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言葉で傷ついた心は、言葉が癒してくれる

心は、自分が思っているより、ピュアで柔らかくて繊細です。
獲得したと思った鋼の鎧には収まりきらないほど、深くて広くて奥深いんです。
その甘く透き通る桃色の心は、言葉のかすり傷や、取れかかったかさぶたでいっぱいです。
だから、思っているより、癒しが必要なんです。

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繊細な人は、争い事の中でも、湧き上がる愛情を失いません。
悔しくても辛くても、怒りに支配されず、自分を保つ強さを持っています。
なので、グッと飲み込んだ言葉がたくさんあると思うんです。

たとえ自分の心が悲鳴を上げていても。

繊細な人は、自分が放った言葉は自分に返ってくることを知っています。
自分の毒にやられてしまうので、悪口や陰口を言わない強さを持っています。
だからこそ、相手にこれ以上、非情な言葉を口から生み出させないために、
そっとその場を離れる選択をします。

たとえ自分が猛毒を浴びていても。

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でも大丈夫です。
傷ついた心を癒してくれる言葉に、必ず出会えます。

人を傷つける言葉は、その場の勢いで放たれたものです。
受け取る相手を思いやることもなく、自分に跳ね返ってくることを想像することもなく、
一瞬の快感を味わうための道具です。

人を癒す言葉は、長い時間をかけて選び抜かれたものです。
受け取る相手に想いを馳せ、紡ぐ人をも包み込む優しさに溢れているので、
何度思い返しても心温まる宝物です。

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言葉で傷ついた心を癒してくれるのは、
決して味の濃い食事やアルコールではなく、
いっときの快楽でもなく、
ありのままを包み込んでくれて、心から安らぎをもたらしてくれる、
優しさに満ち溢れた言葉です。

傷つくことが多いからこそ、癒しの言葉に幾度も救ってもらっています。
自分も癒しを紡げる人になりたいなぁと思うこの頃です。

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