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デリバリーサービスのトレンド分析

こんばんは。湯島に月イチで現れる幻のスナックさりーのママ、さりーです。

今回はハイプサイクルを用いてデリバリーサービスのトレンドを分析してみます。

ハイプサイクルとは

Gartner社の提唱するテクノロジー分析手法のひとつです。
新たなテクノロジー技術が時間の経過とともにどのように進化するかを可視化したものがハイプサイクルであり、成熟度や実用性、市場での活用状況などを知ることができます。
詳しくはこちらのnoteで説明しています。

デリバリーサービスのハイプサイクル

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完全に主観で作っており、悪意は全くありません。ご指摘などあれば遠慮なくコメントください。
では説明していきます。

黎明期のデリバリーサービス 

全体に言えることですが、大きく分けて2パターンのデリバリーサービス が存在します。

①UberEatsをはじめとするプラットフォーム型
②店舗自らが運営する専門店型

黎明期のサービスにおける①は、渋谷区を中心として運営しているChompyと、テイクアウトアプリが派生して生まれたmenuです。地域が限定的であり知名度はまだ低いですが、クオリティの高い店舗との提携が話題となっています。

ChompyはUberEatsとの差別化のため、サービスの質の高さを売りにしています。配達員は制服着用を義務付けられています。手越祐也さんが配達員をしたことでも話題になりましたね。

menuは銀座久兵衛などの星付き高級店も加盟しているのが大きな特徴ですね。飲食店支援にも力を入れており、タブレットの貸し出しなども実施しているようです。

餃子の王将俺のデリバリーは②にあたります。いずれも近年デリバリーに参入したため知名度は低いですが、人気店のため需要は高いのではないかと考えられます。

「過度な期待」のピーク期のデリバリーサービス 

①プラットフォーム型の代表格であるUberEatsは2016年9月よりサービスを開始し、着々と人気を博していきました。一般人の間でも「フードデリバリーといえばUberEats」と認識されています。
一方で、配達員に関するトラブルがしばし炎上を引き起こしている印象もあり、品質改善が今後を大きく左右すると考えています。

幻滅機のデリバリーサービス 

実はUberEatsよりも運営期間の長い出前館・dデリバリー楽天デリバリーLINEデリマなどの①プラットフォーム型サービスですが、UberEatsの勢いに押されて伸び悩んでいる印象です。楽天やLINEプラットフォームのヘビーユーザーであれば連携して使いやすいのかもしれませんが、そうでない場合にこれらのサービスを選ぶ決め手に欠けているように感じます。

②専門店型のココイチも長くサービスを実施していますが、2018年に配送料が200円→400円にアップされたことや、品数upにともない追加料金が発生することが悪いイメージを与えています。デリバリーサービスの相場としてはそこまで高いとは感じないため、あくまでイメージの問題ですね。

啓蒙活動期のデリバリーサービス 

これ以降登場するサービスは全て②専門店型です。人気チェーンのマクドナルドすかいらーくケンタッキーは長期にわたり独自のデリバリーサービス を提供しています。また、銀のさらをはじめとするデリバリー専門店も複数存在しています。このようなデリバリー専門店はゴーストレストランとも呼ばれているそうです。

生産性の安定期のデリバリーサービス 

10年以上にわたしデリバリーを実施している宅配ピザ店や、地域密着型のお寿司屋さん、お蕎麦屋さん、ラーメン屋さん等の出前は一般消費者の生活の一部となっています。最近はあまり言わなくなってしまいましたが、「店屋物をとる」という光景はサザエさんでもたびたび目にしますよね。

以上がデリバリーサービスのハイプサイクルでした。
地域限定型の新興サービスを利用してみたいので、私の居住地域にもサービス提供されることを心待ちにしています。
使用したことがある方がいらっしゃれば、使い勝手についてぜひ教えてください。

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