5分でわかる!コネクテッドTV(CTV)広告で失敗しないために必要な知識
動画広告市場において、
最近最も人気を集めている「コネクテッドTV(CTV)広告」!
ここでは、CTV広告で失敗しないための知識をご紹介します。
CTV広告のメリットや自社に最適な媒体を選定した上で、
広告出稿をご検討してみてはいかがでしょうか。
コネクテッドTV(CTV)広告とは?
「コネクテッドTV(CTV)」とは、インターネット回線に接続されたテレビデバイスを指します。CTVは、通常の地上波放送や衛星放送の番組視聴に加えて、YouTubeなどの動画配信サービスが利用できます。
そして、CTV広告とは、インターネットに接続されたテレビデバイスを通じて配信されるデジタル広告のことを指します。
総務省の調査によると、2023年の日本におけるテレビのネット接続率は54.9%に達しています。この数値は、前年に比べて約8%増加しており、テレビのインターネット接続が一般的になってきていることを示しています。家電量販店などで現在発売されているTVのほとんどが、CTVです。
CTV広告は、その高い視認性や、リビングルームにおける複数ユーザー視聴といった特性があり、従来のテレビ広告とは異なり、インターネットを活用して「ターゲティング」や「パフォーマンスの測定」が可能です。
これまでのインターネット広告にはない、新たな付加価値を持つ広告商品として期待されているのが、CTV広告です。
急成長中のCTV広告市場
近年では、人々の生活スタイルの変化、動画ストリーミングや見逃し配信といったOTTサービス、その視聴者の増加に伴い、CTVの利用者も増加傾向にあります。
それに伴い、CTV広告市場も急速に成長しています。2025年には、国内におけるCTV広告の市場規模は約1,700億円規模になると予測されていて、今後もさらなる発展が望めるマーケティング手法としてマーケティング業界からの注目を集めています。
CTV広告を配信する4つのメリット
CTV広告には、大きく4つの特徴があります。ここからは、企業がCTV広告を配信するメリットについて紹介していきます。
①少額の予算からはじめられる
CTVと比較対象に挙げられやすいものとして、テレビCMがあります。一般的にCTV広告は、テレビCMよりも低い予算規模で実施できることが多いです。テレビのリーチとインパクトはそのままに、少額の予算でも広告出稿が可能なため、比較的トライしやすくなっています。
②視聴完了率と広告の受け入れられやすさ
YouTube の一部の広告形式を除いて、CTV広告はスキップできません。そのため、視聴完了率が高く、TVerやABEMAにおける平均視聴完了率は、なんと90%越え。広告の内容をしっかりとターゲットに伝えることができます。
また、CTV広告の配信タイミングも特徴的です。テレビCM と同様、コンテンツの前後や放映中に広告が挿入される形になっているため、広告に対して受けるストレスが少なく、ユーザーに受け入れられやすいという特徴があります。
③ブランドセーフティ
CTV広告の中でも特に、TVerやAbemaといったメディアはプロコンテンツを扱っているため、ブランドセーフティの観点からも安心な広告プラットフォームとなっています。視聴者投稿型のCGM(Consumer Generated Media)で懸念されるような、違法コンテンツや不適切なコンテンツに広告が表示されるリスクを軽減できます。
④大人数で同時視聴されやすい
CTVは、従来のテレビと同様に大人数での同時視聴がされやすい特性があります。多くの家庭でCTVはリビングルームに設置されており、家族や友人が集まって同じ画面でコンテンツを視聴することが一般的です。
大人数で同時に視聴されるため、単一の広告表示でより多くの人々にリーチすることができ、広告主にとって費用対効果の高い広告配信を可能にします。大画面で視聴される広告は、視聴者に対してよりインパクトを与え、認知度向上も期待できるでしょう。
CTV広告で失敗しないための知識と戦略
CTV広告とテレビCMには、多くの違いが存在します。その大きな違いが、ターゲティングと計測です。CTV広告は、テレビデバイスならではの訴求力の高さをもちながら、デジタルならではのターゲティングが可能な、新時代の広告手法なのです。
ここでは、CTV広告の特徴を3つご紹介します。
①精度の高いターゲティング
CTV広告は、視聴者のデモグラフィックデータや行動データに基づいたターゲティングが可能です。視聴履歴や視聴者の興味に基づいて広告を配信できるため、効果的な広告キャンペーンを展開できます。テレビCMより細かなターゲティングができるため、効率よく広告を配信することが可能です。
②広告パフォーマンスの測定と分析
CTV広告は、従来のテレビ広告よりも詳細な視聴データとパフォーマンス指標を提供します。広告のインプレッション数、視聴完了率などのデータを収集・分析することで、広告キャンペーンの効果を詳細に把握し、最適化することができます。
③プラットフォームの選択
CTVに広告を配信して、効果的にマーケティング活動を実施したい方は、媒体をしっかりと選定することが大切です。媒体の広告フォーマットや自社の広告出稿の目的、KPIに適した媒体を選び、有効な広告配信を実現しましょう。
<おすすめメディア>
「TVer」は、民放テレビ局の番組を視聴できるプラットフォームで、約750番組以上のコンテンツを無料で配信しています。2024年1月時点で7,000万DLを突破。MUB(月間ユニークブラウザ数)は3,500万にも及び、月間再生数4億回を記録しています。地上波人気ドラマの見逃し配信などを中心に女性の利用比率が特に高く、F1・2の層が50%以上を占めるメディアです。
「ABEMA」は、好きな時間に好きな場所で、話題の動画を楽しめる新しい未来のテレビです。2023年3月時点で9,600万DLを突破。FIFAワールドカップの際は1日の視聴者数が1,000万に。1週間あたりの利用者数(Weekly Active Users)は2,364万(2024年4月1日週)にまで伸びています。「全て無料のインターネットテレビ局」と称して、専門チャンネルも並行して多彩なジャンルの番組を配信しているサービスで、ニュースや恋愛番組、アニメ、スポーツなど、若年層を中心に幅広いユーザーにリーチできる点が特徴なメディアです。
「YouTube」は、Google が提供する世界最大の無料動画投稿サイトです。日本におけるYouTube CTVのMAU(Monthly Active User)は、2021年3月時点で2,000万人以上。YouTubeの広範なリーチと詳細なターゲティングオプションがあります。すでに多くの企業がYouTube広告を活用されていることを考えると、YouTube CTV広告は比較的トライしやすい広告面と言えるかもしれません。
まとめ
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