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自分で幸せ掴もうよ!【実録】プロポーズのススメ

ごきげんよう、霜村夕季です。

私はちょうどとある韓流ドラマの最終回、プロポーズシーンを観てまして、happyな気持ちになっております。笑
ドラマだから、プロポーズもそりゃもう素敵なんですよ。

かたや、既婚者である自分の時はどうだったか。

…実は、私がプロポーズしました。
いわゆる“逆プロポーズ”です。

この機会に自分の体験談をまとめつつ、プロポーズに悩む人の背中をポンと押して差し上げて、幸せを掴むお役に立てればと思います。

実録!女性の私からプロポーズした話

長期間交際&遠距離恋愛だった

彼と私、年齢は一歳差。学生時代から付き合い始め、その頃にはすでに交際10年以上が経過。お互い30代を迎えていました。
彼が郷里の福岡在住、私は神戸在住。気づけば5年近く遠距離恋愛をしてました。ずっとメール•電話でコミュニケーションしつつ、年に2回会えれば多い方、くらいの勢い。『恋人の存在は大切だけど、恋愛が全てではない(仕事やその他のプライベートでも大切なことがある)』というスタンスで、お互い程々に放置プレイして平気なカップルでした。

お互いに転職をしたので、その頃ようやく生活が安定してきていました。

そんな2人でしたが、そろそろ私が福岡に移ろうという話が具体的に出てきて、少しずつ準備を始めました。
これはもうきちんと結婚の話をすすめていかないとなーという時に、彼が神戸に遊びに来ることになったのです。

(これは!ついに来るぞ…!)
密かにアレを心待ちにした私。
そう、プロポーズです。
逆にこのタイミングでプロポーズしてもらわないと、今後の移住の話が進められなくて困るくらいの段階でした。

…というわけだったので、この時点で“万が一の時のB案”としてプロポーズされないならこっちからしてやる事も、一応想定してました。笑
婚約指輪はこの時じゃなくても、あとで2人で気に入ったものを探しに行けばよいのです。


当日はそりゃあもうオシャレにも気合を入れて出かけて行きましたとも。

クリスマスの夜景が綺麗なベストタイミング…なのに?!

その時は、ちょうどクリスマスシーズン。
2人で夕飯を食べて、夜景を観に行きました。
神戸港にある、みんな知ってるデートスポット。イルミネーションもとっても綺麗。
雰囲気は申し分なし。ちょうど周りに人もいない。
しかも、2人にとっても初デートの思い出の場所。

(こりゃアレが来るならここだ…!)
と内心ワクワクしつつ、景色を見たりおしゃべりしてました。
が、しばらくして。
「寒いから戻ろうか」
なんと、帰ろうと言い出す彼。
(プロポーズせんのかい!ここを逃したらもうきっとタイミングないやんけ!どないすんねん!)

心の中でズッコケつつ、私は用意していた“万が一の時のB案”を発動します。

プロポーズ、発動。

「…ちょっと話がある。伝えようか悩んだんだけど、…やっぱり伝えようと思う。」
だいぶ溜めて、私は言いました。

「私と結婚しなさいよ

大事なところでまさかのミステイク!!
何を上から目線で言っちゃってんだ私。
やっちまったと思いつつ、こんな大事な局面でもう後には引けません。
動揺して半泣きになりながらも、そのまま続けます。

「あ、あんた、この期に及んで断ったら、この神戸港の海に沈めてやるんだから!」

勢いで脅しちゃいました。
実際、目の前数メートル先は海です。無駄にリアルです。

「私と幸せになりなさいよ!!」

やっぱり上から目線。
…でも、「幸せにしなさいよ」とは言わなかった。私は幸せにしてもらいたいんじゃなくて、彼と一緒に幸せになりたかった。そこだけは間違いませんでした。

プロポーズ、その結果は?

半泣きであわあわしながらのプロポーズになってしまいました。我ながら、すごいカッコ悪いです。
彼は驚いてましたが、私の必死さ•真剣さは伝わったようです。

「まさか夕紀から言われると思わんやった。ありがとう。…夕紀は俺と結婚するとよ。」

笑顔で、ちゃんと言い直してくれました。
プロポーズ、大成功!!

その夜、長年の彼氏彼女の関係から遂に婚約者になることができました。
あの夜勇気を出したおかげで、それから数年後の現在、夫婦として幸せに過ごせています。

現実的な話ですが、あのタイミングでプロポーズしたからこそ、その後の移住や結婚の段取りもうまく運べたので本当に良かったです。

プロポーズはどっちがする?

