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【時事ネタ】KADOKAWA大規模システム障害 超簡単まとめ

今回は、時事ネタをわかりやすい形でまとめました。


1.会社概要

①事業内容
 総合エンターテインメント企業
 出版事業、アニメ・実写映像事業、ゲーム事業、webサービス事業 等
②有名なブランド/サービス
 ・角川文庫
 ・ニコニコ動画
 ・ツクールシリーズ(RPGツクール 等)
③設立
 1954年 株式会社角川書店 創立
④事業規模
 売上:2,581億円(2024年3月期) ※過去最高
 純利: 113億円(2024年3月期)

2.システム障害の状況

2024年6月8日 サーバーにアクセスできない障害が発生。

①主な原因
 サイバー攻撃(ランサムウェア)
②標的
 自社データセンター内のサーバー。
 パブリッククラウドは、ほぼ被害なし。
③影響
 ・出版事業
  出荷数量の減少及び遅延。
  基幹システム(受注、生産、物流)の機能停止。
  制作支援システムの一部停止。
 ・Webサービス事業
  ニコニコファミリーのサービス全般が停止。
 ・MD事業
  オンラインショップの受注不可、出荷の一部遅延。
 ・経理業務
  一部の取引先への支払い遅延。
④復旧の見込み
 ・6月末
  ネットワーク、サーバー環境の再構築、基幹システムの復旧
 ・7月末以降
  ニコニコ関連サービス
⑤損失額
 ・数十億円(最低10億円以上と言われている)
 ・企業ブランドも低下

3.所感

①怖いですね・・・
 当事者の方達は、混乱とリカバリで大変な状況と思われます。
 くれぐれも体調に気を付け、踏ん張って欲しいです。
 どの企業にも起こりうるリアルな現実です。本当に怖い。
 KADOKAWA社の今後の対応に注目です。

②パブリッククラウド強し?
 パブリッククラウド側の影響は、ほぼ無し。
 まだ原因がわかっていない状況ですが、
 パブリッククラウド強し!の印象です。
 きっちりとした対策を取られていたのでしょうね。

③利用クラウドは、AWS?
 各社プレスリリースを見るとAWSを主に利用されているようですね。
 復旧もAWSにされるんでしょうか?
 データセンターがありながら、再構築先がAWSになると
 その他の会社も追従しそうです。
 ただ、総合的に考えるとそうなりますよね。

最後までありがとうございました。