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SmartHR社員の本音を公開!社内アンケートから見るスケールアップ企業の「働きがい×働きやすさ」とは?

SmartHRは2024年5月、世界150カ国で働きがいのある会社の調査を行う専門機関、Great Place to Work ® Institute (以下 GPTW)の実施する調査にて、「働きがいのある会社」として認定されました。

認定を受け、SmartHR社員が感じている「働きがい」と、業務のパフォーマンスにつながる「働きやすさ」について、より深く実情を探るためアンケート調査を行いました。

このnoteでは、アンケート結果とコメントから見えた社員の本音を紹介します。SmartHRというスケールアップ企業の「働きがい」について、みなさんのイメージが膨らむと幸いです!

アンケート概要
・アンケート方法:社内調査(Google フォーム)
・アンケート回答者:SmartHR社員(役員・アルバイトを含む)
・回答期間:2024年5月22日〜2024年5月31日
・有効回答:419名


業務を通じて働きがいを感じるとき

「業務を通じて働きがいを感じる時」のアンケート結果のグラフ(回答は最大3つまで選択したもの)

自ら業務や顧客課題を発見し解決に向けて推進できたとき(61.6%)
能力・スキルの向上を感じたとき(38.9%)
社内のチームワークを活かして仕事ができたとき(36%)
オーナーシップを持ち仕事ができているとき(25.5%)
納得感のある評価を得て、等級や報酬が上がったとき(25.3%)
業務内容が社会に与える影響の大きさを感じるとき(23.2%)
能力の高い同僚と仕事をしているとき(21.5%)
上司や同僚から適切なフィードバックがあったとき(15.8%)
未知の領域の業務に挑戦しているとき(12.6%)
プロジェクトを完了したとき(11.2%)
思い描くキャリアを実現していると感じるとき(10%)
その他(1.8%)
働きがいを感じるときは特にない(0.7%)

最も多かったのは「自ら業務や顧客課題を発見し解決に向けて推進できたとき」となり、自律駆動で課題解決していくことが働きがいにつながっていると感じ取れる結果になりました。
他にも、上位は「能力・スキルの向上を感じたとき」や「社内のチームワークを活かして仕事ができたとき」など、成長実感やチームで目標が達成できることによる働きがいが上位となっています。

その他の回答には、「お客さまのサクセスに貢献でき、感謝の言葉をもらえたとき」「公開した企画に社内外からの反響をもらったとき」など、自らの業務への反応に対し、働きがいを感じるという声もありました。

SmartHRに入社する際、期待していたこと

「SmartHRに入社する際期待していたこと」のアンケート結果のグラフ(回答は最大3つまで選択したもの)オープンでフラットなカルチャーのもと、スピード感を持って心地よく働くこと(57%)
「事業成長している企業」での経験(43.4%)
職種特有のスキルを広く深く習得・向上させること(39.1%)
挑戦機会が豊富にあること(36.3%)
オーナーシップ・裁量をもって主体的に業務に取り組める環境(32%)
制度や福利厚生を利用してプライベートと両立した働き方ができること(31.5%)
社会貢献性の実感(30.1%)
コミュニケーション能力など、業務遂行に必要なポータブルスキルの向上(7.6%)
その他(2.4%)
特になし(0%)

「オープンでフラットなカルチャーのもと、スピード感を持って心地よく働くこと」が57%と最も多く、SmartHRのカルチャーに対する入社前からの期待がうかがえる結果になりました。

(SmartHRのカルチャーについて:https://recruit.smarthr.co.jp/value-culture/

次いで、「事業成長している企業での経験」が43%、「職種特有のスキルを広く深く習得・向上させること」が39%と続き、挑戦機会に対して期待を持って入社いただいていることがわかりました。

その他の回答には、「自分の強みを活かせること」、「能力の高い同僚との仕事」、「力試し」など、スケールアップ企業ならではのメリットへの期待も見受けられました。

入社後、実現できていると感じたこと

SmartHRに入社し、実際に実現できていることについても合わせて聞いてみました。

「入社後実現できていると感じること」のアンケート結果のグラフ(回答は最大3つまで選択したもの)※当初は期待していなかったが、実現できたと感じるものも含む

「事業成長している企業」での経験(51.3%)
オープンでフラットなカルチャーのもと、スピード感を持って心地よく働くこと(48%)
挑戦機会が豊富にあること(38.9%)
オーナーシップ・裁量をもって主体的に業務に取り組む事のできる環境(33.9%)
制度や福利厚生を利用してプライベートと両立した働き方ができること(32.2%)
職種特有のスキルを広く深く習得すること・向上させること(24.1%)
コミュニケーション能力など、業務遂行に必要なポータブルスキルの向上(18.1%)
業務内容を通じた社会貢献性の実感(17.7%)
実現できているものはない(1.7%)
その他(1.6%)

スケールアップ企業として事業が急成長している感覚・経験を実感している社員が最も多く、また、「オープンでフラットなカルチャーのもと、スピード感を持って心地よく働くこと」が上位に続き、日常業務にスピード感を持って取り組めている実感を持った社員も多いことが見受けられる結果となりました。
全体的に、実際に実現できていることと、入社時に期待していたことの結果に大きな乖離はない結果でした。

