【長野県飯田市】飯田でお練りまつり見物 22.03.27_11:30
松本の浅間温泉で友人にピックアップされて高速道路を一路飯田へ。
飯田ではこの週末の3日間。七年に一度の行事お練まつりが開催されている。
旅行者としては、そういえばそんなことをテレビでやってたなぁみたいな感じ。
この間、飯田に電車で来たときに駅前にポスターやら大段幕やらで盛大に宣伝していたなぁみたいな感想。
で、お練まつりというのは、大宮諏訪神社の式年大祭で、7年に一度370年の歴史を持つらしい。
お祭り自体は大名行列やら東野大獅子というものが練り歩くものだそうで、それでどれほど盛り上がるのだろうかとかなり疑心暗鬼で連れてこられた。
街の中心はパレードのため車の立ち入りが制限され、郊外の駐車場に止めさせられてシャトルバスで駅までピストン輸送されるのだが、無駄に待たされることもなく七年に一度の田舎の段取りにしては感心させられた。
飯田の人は結構実務に長けているのかもしれない。
大名行列と東野大獅子という獅子舞がパレードのメインなんだけど、正直微妙な感じ。
大名行列はまぁ、見かけるやつってかんじで、なぜこの祭りで大名行列なのか今一つ理由がわからない。
東野獅子舞は、100人は中に居るのではと思うほどの巨大獅子舞が舞い踊る伝統芸能で、これはこれで見応えはあるのだが、巨大さを表現する迫力にかける。もっさり感。南信濃人の人柄なのか?それならそれで仕方がないけど。
諏訪の祭ほど勇壮な感じもせず、善光寺のような雅な感じもしない。
微妙な感じのパレードなのだが、飯田のどこにこんなに人がいた!?というほど大混雑。
疫病で引きこもり気味の飯田の、南信の人たちがここぞとばかりに外出してきたのだろうか?
それでも結構運営がしっかりしていて、混乱もなく祭りは進行されていた。
神社の例祭にしてはあまり神事っぽくなかったけれども、これも地方の特色なのだろう。
次は7年後・・・となると、諸々の伝承もままならないのかもしれない。
運営だけば見事だったけど。
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