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生きるヒント 五木寛之 著 読んでいないが、
若い頃は、生きるヒント的な、匂いのするものが、すべてが嫌いだった。
生きるヒント、なんかなくても、
自分で探して、
自分で見つけて、
自分で考えて、
自分で決めて、
自分で動く。
すべて、自分!自分!自分!
自分で全部やれる!と、思っていた。
ひとの意見など、聞く耳も持たなかったし、
聞きたくもなかった。
だが、本当は、違った。
僕は、弱かった。
僕は、生きるヒントが、必要な人間だった。
人生は、辛く、苦しいことの、連続だ。
もちろん、楽しいこともあるが。
それを、乗り越えるために、生きるヒントは、必要だと思う。
人生は、一度きりだ。
だれしも、後悔は、したくない。
やはり、歳を重ねた人間の方が、いろいろ乗り越えた数も、多いのではないか。
乗り越えた数が多いほうが、ひとに言える生きるヒントも、多いのではないかと思う。
自分で、探して、
自分で、見つけて、
自分で、考えて、
自分で、決めて、
自分で、動く。
これは、このとおりだと思う。
しかし、生きるヒントを、探して、見つけると、考える幅が広がるし、決める時の選択肢も、増えるのではないか。
動く時は、ひとつづつが、良い。
色々、いっぱいやると、失敗することが、多い。
僕なんか不器用だから、いっぱいやると、ほぼほぼ、失敗する。
引き際も、大事だ。
引き際を間違えると、失敗が、深くなる。
失敗は、浅い方が、良い。
失敗したら、失敗した現実を受け入れて、どうして失敗したかを分析して、繰り返さないようにする。
これが、反省というものではないか。
やはり、反省しないと、いろいろ、善くならないと思う。
善い、方が、良いに、決まってる。
そういう、ことだ。
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