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ひきこもり に、ついてかな?



人間はみんな、弱い。

僕は無信仰だが、これは僕の信仰かもしれないし、もしかしたら、ただの決めつけ、かもしれない。



外へ出たいけど出れないひとには、助けが必要だ。しかし、自分がどう行動するか、決めかねているひとには、助ける、というよりは、アドバイスみたいなものが、要ると思う。


もうひとつ、こういうひともいる。

たとえば、自分がいるこの場所が、快適か、そうでないか、わからなくなっているひとだ。


そういうひとには、そのひとの感性を真っ当にすることから、手助けを、はじめなければならない。


いまの精神治療は、投薬治療が主だ。
これが問題だと、思う。



僕は、人間が人間をつくることは、生殖以外、不可能だと思う、という文章を、以前書いた。

人間はとても精密で、人間自らの手で、人間をつくることは、不可能だ、と書いた。


それと、同じことだと、思う。

人間の、精神、こころ、を、薬物でコントロール、チューニングする、ということは、僕は、不可能だと考える。


ただ、強い希死思念がある場合などは、必要だ。


なぜなら、死んでしまったら、終わりだからだ。


それ以外は、外科手術の時などの麻酔に似ているなと、思う。


麻酔をすると、麻酔の必要な部分だけではなくて、そのほかの、いろいろな身体の部分も、麻痺する。


それに、似ている。

精神、こころ、への、薬物投与は、その薬物投与の効能、目的は、果たすが、人間が生きるのに一番必要な、五感を麻痺させるという、重大な副作用があると思う。


精神の不調も、身体の不調であることに、変わりはない。


精神の治療には、長い時間と、きめの細かい対応が必要だ。


その治療には、まずその精神の不調の原因を、カウンセリングなどで明らかにすることが、一番はじめに、しなければならないことだと思う。そして、その原因を解消するために動くのが、本当の治療だと、僕は考える。


繰り返すが、強い希死思念などがある場合以外の投薬治療は、たしかに、その症状は、なくなるかもしれないが、その投薬の副作用は、外科手術の麻酔で手術部位以外も麻痺するのと、方向性は同じだ。



これも繰り返しだが、精神、こころ、に麻酔を使うと、人間が生きるのに最も必要な、五感が、鈍くなる。

精神症状を、麻痺させて解消させる投薬の効能は、副作用として、究極、人間が生きていけないように、するのだ。


たとえば、その場所にいると、気持ちがいいとか、わるいとか、そういうものが、感じられなくなる。


人間は、気持ちがいい、が、感じられなくなると、繁殖できないし、気持ちがわるい、を感じられないと、その行く先に待つのは、究極、



死、


だ。

死んだら、終わりだよ。




ここまで書いてきて、卑怯な物言いかもしれないが、僕は、統合失調症に関しては、白旗を上げる。

ごめんなさい。

一生懸命がんばって想像しても、統合失調症の患者さんに、なぜ、幻覚、幻聴、などの症状があらわれるのかが、僕には全然わかりません。




ごめんなさい。

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