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人それぞれの想い




先日から界隈を賑わせているこの件。

私はこのコンテンツ自体に詳しい訳ではないので「難しいよなぁ…」と成り行きを見守るその他大勢の1人にすぎません。

会いに行かれた方、何かしたいと行動された方は素晴らしい。
でも「勝手に動いていいのか?」と立ち止まった人も間違ってない。
私はそう思います。
息の長い作品だからこそ膨大な数の登場人物がいて、余命宣告されたお子さんの貴重な時間が最大限希望通りに使われる形があれば最高。
でもそんな簡単じゃないでしょう。

私は子どもを産み育てた経験こそないですが

もし我が子が余命宣告されたらとても冷静ではいられないだろうなってくらいの想像力はあるつもりです。
子どものために何かできることはないかという気持ちはもちろん「一生懸命生きている我が子のことを誰かに知ってほしい」という想いも親御さんの中に生まれたのかもしれません。
しかしSNSは全世界に発信できるツール。
まだ幼い子どもさんのためにというたくさんの善意が最終的には争いを招いてしまった。
悲しい出来事だと思います。

繰り返しますが

直接会いに行かれた方や水面下で動かれている方の行動力は素晴らしい。
おそらく多忙の合間を縫ってなので大変だったこともあったはずです。
しかしスケジュールや個人的な考え方などの事情で動けなかった方だって悪人ではありません。
上記に記事を2つ貼り付けていますがどちらも読んでみてほしいです。
今回どちら側にも酷い声が届いているのを見かけます。
会いに行った(もしくは何らかの行動をした人)を称賛し、動かなかった方に「人の心がないのか」「〇〇さんは既に動いている。お前は何もしないのか?」と。
逆に行動を起こさなかった人達側に立って「軽率に動くな」「偽善」など。
病気のお子さんと親御さん、俳優さん達以外は私は部外者だと思っています。
部外者が熱くなりすぎた結果当事者を思いきり傷付ける結果になっていないか立ち止まって考えてほしいです。

以下ものすごく私的な意見となりますので有料設定とさせていただきます。
今回の件で傷付く方がこれ以上増えないことを願います。

私個人は


「余命宣告を受けた事実は本当に心が痛むし、親心もあるだろう。何かしてあげたいって立ち上がるのも人の温かい心。でもSNSで呼びかけて運良く応じてもらえた人を見て、こうすればヒーロが会いに来てくれるんだ!と思い込むのは危険だな」と感じています。

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