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ブリ大根と、最近の自炊ルーティン

昨年3ℓの鍋を買って、そこに1週間分の味噌汁を作るようになりました。朝食として具無しを飲みますが、調理時には根菜を中心に野菜を鍋いっぱいまで入れて作り、夕餉ではそれが大事なおかずとなります。人参は必ず1本、他は大根が多いけれど蕪や牛蒡、蓮根など根菜類や、南瓜や里芋、葉物なら白菜、キャベツ、小松菜、ほうれん草を気紛れに。長ネギ、玉葱を入れたり入れなかったり、あとはインゲン他豆類、油揚げや豆腐、キノコ類で少なくとも3種類は使う。出汁はティーバッグに包まれた粉砕された天然の煮干しを2袋、煮出したところへ干した昆布と椎茸の戻し汁を少しずつ足します。その昆布や椎茸も刻ん具にする。あと生姜は絶対ですね。ジャコを常備しており、食べるときににひとつまみ蛋白源として、またワカメ、青さもひとつまみずつ足して出来上がりです。とにかく色んなものを一杯の椀でいただきます。調味料は醤油、みりん、酒を大さじ一杯ずつ下味に、味噌は1回に150g程度使い、味見して薄ければ塩で調節します。最高

仕事で忙しいとき、スーパーでお弁当や惣菜、寿司パックなどを買って帰ることも少なくなく、毎日料理するわけではありませんが、自炊ならメインに魚を焼くか煮るのが定番(作り置き)。家で肉は使いません。昨日はブリ大根を作ったので、備忘のために記しておきます。冬のご馳走

ブリは切り身とカマで6切れを1000円くらいで買ってきました。大根は小さめを丸1本。純粋な「ぶり大根」ならそれだけですが、自家用に牛蒡1本、生椎茸6個も一緒に煮ました。ご飯があって具沢山味噌汁があって、その一品があれば満たされるようにと。

ブリは塩を振って網の上に並べて10分以上置きます。600ccくらいの熱湯を回しかけ、少し冷めたところで水洗いするのが臭みを消すための下処理。皮を剥いて輪切りにした大根を大鍋の底に並べ、その上にブリを置きます。乱切りの牛蒡と足つきを取った生椎茸を丸のまま、細切りした生姜少々と共に入れます。味噌汁で使う椎茸汁(干し椎茸の戻し)、昆布汁も大さじ1ずつ、戻した昆布は1枚を細切りで散らして。

そこへ日本酒200cc、水600ccを入れると、ちょうどブリの厚み半分くらいまで浸かります。強火で沸騰させて灰汁を取ったらアルミホイルの落とし蓋をし、火を弱めて20分煮ました。次に味を入れていきます。

きび砂糖を20g、本当は入れたくないんだけど、まぁ今回は美味しさを追求して使います。一応少なめで。味醂を大さじ2、本当はここでまた煮て、時を空けて醤油を入れるのですが、それを忘れてこのタイミングで入れちゃいました。大さじ5のうち4杯、残り1杯は最後の方で入れます。香り出しのため。

煮詰めているところ

味を行き渡らせたら、また落とし蓋で10分。ここで最後の醤油を回しかけてから落とし蓋無しで詰めます。鍋底に溜まってるくらいまで水分を飛ばしたら出来上がり、煮詰めには30分くらいかかったかも、で所要時間1時間ってところですかね。

できあがり

昼に作って夜食べましたが、味が染みて最高のできでした。特に牛蒡がうますぎて、入れて大正解。甘く煮た牛蒡を餅で包んだ和菓子「花びら餅」は正月に頂くものですが、今年は買えませんでした。この日の味噌汁は蕪とその葉、人参入りでしたので、1食で4種の根菜を十分に摂ることができました。客に出したいくらい美味しくて本当に幸せ。

昨日の夕食 ご飯は150g(押し麦入り)

厚めに剥いた大根の皮は葉と一緒にリンゴ酢、ポン酢などに浸けて香の物にします。

冷蔵庫で1日置けば美味しくなる(鷹の爪と柑橘の皮入り)


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