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AI時代を生き抜くということ つまりは、Let it Go

ちょっとノリ?というか、AIわかってる風に
なりたかったんかもしれんで、ポチっと買った本
(失礼、あまり期待してなかった)

でもでも、よかった。
風の時代の意味が、なんか腑に落ちた1冊

風の時代=情報社会

昭和の時代は、大学で4年学べば、
その先40年その知識で仕事ができたことが

令和の今
4年学んだことは、4年で消化すると書かれている。

だからこそ、失業前に(4年でお払い箱になる)
リスキリングとは
技術革新やビジネスモデルの変化に対応するために、新しい知識やスキルを学ぶこと」

つまり、世の中の価値が、物質的貨幣価値から
情報価値に変わっていくという 時代の変化に
自分という能力の価値提供の仕方を変えなければならない

だからと言って、みんながデジタル多才な
天才になれということではなく

経験を活かしていく方法を学び
その表現方法(スキル)を学なび、
実行することが、リスキリングだ

人材を型に分ける

本書の中でいくつかの型で人材を分け
最終的にπ型人材をめざすように、構成されてる

人材の型

I型
ひとつの分野に精通している、
スペシャリスト

T型
ひとつの専門分野(I型)に
幅広いジャンルを超えた知見がある

H型
専門分野(I型)と専門分野(I型)を
つなげることができる。

π型
2つ以上の専門分野(I型)に
幅広い知見を持つ

つまりπ型人材になるためには、
基礎になる専門分野
本書では、「ドメインスキル」とされる

に加え、過去の経験や職歴などから
リスキリング、学ぶべき分野を学び
スパイクスキルとして成長させ

これらを統合するスキル(マスタースキル)を
持つことと言われる

自分のスキルを足し算していくのではなく
ドメインスキルとの相乗効果を狙う
スパイクスキルを手に入れるのだ

経験は無駄なものなどない

さて、じゃあ何すればいいの?
今まで、何年も入力業務ばかりやってきたけど・・

実際私の30代~40代は、散々で、
仕事もいろいろやってきた。
整体の学校に通っていた40前後は、
通販の返品業務で、毎日何百もの品物の
入力作業をしていた。

バーコードを読み取り、指示通り入力する
誰でもできる作業
これが、何の役にたつのか(笑)

自分なんて・・・っとついつい思うし
そう思ったから、手に職を整体を習ってた

でもその業務をしていた時に
上場会社の業務分担を少し垣間見た気がした。

何百人もいるパート社員のおば様方の
派閥や、それぞれの悩みなども
嫌味な口調やいじわるな態度からも見え隠れしてた。

それらは、環境も含んだ人を理解し
共感するチカラをもたらせてくれたと思っている

リスキリングは、デジタルだけの話ではない。
毎日の生活がリスキリングしていることになる。

あとは、それを意図的にスパイクスキルとして
確立して、実行していき、統合するのだ

AIに相談すればいい

でもどうやって?
今は、本当に便利なものがある

AIに話すのは、気兼ねなく話せばいい
今までの職歴
学校でのクラブ活動
好きな趣味、得意なこと
今やっていること

子育てや家事のどれが好きかも
書き込んでいけばいい

その上で、リスキリングする分野をいくつか提案させる
そして、そのゴールにどんな職業があるかも

自分で調べるには、考えが偏るが
「こんなことしてたなら、こういう分野はいかが?」
とAIが瞬時に、可能性を出してくれる

しかもそれは1つではなく、数種類もだし

人と関わるのは苦手だから、
誰かを後押しするような分野ってないかな?

って聞くと、またすぐに答えてくれる。

本書を読んで
AIは、怖いものでも仕事を奪うものでもなく
相棒として、活用したいとおもった。

AI時代を生き抜くということ

最後に、手に入れたり、もっと極めたスキルを
統合していくことが大事なのだが
これには5つのチカラを持つことが必要

①関連(想像)力
②質問力
③観察力
④人脈(ネットワーク)
⑤実験力

そして、いろいろな帽子をかぶることが大事だと

白(中立性 事業とデータ重視の視点)
赤(感情 直感的視点)
黒(警戒心 弱点への視点)
黄(積極性 楽観 肯定的視点)
緑(想像力 新しい考えの視点)
青(冷静 俯瞰的視点)

昭和の人間は、単一に育ってきた
だが、その単一の支えになってきた経験は
とても多くのスキルを持っている

リスキリングし、5つのチカラを持つことで、
人はどんどん才能を拡げられる

そして、その基盤は、自分

つまり
Let it Go
自分らしく、ありのままが1番なのだ

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