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読書感想:竜馬がゆく

『八ヶ岳のような人間になる』と思いを綴ってから、はて?何を発信すればよいのか…。そこで思考フリーズ。
何日か考えた結果、とにかく自分が今まで触れてきて感動したことや、感銘を受けたものについて発信していこう。
と思い至り、めでたく投稿。

今回、紹介したいのは、司馬遼太郎作「竜馬がゆく」。
もともと、歴史は広く浅く好きである。特に、幕末や戦国武将は大好物。
そんなわけで、手に取ってみたのがこちら。

「一」とあるくらいだから、巻数自体は多い。でも、まさに一気読み。
読めば読むほど、「坂本竜馬」という人物が好きになる。
そして、それと同時に、彼に嫉妬する。
いつの間にか、自分の夢に周りを巻き込み、
自分のあるがまま、人を魅了し、
風のように生き、雲のように生き、水のように生き

誰だって、彼のように好かれたい。
誰だって、彼のように先を見通す目をもちたい。
誰だって、彼のように深い人間になりたい。
誰だって、彼のような生き方をしたい。

そう、悔しいし、羨ましい。
嫉妬と同時に湧いてくる、憧れ。

自分の「感性」がぐちゃぐちゃになる。
そんな、一冊。

ちなみに、竜馬暗殺の描き方、こうきたか!
と思いました。
あぁ、大政奉還が起きる…。
あぁ、竜馬が死んでしまう…。
読み進めたいけど、ページをめくりたくない…。
それで、このラスト!!
自分は、この終わり方でよかったかな。


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