静岡ノープラン逃避行②日本平と久能山東照
現実逃避の為にノープランで来た静岡旅の午後。
①はこちら↓
予備知識無しで来た静岡市ですが、駅でもらったパンフやネットを見るに、久能山東照宮が人気スポットということだったので、まぐろ丼の後は久能山東照宮へ行くことにしました。
ただいまいちアクセスが分からない…
Googleマップ検索でもバスを使って海側から行くルートと、バスとロープウェイを使っていくルートがあるよう。
地図を見てもいまいちピンと来なかったですが、とりあえずこちらも人気スポットである日本平のロープウェイ駅を目指すことにしました。
ちなみにバスは1時間に1本で乗りそびれたら結構なロスなので、まぐろ丼を食べた後小走りで静岡ガスエネリアSR静岡入口まで急いだのでした。
そこから日本平ロープウェイバス停までは45分590円でした。
🕐13:15日本平
日本平は高原的な平野かと思ったら普通に山な感じでした。
バスはぐいぐい山を走り高低差がかなりありそうです。
久能山東照宮もかなり高いところにあるのが予想され、まだどのような地形にあるのかは想像できません。
一個前の夢テラスバス停で降りれば良かったなと後から気付きましたが、とりあえず日本平ロープウェイバス停に到着。
ロープウェイの入口を確認し、夢テラスに向かいます。
隈研吾デザインの夢テラスから景色を眺めます。
何かと話題になっている隈研吾デザイン。
現時点では綺麗なところでした。
1階には展示エリアもあり、日本平の成り立ちや神話の説明などもあり、ノープラン・ノー知識で来た人間にも優しい施設でした。
展望回廊からの景色は良かったのですが富士山は雲にかかっていて見られず…
回廊は広く作られていて高所恐怖症でもそこまで怖くなかったのも良かったです。
🕐13:50日本平ロープウェイ
続いてロープウェイ乗り場へ。
久能山東照宮に行くのは決めているけど、帰りはどうするか悩んでいましたが、片道きっぷがあるのでロープウェイ使わずに帰れるのだろうということで片道きっぷを購入。
ロープウェイ時間までぷらぷらしていると、なんかすごいところ(赤丸)に神社か寺があるのを発見。
あんなところどうやって行くんだろう?と思ってGoogleマップを見たら、これから行く久能山東照宮らしくびっくり。
反対側すぐに海になりそうだし、ますます帰りが心配になりながらロープウェイに乗っていきます。
乗車時間は5分。あっという間に久能山東照宮に到着です。
🕐14:00久能山東照宮
関東住みにとって東照宮と言えば日光東照宮がすぐ頭に浮かびますが、静岡にも東照宮があったのねといった軽い気持ちで参拝しましたが、今回参拝してみて個人的には日光よりすごいのでは?という感想になりました。
ロープウェイ駅を出てまずはチケットを購入します。
もちろん拝観料+博物館チケットにしました。
境内はさすが山中にあるので階段が多いというか、ほぼ階段です。
人はほどほどにいますが、混雑するというほどではなくゆっくりお参りできます。
御社殿をお参りした後は、家康公の御遺骸を埋葬されている神廟へ向かっていきます。
御社殿横の階段をさらに上がっていきます。
絢爛豪華な御社殿と比べて荘厳で神秘的な場所となっています。
神廟は西向きに建っていて、諸説あるようですが個人的には生まれた岡崎城を向いているというのがしっくりくるなと感じました。
こぢんまりとした博物館でしたが1611年にスペイン国王フェリペ3世から贈られたという洋時計があったり(日本最古)、歴代将軍の甲冑があったり数百年前の物が当たり前に展示されていて驚きました。
🕐14:45下山
下山ルートの案内を見ると1,159段の石段を下っていくと降りられることが分かりました。
ぱっと見そんな階段がありそうにないのですが…
博物館横の石段を下っていくと、更に続く石段がありました。
途中一ノ門があります。
ここからの駿河湾の眺めは良くてとても気持ち良いです。
久能城の時の大手門なった場所で、以前は櫓門だったものが、暴風による倒壊で今の平屋の門に建て替えられています。
帰りのルートはこちらにして正解でした。
上からだと平地までかなり距離があるように見えます。
山に沿った石段をモリモリ下っていきます。
石の柵には寄りかからないように書いてあって危険そうだったので、なるべく内側を歩きます。
15分ほどで鳥居まで来ました。
これが上りだったら20分以上かかりそうです。
上ってくる参拝者も何組かいましたが、ロープウェイを利用する人の方が多そうです。
下からは一ノ門が見えます(赤丸)。御社殿は更に上にあるので、久能山東照宮がいかに高いところにあるかが下からでも分かります。
石鳥居から海へはお土産屋や飲食店が並んでいます。
ちなみになぜこんなところに神社を?と思っていましたが、元々は久能寺というお寺があったところに武田信玄が久能城を築城し、家康の管轄になり久能城を廃止し、東照宮として創建されたそう。
元々山城ということであればお参り困難な場所にあるのも納得です。
🕐15:00久能山徳音院
東照宮の鳥居近くには徳川家縁のお寺もありました。
家康始め3代に仕えた慈限大師によって開かれたお寺です。
本尊は釈迦如来。
江戸時代には久能山にも社殿もあり栄えていたようですが、明治時代には取り壊されて現在はこちらのみ残されているそうです。
🕐15:10いちごカフェ久能屋
長い階段を下りてきたので一息つくために参道近くのいちごカフェで一休みします。
このあたりはいちごが特産らしく、今はシーズンではありませんが冷凍いちごが乗った家康ソフトを食べました。
この日もかなり暑かったので冷たいソフトクリームで体力を回復できました。
🕐15:35静岡駅へ移動
久能山東照宮と静岡駅の直通バスもあるようなのですが、本数が少なくちょうどよいバスが無かったので、バスを乗り継いて静岡駅に移動していきます。
約50分ほどで静岡駅に戻ってきました。
ここから今日の宿泊先焼津のホテルに向かいます。
焼津駅には車で迎えに来てもらえるので、電話で予約をしてから、駅で軽く夕食を取っていきます。
🕐16:50おらが蕎麦で早めの夕食
静岡駅ASTYにあるおらが蕎麦でとろろそばと鶏天を注文。
電車の時間も気にしながら完食。
デザートとして駅のコンビニでぴよりんの湊シフォンを購入しました。
🕐17:40焼津駅到着→ホテルへ送迎
静岡駅から焼津駅まであ東海道本線で11分。
10分毎に電車が出ているので便利な場所だなという印象です。
焼津駅に到着することにはだいぶ日が傾いてきました。
駅前のロータリーに来てくれた送迎の車に乗って本日のホテルへ向かいます。
本日の宿泊先はHOTEL nanvan 焼津に泊まります。
当日予約ができたのと、朝食に特徴があったので選びました。
一般的なビジネスホテルというという印象のホテルです。
特にすることも無いので、明日の行先のリサーチをして、シフォンを食べて早々に眠ります。
今日も一日初めての場所・知ることも多くリフレッシュ出来ました。
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