古道日陰道は日向薬師の参拝道 21.09.23_08:15
日向薬師の門前の日向の集落。
日向薬師への参道を日陰道と呼ぶらしい。
日向の集落も昔は日陰と呼ばれていたのではないかと個人的には勘ぐっているのだが・・・。
日陰というよりは、日向っていったほうが、画数のせいか?アイドルっぽいし、イメージもいいしね。
欅とか櫻とかもありえない(笑)
集落の名称は別にして、参道の名前は未だに日陰道だ。
確かに山と林の影では有るけれども、そんな呼び方しちゃうかな・・・と思わなくもない。
頼朝や政子も通った日向薬師の参道だし、もう少し明るい名前でもいいとも思うけど。
ただねぇ、この日陰の感じがいかにも古道って雰囲気。
人一人歩くのがやっとで、すれ違うときに互いに譲り合わないといけない。もっともすれ違うような人は誰も来ないが・・・。
これが街道だというのだから・・・ほぼほぼ獣道だ。
鬱蒼とした獣道のような古街道も抜ければ人が住んでいる。
人が住んでいれば、道路にはアスファルトがひかれ、道端には草花などが植えられて明るい雰囲気が作られたりしている。
稲作も日向同様行われていたりする。
伊勢原のこんな山奥によくもまぁと思うのも日向同様。
仕事ってどうしてるんだろう?買い物はどこまででかけてるんだろう?
日本の原風景が残る風景って簡単に言うけれども、その維持にかかる苦労を思うと、頭が下がるなぁ。
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