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最近の記事

アストン・ヴィラ好調の理由とリーズ快勝の要因 〜プレミアリーグ第6節 リーズ vs アストン・ヴィラ レビュー

開幕から4勝無敗と波に乗っているホームのアストン・ヴィラ。昨季王者のリヴァプールに対して7得点を決めた第4節の出来事は、皆さんの記憶にも新しいかと思います。 そんな相手をアウェーで迎えうつは、前節ウルブス相手に0-1と手痛い敗戦を喫したリーズ。その試合のレビューはこちらから。 実はこの両者が前回戦った時、試合中に起きたとある事件が世界中で話題になりました。リーズファンなら既にピンときたでしょう。この出来事は2019年度の「FIFA Fair Play Award」を受賞す

    • 敗戦は偶然?それとも必然? ~プレミアリーグ 第5節 リーズ vs ウルブス レビュー

      久方ぶりにリーズのマッチレビューです。現在は地元の高校で分析官をやらせていただいているのですが、その仕事もちょっとずつ落ち着いてきたということで、開幕5試合目からとはいえ、ぼちぼちマイペースに寄稿してみることにします。 ウルブスのゲームプランまずは、軽くウルブスの情報から整理していきます。スタートからは 5-3-2 のシステムを採用し、ハイプレスをかけにくることは少なく、基本的には2トップで中央を閉じながら相手をサイドに誘導。リーズお得意のロングボールも5人で構成されたDF

      • サッリ・ユベントスの守備をただひたすら分析

        今回はタイトルにもあるように、サッリ・ユベントスの守備についてただひたすら語る記事です。早速本題に入っていきましょう。 Ⅰ、ハイプレス時 では、早速ハイプレス時の守備から見ていきましょう。 サッリはハイプレス時に「1-4-3-3」と「1-4-4-2」の布陣を好みます。 基本的には「1-4-3-3」なのですが、C. ロナウドが中央よりに位置どることや、右WGがアップダウンを繰り返すことで一時的に「1-4-4-2」のような形になることも。 CFにはディバラの他にイグアイ

        • ゾーン別で見るビエルサ流ゴールへのアプローチ方法 ~Leeds United vs Huddersfield

          (サムネ : The Telegraph より引用) 今回の記事では、ハダースフィールド戦を見ていきながら、アルゼンチンの鬼才ビエルサ率いるリーズユナイテッドの攻撃戦術を読み解いていこうと思います。 スタメンはこちら。(wyscout より引用) 内容をわかりやすくするために、今回はピッチを縦に3分割した時のゾーン別でリーズの攻撃を見ていきます。自陣ゴールから順に「ディフェンディングサード」「ミドルサード」「アタッキングサード」です。(下図) Ⅰ、ハダースフィールドの

        アストン・ヴィラ好調の理由とリーズ快勝の要因 〜プレミアリーグ第6節 リーズ vs アストン・ヴィラ レビュー

        • 敗戦は偶然?それとも必然? ~プレミアリーグ 第5節 リーズ vs ウルブス レビュー

        • サッリ・ユベントスの守備をただひたすら分析

        • ゾーン別で見るビエルサ流ゴールへのアプローチ方法 ~Leeds United vs Huddersfield

          ~赤い悪魔の現在地~ プレミアリーグ第27節 マンチェスター・ユナイテッドvs ワトフォード

          今回はマンチェスター・ユナイテッド対ワトフォードの試合を分析しつつ、ユナイテッドの現在地を読み解いていこうと思います。本文に入る前にSNSでの拡散、フォローの方よろしくお願いします。両チームスタメンはこちらです。 Ⅰ、合理的なビルドアップまずはユナイテッドの攻撃面から見ていきましょう。この試合ではワトフォードの4-4-2に対して右肩上がりの3バックを採用してきました。図で表すとこのような形です。 ショー、マグワイア、リンデロフの3バック。幅はジェームスとワンビサカが担当。

          ~赤い悪魔の現在地~ プレミアリーグ第27節 マンチェスター・ユナイテッドvs ワトフォード

          【番外編】5→4バックの可変式から読み解くライプツィヒの狙い

          今回もバイエルンvsライプツィヒのレビューです。2週間も前の試合ですがかなり面白い現象が見られましたし、対トッテナムのCLでも現象は違えど同じコンセプトの形が見られたので番外編として書いていこうと思います。前回の記事をまだ読んでいない方はぜひそちらを先に読んでいただくと今回の記事での理解もよりしやすいかと思います。↓↓↓ 前回の記事とは反対に、今回はライプツィヒの攻撃面、バイエルンの守備面にフォーカスしていこうと思います。番外編ということもあり個人的な推測が多めに含まれてい

          【番外編】5→4バックの可変式から読み解くライプツィヒの狙い

          ~ライプツィヒの守備、バイエルンの攻撃から紐解くブンデス天王山~  Bundesliga Matchday 21: Bayern v. RB Leipzig

          両チームのスタメンです。 Ⅰ、バイエルン圧倒の前半。その理由を紐解く3つのポイント前半の大部分はライプツィヒが決定機を作れないままバイエルンが圧倒するという展開になりました。ではなぜそうなったのでしょうか?その理由を紐解くためには3つのポイントを見ていく必要があります。①ライプツィヒの守備と1つの狙い ②バイエルンの攻撃と2人のキーマン ③ライプツィヒの2つの問題点 この3つです。 ①ライプツィヒの守備と1つの狙い ライプツィヒは守備時に5-2-3のような布陣を用いました

          ~ライプツィヒの守備、バイエルンの攻撃から紐解くブンデス天王山~  Bundesliga Matchday 21: Bayern v. RB Leipzig