snow--t

noteで、書き慣れてみることにします

snow--t

noteで、書き慣れてみることにします

最近の記事

  • 固定された記事

カキナーレ

『カキナーレ』という本を読んだ。 高校教師だった深谷純一氏が始めた、生徒たちが「書き慣れ」るための授業実践の集大成の本である。 「書きたい時に」「書きたい事を」「文体は自由」「ウソもいれてよい」等々、学校では考えられないような条件の下、作品は書かれる。できあがったものを読めば、編者も指摘するように、楽しんで書かれたことが、また心根にあるものも書き留められたことが分かる。 クラスメートや先生に伝わるように書くという、対友だちで使用するのとは違う書き方を模索する行為は、自分で書

    • 「ことば を つかえる」って、なに?

      子どものことばについて勉強中のsnow--tです。 「言語・文化的に多様な背景を持つ子どもたちが共に過ごせる保育を」というスライドの一部を、やさしい日本語(と英語)にしてみました。 なにぶん素人なので、訳し間違いは多くあると思います。 でも、一人でも多くの方に、子どものことばを育てることの意味を伝えることができたなら、子どもたちのつくる未来がよりよくなると思うので、あえてさせていただきました。 機械的な翻訳じゃないので、作業中は、いろいろ考えさせられました。子どもたちの

      • きかなくていい話

        コロナ禍となって、オンラインを使って学ぶ機会が増えた。すごい人たちの練り上げられた知識を、インターネットではあるが“その人”が直々に、素人でも分かるように伝えてもらえることすら普通にある世の中になったのだ。 しかし、そんなふうに得た知識には短所がある。どんなに素晴らしい情報であっても、そのままでは自分が使いこなせる状態にないことだ。聞き手の時間的・空間的な、また身体的な体系の中に、得たものを自らプロットする必要があるのだ。 だが、そのような困難も、デジタル世界の進化により、オ

        • 『テクノロジーは貧困を救わない』を読んで考えたこと

          先端技術をみんなに配ることさえできれば、人々は勝手に使いだして、やがては仕事もこなせるスキルを身につけ、最後にはバラ色の未来が待っている――。それは、私たちが信じたくなるストーリーです。 しかし、インドにおいて高度人材の育成現場に立ち会ってきた著者はこう言います。『テクノロジーは貧困を救わない』と。 著者がそう考えるに至った経緯や背景知識、また悪いシナリオ回避の方策を知りたければ、本を読んでいただくのが一番だと思います。 なので、このnoteでは、私がこの本を読んで「テクノ

        • 固定された記事

        カキナーレ

          本屋と図書館

          誰もが居られる本のある場のことに、今 私は関心があります。 そんな場所の代表格といえば、本屋や図書館でしょう。 でも、どうして二つとも あるんでしょうか。 そうですよね。そういったことには、理由=違いがあるからですよね。 有料か 無料か。 自分専用か みんなで使うか。 民間か 公共か。 新しい本が多いか 古い本が多いか。 いろいろと 考えつきます。 そんな中、私が一番大きいと考えているのは、置かれるのが「あると知ったら欲しくなる本」か「未来に役立つかもしれない本」か の

          本屋と図書館