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靖国超党派議連に「Z」の称号を|クレムリンの狂人#4

プーチンと同じ理論でヨーロッパに戦争を仕掛けたナチス・ドイツ、そして中国に戦争を仕掛けた大日本帝国。

特に2014年のクリミア併合から今回の侵略に至るまでの過程は、柳条湖事件から満州全土占領に至った大日本帝国を彷彿とさせます。

そんな明らかな侵略戦争を指導した戦犯たちを英霊として祀っている靖国神社へ、大勢の国会議員らが雁首揃えて参拝したのです。

参拝したのは、党を超えて靖国神社へ参拝する議員連盟の面々(いわば永田町の狂人)

かねてより、真珠湾攻撃を想起させる敵基地攻撃能力の保持を主張し続ける自民党や日本維新の会はもちろんですが、なんと驚くことに自民党の政敵立憲民主党の議員も議連に名を連ねています。

参拝について普段の主張から、自民党や日本維新の会は矛盾していないのですが、あれだけ敵基地攻撃能力を批判して止まない立憲民主党については矛盾も甚だしい。

そんなに自民党や維新とお近づきになりたいなら入党するか立憲民主党まるごと合流すればいいのです。

いずれにせよ、侵略戦争を美化する神社に参拝している時点で「Z」側の立場であることは明白。今すぐ議員バッジを外して、クレムリンに参拝し、そのまま帰国するなって思います。

一方、敵基地攻撃能力の保持すべきとの考えは非常に危険です。
安倍派を主とする自民党は、先制攻撃まで踏み込んでいます。
これって要するに、「攻撃を受けそうだ」との主観的判断で敵の基地を先制攻撃するってことです。
もちろん、日本だって戦争はしたくないはずですからより綿密な状況判断を重ねた上での最終的手段となるでしょうが、果たしていつまでも正常な判断ができるでしょうか。

この手の話は“正常な判断ができない”というミスは絶対に許されません。そのミス1つで全面戦争に突入し、かつての世界大戦に発展する恐れは十分にあります。

これだけ戦争の要である情報が発達した現代において、プーチンは判断ミスを犯したわけですから。
アメリカも同様です。大量破壊兵器の存在を口実に、イラクに侵攻したことで、憎悪感情を呼び起こし、撤退後は過激派がアメリカの同盟国各地でテロを起こし、多くの犠牲者を出しました。

今でも、過激派を根絶できず、常にテロを警戒しないといけない窮屈な社会が広がっています。

幸いにも、日本はウクライナに有効な守りを提供しているので、今回の靖国参拝にブチ切れていたとしてもゼレンスキー大統領は目を瞑ってくれるでしょう。

しかし、このようにタイムリーな矛盾を引き起こしていることは同じ日本人として非常に恥ずかしいです。

ましてやその矛盾を全力で支持する人たちはよりタチが悪い。モスクワまでの運賃が出せないならせめて平壌でいいです。
異国の地でメイクフレンズしてください。

おわり

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