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「お笑い芸人」と「サッカー指導者」

このブログは現在、サッカー指導者をしている主が「日常にあった出来事」や「自分なりの考え方」や「学んだこと」を発信していくものです。

最近、焦りと不安に悩まされています。
でも、それも含めて楽しめるような人生を歩んでいきたいです。


▼今日のテーマ


『だが、情熱はある』を見て。



2週間ほど前にある指導者と話していた時に、

「『だが、情熱はある』というドラマ面白いよ」と言われました。


自分はここ1.2年ドラマを見ていなかったので、その話題作について全く知りませんでした。

「サッカー指導者に通ずる部分があり、刺さる所が多いよ」と言っていたので興味も湧き、見ることにしました。


見始めたのが7月下旬だったのでちょうどドラマが終わったタイミングに知った形になります。

なので、Huruに2週間無料登録して一気に見てきました。

見るとあっという間で、とても面白い内容でした。


【内容説明】

まだ見たことがない人もいると思うので簡単に内容の話をします。

オードリーの若林さんと南海キャンディーズの山里さんの人生を描いたものです。


2人は「たりないふたり」というユニットを組み、2021年に解散しています。
そこに至るまでのストーリーをドラマ形式でお伝えするという感じです。

だから、まあ2人の人生の再現ドラマを見るって感じですかね。

あとはキャストさんの演技も素晴らしく若林さん役の高橋海斗さんの演技はとても似ていてびっくりしました。


【サッカー指導者と似ている所】

個人的にですが、サッカー指導者とお笑い芸人って似ている部分があるな〜と思ったんですよ。

あくまでも自分の解釈です。


それは「夢追い人」であること。

お笑い芸人は売れて人気になることを目指していますし、サッカー指導者の多くは、Jリーグの監督や海外のチームで監督するなど大きな夢に向かって進んでいます。

どちらも実現するのはごくわずかですが、多くの人が目指しています。


そして「人からの評価が大事」ということ。

お笑い芸人はお客さんからの評価はもちろんプロデューサーなどの評価で仕事が決まります。
サッカー指導者で言えば、選手や保護者からの評価でチームが成り立っています。



【サッカー指導者とお笑い芸人の違う所】

しかし、サッカー指導者とお笑い芸人に明確な違いがあることに気付きました。


それは、「一発があるかどうか」です。

お笑い芸人は賞レースというものが存在し、結果を残すと次の日からのスケジュールがガラッと変わります。

よく言いますよね。M-1決勝の後から電話が鳴り止まない。とか

もちろん売れ"続ける"には別の力も必要なのでしょうが、「売れる」だけで見れば、どの芸人にもチャンスがあります。


逆に言えば、サッカー指導者に一発はありません。

Jリーグの監督への道だと、大抵スクールコーチ→アカデミーコーチ→トップチームコーチ→トップチーム監督と必ず段階があります。

元プロとかは話は別です。

小さな積み重ねがいずれ大きな夢を叶えてくれることになります。

M-1のようなサッカー指導者が競い合うものがないので地道に上り詰めるしかありません。



だからこそ、このドラマを見終わった時に私は焦りを感じました。

改めてサッカー指導者という道が地道で実力的な社会であるということに気付かされました。

もちろん他の仕事がそうでないと言ってるわけではありません。

ただサッカー界というまだまだ発展途上で薄給の中で生きている私たちからすると、この問題はことさら大きいように感じています。


でも、私はそのような世界・業界で生きていこうと思っています。

FiCの仲間がいれば自分が死ぬ頃には少しは良い世界になっていそうなので。
時間はかかるけどやりがいはあると思います。

これからも突っ走っていきたいと思いました。

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