男性から女性にするのがプロポーズの定番パターン…だったけども。

プロポーズは、男性から女性にするパターンが基本多いと思います。
実際、その定番シチュエーションに憧れてる人も男女ともに多いですよね。私にも元々その憧れはありましたので、気持ちはとってもわかります。
“運命の人を選ぶ•選ばれる”という人生でも記念すべきシーン、あの、跪いて指輪の小箱をパカってするやつ(笑)、めちゃくちゃ嬉しいですもんね。

この男性側からプロポーズするのが定番化してる理由は、従来は『経済力のある男性の仕事が安定する→結婚を決意できる』という男性側が結婚までの都合や流れを握るキーマンだったからなのだと思うんです。
しかし、現代ではどうでしょう?
女性も仕事をしていて、社会的に自立していて、結婚しても仕事を続けるパターンが多くなってますよね。
『だったら、女性が結婚のキーマンになることもあって良いんじゃない?』
『結婚を決断•プロポーズという大事な局面を担うのが、男性でなきゃいけない必然性は無くなっているんじゃない?』
と、プロポーズにおける性別による役割分担は要らなくなったんだろうなと、私は思うわけです。

“王子様待ち”の受け身なお姫様は、もう時代に合わない

近年、ディズニーのプリンセスもだいぶタイプが変わりました。
王子様を待つ•助けてもらって幸せにしてもらうタイプが主流だったのが、今では自ら行動して幸せになりに行くタイプがどんどん増えてます。
これは、現代女性の人生におけるスタンスを反映しているという事だそうです。

私も『欲しいものは自分の手で手に入れたい』タイプです。それによって得られる達成感や過程で得られるかもしれない成長も、大事にしているからです。
…そりゃ何でもひとから与えてもらえたら嬉しいですよ?でも、人から与えられるのを待ってるのが焦ったい。『ありがたい』とともに『申し訳ない』という遠慮心も働いてしまう。
与えられ慣れてない感じで、ひとによっては可愛くないと思われるかもしれませんが、私は『そんな所で可愛いと思ってもらわんで良い』です。笑

…話が逸れました。
なので、自分の幸せも自分で掴み取りに行けば良いのではないかと思うのです。

例えば、『交際相手がなかなかプロポーズしてくれなくて…』っていう人、たまにいますよね?
私思うのです。
結婚できる条件が整ってるのなら、自分からプロポーズしちゃダメなんですか?って。
例①『そんなの恥ずかしい。勇気ない』→それは相手もそうなんじゃない?同等の立場で交際してるはずなのに、しんどい事は相手任せなの?
例②『女性からなんて、はしたない』『そんなの男がするもんやろ』→男女同権、色んな場面でジェンダーフリー推進中の令和の時代に何言ってんだ笑
例③『やっぱりプロポーズされるシチュエーションに憧れる!』→それはわかる。笑
なら気が済むまで待てば良し。ただし、受け身を貫いてタイミングを逃して、結果幸せを掴めなくなっても知らないよ?

…あくまで私の持論です。異論はもちろん認めます。

自分の幸せは自分で掴みにいこうよ!

男女カップルを想定して書きながら、途中でLGBTQの例を思い当たり、あえて性別をボカした表現をした部分もあります。
しかし結果的に、性別関係なく、私がオススメしたいことは一緒です。

結婚したいなら、結婚できる条件が整ってるなら、男女問わず、相手を待つのではなく自分からプロポーズしちゃおうよ!
自分で幸せになりにいこうよ!

その勇気を持てた人のプロポーズは皆、美しく、カッコよく、素敵だと思うのです。
(私はカッコ悪かったけど笑)

そうして幸せになる人が増えたら、私もとっても幸せだなぁ。

長々と書いてしまいましたが、世のプロポーズに悩めるカップルが、どうか1組でも多く新たな一歩を踏み出して、幸せになれますように!!
ただ願うばかりです。

おまけ

私がプロポーズした後に彼から聞いた話。
なんと、実は彼もプロポーズを計画してくれていたそうです。

しかし、問題は場所。
それは交際が始まった、大学の最寄駅の駅ビル。
…卒業以来行ったこともない、市街地から離れたあんな何もない所に、どういう口実で私を誘い出す気だったの?笑

彼のプロポーズ計画が上手くいった可能性はかなり低いので、結果的にやっぱり私がプロポーズして良かったなと思いましたとさ。
ちゃんちゃん。



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