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『70歳までの雇用事例』について講演を行いました!

 こんにちは!今回はいつもの広報担当にかわって、人事部担当が当社の取り組みについてお話させて頂きたいと思います!

 10月18日に、高齢・障害・求職者雇用支援機構東京支部様より依頼を受け、『生涯現役社会の実現に向けたワークショップ』にて、当社の70歳までの雇用事例についての講演を行いました!


 整備のお仕事については幾多の取材を受けてきた当社ですが、こういった会社施策についての講演依頼は初めてのことであり、聴講者に会社の魅力を伝えるべく、四苦八苦しながら資料を整え、お話しさせて頂きました。

会場の東京ウィメンズプラザ(東京・青山)。当社初の社外講演に、普段はクールな担当も若干緊張気味に…😂



1.なぜSMTに依頼が?

登壇時の写真
雇用延長以外に、社員が長くいきいきと働き続けられる取組についてもお話させて頂きました。

 少子高齢化が進む中、まだまだ働きたいと考えている高齢者の方が能力を十分に発揮できる環境を整備するため、2021年に高年齢者雇用安定法の一部が改正され、70歳までの就業確保措置を講じることが『努力義務』となりました。
 そうした中、当社はいち早く2014年から継続雇用の上限年齢を70歳に引上げており、就業確保措置を先行導入した企業として、ご依頼を頂きました。

2.当社の取組み

 長く働いていけるための取組について、いくつかご紹介させて頂きます。
 ※当社のお仕事については過去記事をご参照ください。

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①70歳までの継続雇用

 当社社員の平均年齢は約50歳であり、技術がついてきたころに退職を余儀なくされていました。また、東海道新幹線の運行本数増加により、作業する要員の確保が喫緊の課題でした。

 そこで、スキルが高く、健康で元気な社員が継続して長く働き続けられることが社員と会社の両者にとってメリットとなると考え、制度改正を実施しました。


②長く『健康』に働くために

 長く安心して働くための原資は、いつまでも『健康』である事と考え、社員一人ひとりの健康保持や自身のワークライフバランス充実のため、福利厚生の充実を図っています。

 今年度は、より多くの社員に人間ドックを受診してもらえるよう、指定医療機関を増やすとともに、会社負担で胃カメラを受けられるようにしました!

③『いつまでも』いきいきと過ごせるように

安全体感施設 画像
体感施設の様子

 年齢を重ねると、ちょっと転んだだけでも大きなケガに繋がりやすく、後遺症が残ってしまうこともあります。当社では、社員の皆さんに、退職後も健康でいきいきと過ごして頂きたいという思いから、労働災害防止にも力を注いでいます。

 当社の整備業務は1日中動き回るため、躓いたり手を挟むといった危険の芽がたくさんあります。そうした日常作業に潜む労働災害のリスクを未然に防ぐことを目的に、仕事上の危険を体感する施設を新設しました。

 その他にも、体力測定や、社員が発案したストレッチを実施するなど、ケガの予防を目的とした取組を行っています。

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※上記以外にも、永年勤続表彰の拡大等、社員が長く働きたいと思えるような施策を検討し、実施しています。詳細は下記サイトに掲載しておりますので、ご参照下さい。(下記サイトにて『新幹線メンテナンス東海』とご検索ください。)

これらの取組を行った結果、現在では取組前よりも65歳以上の在籍人数は3倍以上に増加し、定年後の再雇用率や平均勤続年数も伸び続けています。

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3.まとめ

年齢も性別も関係なく、誰もが働き続けたい企業に

 皆さんご存知の東京駅の折り返し整備は、作業時間10分という制約の中、瞬発的な判断力と集中力、そしてある程度の体力が必要になります。
 そのような職場でも、実際に65歳以上の現役の方は多く、20、30代が驚くようなハツラツとした仕事ぶりを見せている方もいらっしゃいます。

 そうしたベテラン社員の方が、培った技能を発揮し、より長く働き続けられるよう、当社では制度のみでなく、作業の効率化や福利厚生の充実といった労働環境の整備を重視し、何歳になっても『同じ会社で働き続けたい』と思える企業となれるよう、躍進していく所存です。

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 この記事を読んで当社を初めて知って下さった方、当社の仕事について興味を持たれた方は、是非当社公式HPを覗いてみてください!

 また、技術を身につけて一緒に働いてみたい!と思われた方は、公式HPの採用情報より現在募集中のお仕事をご確認頂けます!


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