SNARK社員紹介#6 井上 夏子
こんにちは。SNARK Inc.です。引き続き社員紹介の6人目をお送りします。今回はこの連載の書き手でもある、人事、経理、それから新規事業のSLOWPを担当する井上 夏子です。よろしくお願いします!(聞き手:大嶋)
SNARKとの出会い
ー井上さんがSNARKと出会ったきっかけと入社について教えてください。
2008年に「ガレージフォトパーティ」という写真展が前橋であって、友人がそこに出展していて誘われて行ったら小阿瀬も出展者として居て知り合いました。その年が小阿瀬が独立したタイミングで、SNARKのロゴを見せてもらって、大文字の方がいいとかそんなことをよく話していましたね。その後私は一般企業に就職して、2012年に小阿瀬と入籍し、2015年に一度入社(法人化前のため正確には参画)して、転職を経て、2018年に再入社した形ですね。
デザインが身近にあった子ども時代
ー井上さんの子どもの頃の話を聞かせてください。
外遊びや工作が好きな子どもでした。当時はまだ実家のそばに田んぼがあったのでオタマジャクシを探したり、泥だんごを作ったりして遊んでいました。工作も毎日していたと思います。中学時代は部活のバレーボールと生徒会新聞の発行に情熱を注いでいました。その頃はジャーナリストや記者、編集者などになりたかったです。一方で、中二の職場体験学習ではインテリアデザイン事務所に行きました。父がグラフィックデザイン事務所をやっていた影響でデザインは身近にあり、とても好きだったので、進路はメディア系とデザイン系で揺れていました。
大学進学と就職活動
ー学生時代はどうでしたか?
地元の進学校を卒業して、大学は福祉住環境やユニバーサルデザインを学べる学部のデザイン学科に行きました。育ってきた環境で介護が身近にあったので、障がいのある人の暮らしを楽にするような機器のデザインが学びたいと思ったんです。当時の生活支援機器はなかなかデザインの良いものというかインクルーシブなものが少なかったと思います。だからそういうデザインについて学びたかったのと、身体に不自由がある方にとって使いやすいものって子どもや高齢の方も含めたあらゆる人にとって使いやすいのではないかなと感じていたので、そういうプロダクトデザイナーになりたいと考えていました。誰もが使いやすい包容力のあるプロダクトを作りたいという思いがありました。
ーそうだったんですね。就活はどうでしたか?
インハウスのプロダクトデザイナーになる道をまずは目指して、大手家電メーカーの最終選考(インターンという名の就職試験で5日間泊まり込みの合宿のようなもの)まで行ったこともありました。しかし、選考に来ていた他大学の人たちの才能と実力を目の当たりにし、自分はデザイナーになるよりもクリエイターの気持ちをもった上でその周辺のことに関わるのが向いているのかもしれないと感じました。
法人営業と経理を経て
ーそうだったんですね。その後はどうなりましたか?
デザイン職の後は総合職、企画職と職種を超えて沢山チャレンジしました。結果、品川の文房具メーカーの販売会社に総合職で入社し、販売店営業と、メーカー側に出向して別注品の企画をする部署で働きました。4年間勤めましたが、今も関係が継続している尊敬する方々との出会いがありました。
ーその後は?
2015年に一度SNARKに入りました。その時のスタッフは私含めて2人で。全員で3人でやっていました。半年ほど勤務してみて、もっと経験が必要だと感じたのと、憧れていたメディアに関わる仕事に携わりたいとも考えて、転職活動の末、大手の広告代理店に入社しました。未経験にも関わらず経理部に配属して頂き、同期や同僚に恵まれて、とても良い環境で働かせて頂きました。
ーそうだったんですね。その後は?
はい。その後、出産と職場復帰を経て生活環境が大きく変わり、群馬に帰って家を建てて子育てしたいなと思うようになりました。ちょうどSNARKが法人化したタイミングだったこともあって、2018年の1月にSNARKに再度入社し、その年の夏に群馬に帰郷し、高崎勤務となりました。
経理、人事、そしてSLOWP
ー再入社後はどうでしたか?
まずは経理として給与計算や支払いなどを担当しました。あとプレスも手探りでやっていましたね。大企業とのギャップで戸惑いもありましたが、とてもやりがいがあり、(今もではありますが)スタートアップの黎明期のような、「大変だけれども楽しい」という時期だったと思います。SNARKをスタートからずっと見ているので、元スタッフの大嶋と山田が他社を経験した上で取締役として入ってくれたのも心強く感じました。別の道に進んだ他の創業メンバーにもとても感謝しています。
ー感慨深いですね。今、代表として関わっている「SLOWP」はどんな感じですか?
2022年に立ち上がった新事業で、設計職以外の人間が中心になってチームを作ってコンセプトや企画を練りました。詳しくはこちらのインタビューや記事を見ていただければと思います。SLOWPで行うワークショップやイベント、子どもの遊び場を通じて、参加してくださった方や弊社だけではなく、地域や社会にとってもプラスの影響や共感が拡がって行くといいなと感じています。
ーSNARKの歴史ここにあり!ですね。今日はありがとうございました。
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