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漢文はいつから勉強すれば良いですか?

「漢文はいつから勉強すれば良いですか?」

これは、以前生徒からいただいた質問です。

漢文は共通テストでも50/200点東大二次試験でも30/120点

なんとも絶妙なウエイトを占めています。

確かに、いつから勉強を始めたらいいのか

なかなか悩ましい部分だと思います。

そこで、周りの東大生や私自身の経験を踏まえて

「いつから・どんな風に、漢文の勉強を進めていけば良いのか?」

お話していこうと思います。

古文・漢文を安定させれば国語は安定する

「古文と漢文は点数が安定しやすい」

まずは、これを覚えていただいきたいと思います。

古文・漢文は現代文と比べて安定しやすい特性があります

現代文は文章によって難易度がかなり左右されます。

しかし、古文や漢文の場合、読み方や基礎的な文法さえマスターしてしまえば

点数は現代文と比べてさほど上下しません。

なので、国語の点数を安定・アップさせるためには

漢文は出来るだけ早く取り組んだ方が良い

と思います。

漢文はすぐに完成できる

漢文に早く取り組んだ方が良い理由はもう1つあります。

それは、

覚えなくてはいけない知識が極端に少ない

から、です。

漢文は多少の漢字と句法(文法規則)さえ、覚えてしまえば、あとは読解を積むだけです。

本気で取り組めば1週間あればマスターできるレベルの分量しかありません。

なので、漢文に早くから取り組むことで

後から漢文の知識を詰め込まなくて良くなりますし、

国語の点数がかなり安定します。

すぐに東大レベルにも挑戦できる

基本的には

基礎文法・句法・重要漢字を覚える

問題集に取り組む

東大の過去問に取り組む

の手順で良いと思います。

また、問題集に慣れてくれば東大の過去問であっても

容易に意味を理解することができるようになっていると思います。

漢文はそれくらい容易です。

ただ、東大の場合、意味が分かっていても解答の仕方で大きく差がつくことがあるので、

解答の書き方に関しては

こちらの記事を参考にされると良いでしょう。

レベル別。オススメ参考書3選

最後にレベル別のオススメ参考書3選を記載しておきます。

おおよそ

基礎→実戦→過去問

の流れになっています。

①漢文早覚え速答法(田中雄二・Gakken)


基礎的な句法・文法が凝縮しています。個人的に小手先のテクニック的な部分を強調しているのは好みではないですが、網羅性のある良書だと思います。


②漢文道場(土屋裕・Z会出版)

やや実戦的な参考書です。ここで出題される文章が読めるようになったら、過去問も十分解けるレベルだと思います。

③鉄緑会東大古典問題集(KADOKAWA)

東大進学実績の上位を誇る鉄緑会の過去問参考書です。解説や解答例がしつこいと思うくらい詳しく載っています。また、巻末に東大受験で覚えた方が良い単語や漢字が載っているので、この1冊を仕上げることができれば東大漢文はほぼ完璧だと思います。

まとめると…

さて、まとめると

・漢文の早期完成は国語の点数を安定させる
・漢文はすぐに東大レベルまで仕上げられる
・オススメの参考書3選を活用する

でした!

あなたの漢文の学習に役立てていただければと思います。
また読んでいただけたら幸いです。

もし、

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