鎌倉帰りに戸塚の坂内食堂 喜多方に思いを馳せて・・・ 21.09.19_15:40
鎌倉からの帰り道。
戸塚で横須賀線を途中下車をしたのは支那そばやのラーメンが食べたかったから。
ただ、駅を出てて支那そばやが見える通路デッキから覗き込んだら大行列。
正直オフタイムなこんな時間まで行列していることに驚き。
どんな時制でもうまいものには人が集まる。実力者はぶれないね。
ちょっと、この後用事があって、この行列に並ぶわけには行かない。
仕方がないので泣く泣く諦めることに。
かと言って、鎌倉でかき氷しか食べていないこちらは、空腹の頂点のような状態。
そういえば戸塚には坂内があったじゃん・・・ということで、久しぶりの喜多方ラーメンで空腹を満たすこととした。
毎日でも食べられるんじゃないかと思えるうっすら醤油の喜多方のラーメンは結構スキ。
若い頃から好きだったけれども、年を増すごとにあの味が体にあってきた。
しがないサラリーマン、喜多方自体にはなかなか足が向かないけれども、時々見かける坂内には立ち寄ることもしばしば。
チェーン店化とはいえ、坂内食堂のあのチャーシュー、あの出汁の味をなかなか忠実に再現していると思うのだけれども・・・どうだろう?
喜多方ラーメンといえば先日、あべ食堂が閉店してしまった。
もう2年ほど前になるだろうか?一週間ほどかけて会津を回ったことがあり、その時訪れた喜多方では坂内食堂に行こうと思ったら定休日であべ食堂でラーメンを食べた事があった。
あべ食堂を偲んで坂内・・・あのときの逆になっていることがなんとなく運命を感じる。
坂内のこれでもかと乗ったチャーシューが空腹の体に吸収されていく幸せ。
スープからにじみ出る喜多方の優しさ。
旅行で訪れるたびに感じるあの感覚だ。
ものすごく特徴があるわけではないが、その主張しないところがいいのかもしれない。
喜多方じゃ老若男女地元の人が朝からラーメン普通に食べてるし。
喜多方のラーメンを思い出しながら食べる坂内の味。
喜多方のなかなか行きづらいところ・・・チェーン店ながらも喜多方を感じる幸せ・・・鎌倉帰り、そんな味わい方も悪くないじゃん。
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