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Python未経験者が「Python3エンジニア認定データ分析試験」に合格した勉強法

こんにちは!noteをお読みいただきありがとうございます。
SMKT事業部note運営チームの谷澤です。

今回は以前受験した「Python3エンジニア認定データ分析試験」についての合格体験記を綴ります。
受験の際のご参考になれば幸いです。

1.「Python3エンジニア認定データ分析試験」とは

- 概要

一般社団法人Pythonエンジニア育成推進協会によって運営されている認定試験の1つです。
類似試験に「Python 3 エンジニア認定基礎試験」、「Python 3 エンジニア認定実践試験」といったものがありますが、その中でもよりデータ分析に関する知識や方法を問う試験です。


- 試験要綱

試験時間:60分
設問型式:択一、複数回答
問題数:40問
合格基準:700点 (1000点満点)
受験日:通年
受験方法:全国のオデッセイコミュニケーションズCBTテストセンター
受験料金:1万円(税別) 学割5千円(税別)
持ち物:身分証明書


2.筆者のスペック(受験時)

Pythonの開発経験はないですが、2年間C#などを使った開発をしていました。
また事前に「Python 3 エンジニア認定基礎試験」も取得しています。


3.勉強方法と学習期間

次に紹介する教材を約60日間(1日1時間~1.5時間程)かけて学習しました。

①Pythonによるあたらしいデータ分析の教科書

出典:https://www.amazon.co.jp/

試験の主教材になっている本です。
試験の内容をざっくり理解するのに使いました。
1回読んだだけでは理解できない部分もありましたが、演習を通して理解できればよいと思い、スラスラ読みました。
学習期間は約7日です。


②DIVE INTO EXAM

模擬問題を220問掲載しているサイトです。
会員登録を行うと無料で利用できますが、月額980円の有料会員に登録すると、問題の解説を見ることができる他、問題をしぼって(未回答・間違えた問題だけなど)演習できます。

私は1か月間有料会員になりすべての問題を解きましたが、とても解説が分かりやすかったです。
そのため、有料会員になるのであれば、①の教科書を読む工程を飛ばしてしまっても問題なさそうだと感じました。
無料会員で学習する場合は、間違えた問題を①の教科書を使って確認していくと良いかと思います。

最初のうちは合格点に遠くおよびませんでしたが、繰り返し解いて理解していくことで正答率をあげることができました。
学習期間は復習を含めて約40日です。


③PRIME STUDY

模擬試験3回分(1回40問)を掲載しているサイトになります。
こちらは会員登録の必要はなく、メールアドレスがあれば無料で利用できます。

解説は第1回のものしかありませんが、第2回、第3回は第1回の内容を少し変えたものとなっているため、第1回の解説と照らし合わせることで理解できました。
②より問題が難しいため、②を使って学習した後でも一回で合格点をとるのは難しいと感じました。
学習期間は復習を含めて約15日です。


④Google Colaboratory

環境構築なしでPythonコードを実行できるサービスです。
②、③の問題で実行結果が気になるところはこちらを使って確認しました。
入力しづらいですが、スマホからも実行できるため、普段スマホを使って学習している私にとってはとてもありがたいサービスでした。


4.実際に試験を受けてみて

1000点満点中770点で合格でした。
試験を受けてみて感じた事をまとめます。

・試験前にOdesseyIDとパスワードをすぐ確認できる状態にしておく
会場のパソコンでOdesseyIDとパスワードを入力後に試験を始めることができます。
私は試験前にパスワードを忘れてしまい、急いでパスワードを変更するなどあたふたしてしまったので、事前に覚えておくか確認できる状態にしておくと良いと思います。

・難易度は ③>試験>=②
実際の試験は③の模擬試験よりは簡単で②と同じか少し難しいくらいだと感じました。
③のような難しい問題はほとんど出ないのですが、教科書を隅々まで読んでいないと解けないような問題がいくつか出るため、高得点を狙うなら教科書を読み込む必要があると思いました。
※②DIVE INTO EXAM、③PRIME STUDY

・時間は余る
私は約25分で40問解き終わりました。
そのため、急がず落ち着いて解いて問題ないかと思います。
また、怪しいなと思った問題は「後で見直す」といったチェックボックスにチェックを入れておくと見直しがスムーズに行えます。

・結果はすぐ分かる
「試験終了」ボタンを押し、アンケートを入力したら結果が表示されます。
その後、スコアレポートを印刷し、試験終了になります。
合格の場合、試験日から約1カ月後に合格証が自宅に届きます。


5.最後に

「Python3エンジニア認定データ分析試験」の合格体験記は以上になります。
私は「Python 3 エンジニア認定基礎試験」を取得してから受験しましたが、取得していなくても模擬問題をしっかり解けば合格できそうだと感じました。
もちろんPythonの基本を抑えたい場合は基礎試験もおすすめです!
以上、ご参考になれば幸いです。


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