事の飲み会である。

近況報告もあるだろう。
しかし会社の悪口になることが大いに予想される飲み会だ。
みんな何かしら社長と揉めたから辞めた。
詰まる所、社長の悪口になる。

辞めた人たちから「まだあんな会社にいるのか」「早く辞めなよ」というようなマウントを取られるのも心外だし、会社の外から会社の悪口を聞くのもストレスになる。未だにうちの会社に執着してるのか、というような気持ちにもなる。

悪いところがいっぱいある会社だが、私は現在進行形でその会社にいる。

クラスのような部署で毎日何かしらあるが、それはもう私の生活の一部として捉え、前向きに仕事をして生きている。

私はほんの数時間だとしてもネガティブな場所には身を置きたくない。

そういう場所には最初から近づかないことが平穏でいられるコツだと思っている。

そして私はせっかく誘ってくれる数少ない知り合いと自ら疎遠になっていくのである。