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【長野県下諏訪町】御柱祭前に諏訪大社下社春宮参拝 21.12.19_09:50


諏訪大社上社巡りの翌日。

一旦伊那のホテルに帰って再びの諏訪めぐり。

昨晩から降り出した雪が、小雪として降ったりやんだりの寒い朝。

今日は下社の二社をまわって、昨日と合わせて四社参りと企む。



来年に迫った式年造営御柱大祭の今まで建っていた古い柱に苦労と別れを告げに・・・。

なんてカッコの良いことを言うつもりもなく、御柱前に一周りしておこうくらいの気持ちなのだが。



で、訪れた下社春宮。

下社の神様は毎年2月から7月までを春宮で過ごし、8月から1月までを秋宮で過ごすことになっているらしい。

じゃ、12月の今、春宮に神様は留守じゃないか・・・。



下社は農作業と結び付きが強く、季節柄、田植えの春宮、収穫の秋宮として祀られているそうだ。




ま、お留守の春宮に参拝というのも心が乗らないが、訪れたタイミングが良いことに、御柱の式年造営に合わせて出雲大社譲りの巨大なしめ縄の付替作業が行われていた。



これはこれで良いものが見られた。



諏訪町もこれから一気に御柱一色と行きたいところだろうけれども、今回はコロナ禍で山出しはトレーラーで、木落しは中止になり、里引きだけが行われるらしい。

命がけの氏子は肩透かしだろう。



御柱も次は六年後(大ぴらには七年後というらしいが)・・・悠久の歴史の六年は小さいことかもしれないけれど、人間の六年ってオリンピック以上に大きな話だ。

地元の人には観光客にはわからない色々な思いがあるはずだ。

色々な思いが入り混じったまま、御柱へ向けて最後の年が暮れようとしている。







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