今だったらデザイン専攻入りたいかも
\金沢に行ってまいりました/
\金沢美大の卒制発表を見に/
金沢美術工芸大学のデザイン科は『製品デザイン・環境デザイン・視覚デザイン』の3専攻。
素敵な作品たくさんありました。
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看護師の休息の質を高めるソファーベッド
防災を日常の楽しみにするデザイン
親子のコミュニケーションを促すお絵かきサイドテーブル
Natta - 君の成長の展覧会
車窓の拡張 - 移動時間の楽しみ方の研究
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デザイン制作のプロセスは、Webサービスの開発プロセスと似ている
ワイヤー設計をしプロトタイプを作ることや、
カスタマージャーニーマップの作成も。
他、ユーザーヒアリングを重ねて製品のブラッシュアップをしていくことなんかも。
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これらを1年かけてじっくり作り上げる。
もちろん大変なこともたくさんあるだろうけど、過程も含めすごく楽しそう。
私はソフトウェアの勉強をしています。それも同じくなにかの課題を解決し誰かに喜んでもらうものを作るための手段。楽しい。
美大の人たちとアプローチや考え方はそっくりで、違うのはそれがハードかソフトか..(?)
具体的に形あるものとして創り上げることができるスキルと環境、素敵だなと思いました(語彙力)。
代表者プレゼン
制作の動機やその過程、込めた意味など詳細の様々を10分ずつプレゼンされていました。
全部素敵でした。合計3時間半の間、全く眠たくもならずワクワクしっぱなしでした。
聞くところによると、1年かけて作ったプロジェクトのその多くはこれで終了してしまうとのこと。
規格もできていて製品が作れるんだから、せっかくなら販売しちゃえば良いのにと思いましたが、大学の環境だと大量生産ができないそうなのです。
単に作って販売だけならできるが、コストがかかる、と。
美大の人がデザイナーや芸術家になるだけではなく、商社やメーカーにも行くその意味を知りました。
まだまだ生活はよくできるし、日本が完成されている訳では無い
今回出会った作品は、ほぼ全てが何かの課題を解こうとしたアウトプットのようでした。
インフラが整い住みやすい日本ですが、その反面、人の温もり, 寂しさ, 繋がり, 心地よさといった切り口で、まだまだアップデートすることができるんだと知りました。
より良くできる暮らしがある。
製品を買うとき、ものを選ぶとき。その背景や裏側にある想いをのぞいてみれば、もっと毎日が楽しくなりそうだとヒントを得ました。
IKEAやニトリなど、製品の説明がストーリー仕立てに書いてあることがある、あれなんかです。じっくり読んで回ってみた〜い。
Webサービスは世の中を便利にするけれど、Webだけじゃない
そりゃそうなんですけど。
課題解決の考え方、ユーザーに価値を届ける思考回路をしっかり学ばれているデザイナーさんって素敵だなぁと思いました。
「デザインの考え方は課題解決」(..だけじゃないって主張されてる卒制もありましたが、そう言われているそうです)。
クリティカルに既存のモノを疑ってみる視点、全体を俯瞰して設計しながらも細部をこだわりぬくという視点の切り替え。
(わかった気になって語っているのが恥ずかしいのですが、)デザイン科のみなさんの卒業制作からそんな力を感じました。
その力身に付けたい〜デザイン専攻いいな〜
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この専攻を選んで「入ろう」と、高校生の時に思えているみなさんが純粋にすごいと思います。
適当に学部を選んだ自分を悔やみながらも、自分もこれくらい素敵な卒業研究&卒論を書こうと決意を新たにさせられた、金沢訪問でした。
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