その他の回答には、「自信を持って提案できるプロダクトであること(プロダクトが改修・機能追加され、顧客のニーズに応えられていること)」、「能力の高い同僚との仕事」、「チームでの仕事」などがありました。また、入社間もない社員が、「実感できているものはない」を選択するケースがありました。

SmartHRならではの魅力だと感じること

2024年時点で中途採用率が100%のSmartHRですが、社員がSmartHRならではの魅力と思うことについて、自由記述で回答を集めました。回答の一部を紹介します。

そこそこの規模になりつつもまだまだ課題も多く、会社としてチャレンジできる幅が広がり、かつ伸びしろ十分であるところ。

ハイスピードで成長しているにもかかわらずチャレンジングな目標設定と選択ができること。

情報のオープンさ、仕事の当たり前の基準が高く妥協しない、自律性が高い社員が多いからこそ自由さが与えられている(特に働き方)。

事業成長していること。今後の成長のための戦略をきちんと練り、適宜社内に共有していること。適切なタイミングでボードメンバーを入れ替えたり、新しいメンバーを入れたりなど、経営層の新陳代謝があること。

情報がオープンかつ整理されているので、「情報を収集する時間」が格段に少ない。

事業成長して、よい意味でカオス状態が続くため、自分次第でチャンスを作り、貢献できる環境であることにワクワクしています。

回答の中でキーワードとして頻出していたのは「オープン」「カルチャー」「スピード」といった、バリューやカルチャーに関連するものでした。また、社内の「コミュニケーション」について言及している社員も多くいました。

業務上でパフォーマンスを発揮できる環境としての「働きやすさ」について

業務上でパフォーマンスを発揮するため、働きやすさは重要な環境要因です。SmartHRで働くうえで、どのような場面で働きやすさを感じるかについて聞きました。

最も多かった回答は、「年齢や役職にとらわれないフラットなコミュニケーション、意見の言いやすさ」でした。次いで、「情報がオープンであること」が続き、SmartHRのカルチャーの一つである「オープン・フラットな文化」が働きやすさにもつながっていることがうかがえる結果となりました。

その他、「自由な発想と行動を繋げやすい環境、ボトムアップで現場から意思決定を促す環境」、「多くの部署、人とコラボレーションし、成果を最大化できること」、などが挙げられました。

この質問に寄せられた具体的なエピソードについても紹介します。

1on1のときの上司からのフィードバックも受けるだけではなく、こちら側からも「こうして欲しい」ということをフィードバックする風土があるのは非常に良かった。一緒にチームを作り上げていく、という気持ちで、お互いの気持ちを赤裸々に語りながら1on1ができる雰囲気はとてもありがたい。

自分が知らない・わからないことでも誰かしらは専門家がいて知見を共有してくれるという安心感があります。そのため「わからないことで立ち止まってしまう」時間が少なくなり、必然的に自分のパフォーマンスも高くなった気がします。

「ヒト」ではなく「コト」に向き合う仕事ができること、はよく感じます。PMという職種柄、ほかの部署・職種の方と話すことがよくあります。そのときに、お客さまのため、という共通の目的があるため、「お客さまのためになるのはこっちだよね〜」とスムーズに合意できます。これがめちゃめちゃ楽。

また、SmartHRには働きがいと生産性を高めるための独自の制度があります。それらの制度がどのくらいパフォーマンスに寄与しているかについても調査しました。

SmartHR独自の制度について、「社員がパフォーマンスを発揮できる環境として」働きやすさに寄与していると思う度合いを示した円グラフ

1.
働く環境に関する制度(ワーケーション・コアタイム無しのフレキシブルタイム制度など)について、とても寄与しているが9.5%、寄与しているが22.3%、ある程度寄与しているが39.4%、あまり寄与していないが24.8%、全く寄与していないが4.1%となっている。
2.
自己学習に関する制度(社内向け勉強会費用負担、Smart相談室の利用など)について、とても寄与しているが67.5%、寄与しているが22.3%、ある程度寄与しているが8.2%、あまり寄与していないが1.5%、全く寄与していないが0.5%となっている。
3.
コミュニケーションに関する制度(部活動制度、カシュ制度など)について、とても寄与しているが28.6%、寄与しているが34.0%、ある程度寄与しているが28.9%、あまり寄与していないが6.9%、全く寄与していないが1.5%となっている。
4.
出産・育児に関する制度(出生準備休暇、3歳までの特別看護休暇など)について、とても寄与しているが29.7%、寄与しているが35.8%、ある程度寄与しているが27.1%、あまり寄与していないが2.6%、全く寄与していないが4.9%となっている。

現在のSmartHRの制度については、SmartHRの働き方制度(2023年7月〜2024年12月)もご覧ください。

スケールアップ企業の「働きがい」

現在、SmartHRの従業員数は1,000人を超え、企業フェーズとしては「スケールアップ企業」という段階にいます。

これからも「『働きがい』のある企業」を体現していくには、またまだ課題もたくさんあります。制度の活用だけでなく、メンバーや管理職一人ひとりが「働きがい」を高める創意工夫をしなければなりません。

この記事から、SmartHR社員が普段感じている「働きがい」やSmartHRで働くことで得られていること、パフォーマンスを発揮するための「働きやすさ」について、少しでもイメージを持っていただけたら幸いです。