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「SmartHRオープン社内報」を2022年9月に休刊します

お疲れさまです、広報でオープン社内報編集長のたけべ(@ta_ke_be)です。
社内にはご存じの方もいらっしゃいますが、改めて正式にお知らせします。「SmartHRオープン社内報」を2022年9月に休刊します

休刊の判断にもつながった実態調査の結果含め、詳細は次回記事で紹介するので、今回はざっくりとした理由と概要を記載しますね。

「SmartHRオープン社内報」のこれまで

まずは、振り返りを。
ご存じの方も多いかもしれませんが、「オープン社内報」の生みの親はSmartHRです。事実を確かめるべくTwitterをひたすらたどったことがあるのですが、「オープン社内報」という言葉を世界で初めてツイートした人は、なんと人事の @yabuさんでした(※たけべ調べ)。

それから3年半が経ち、今では、note内で #オープン社内報 というハッシュタグを付けた記事は、14,460本公開されています(2022年9月27日時点)。社内報をオープンにする取り組みに共感いただいたのかなと思うと、なんだか嬉しいですね。

さて、2019年3月の創刊からこれまでに107本の記事を公開してきました(本記事が108本目です)。面談・面接で社内報の話が出るなど、採用へのつながりを実感する場面もあったのではないでしょうか。

SmartHRオープン社内報のトップページのスクリーンショット。
SmartHRオープン社内報のトップページ

実際に、以前行ったアンケートでは、2020年以降の入社者のほぼ100%が「入社前に社内報を読んでいた」と回答しました。また、社内に閉じることの多い社内報を公開する珍しさから、他社さまにヒアリング依頼をいただくこともありました(多いときは月に2〜3回)。そのほか、社内報がきっかけとなり雑誌・ウェブメディアの取材につながるなど、運営開始時に想定していたよりも大きな反響をいただきました。

なぜ休刊するの?(ざっくりとした理由)

しかし、社内報というネーミングではありますが、「本当に社員に読まれているのだろうか?」「社員に必要な情報を提供できているのだろうか?」という点を確認するため、2022年3月に社内向けの実態調査を実施。
結果、社員に一定数読まれていることがわかると共に、社内に比べ社外への効果が大きく、「社内報」という名前と実態が乖離しつつあることが明らかとなりました。

より詳細な理由は次回記事に記載しますが、この情報を元に「休刊が適する」という仮説をモム会議(※)に持ち込み、休刊が決定したという流れです。

もし今後再び「社内報が必要だね」となった場合には、再開含め社内報の適切な形を検討したいと思います。

※モム会議:経営会議に挙げるほどではない、ちょっとした疑問や相談などを議案として出して、みんなで揉んで考える場。
2022年8月から「Work Design Hour」に名称と目的を変更しました(詳細は、2022年7月29日のモム会議議事録をご覧ください)。引き続き、社員であれば誰でも参加可能で、誰でも議案を出せる場です。

いつ休刊するの?

次回記事(2022年9月30日公開予定)が、休刊前の最終記事です。
社内報の振り返りや休刊決定までのアレソレをまとめた記事にするのでお楽しみに。また、社内向けに募集した「社内報への質問・コメント」も次回記事で回答&ご紹介します。

過去記事やnoteマガジンは読めなくなるの?

何名かからご質問いただきましたが、休刊しても過去記事は読めます。
「引き続き過去記事も読みたい」「今でも読んでいるよ〜」との声をいただき、嬉しかったです。記事を書いてくださった皆さまに改めて感謝!

また、社内報はnoteマガジンの1つでありアカウントではないのですが、株式会社SmartHRのnoteアカウントは存続します。つまり、社員の皆さまの記事をまとめている各マガジンも引き続き閲覧&更新可能です。
個人アカウントで積極的に発信している皆さま、今後もよろしくお願いします!

なお、モム会議では「社内報に代わる、採用を目的とした新メディアの公開を検討する」とお伝えしていましたが、改めて情報の発信源と目的を整理した結果、「新たにつくるのではなく、既存のものを活かすのがよさそう」との結論に至りました。
そのため、(すでに一部お取り組みを開始していますが)株式会社SmartHRのnoteアカウントを中心に、採用関連の発信を強化中です。引き続きお楽しみに!

おわりに

本記事ではさらっとお伝えしていますが、今まで関わってくださった人数の多さや反響の大きさ、各記事への思い入れを考えると、休刊の判断は簡単ではありませんでした。
続けたい気持ちも大きかったものの、「一番良い形はなんだろう」と考えた結果、休刊案をモム会議に持ち込みました。ここで応援コメントをいただいたことも嬉しかったです。ありがとうございました。

それでは、休刊前の最終記事でお会いしましょう✋

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