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SmartHR UXライティング

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SmartHRの「やさしい日本語」切り替え機能ができるまで

こんにちは。SmartHRで「やさしい日本語」の取り組みに参加しているUXライターのkondoです。 私たちのプロジェクトではこのたび、SmartHRの画面を「やさしい日本語」に切り替えて表示する機能をリリースしました 🎉 「やさしい日本語」で表示できる業務アプリケーションは、国内でもほとんど例がないはず。そこで本記事では、私たちが開発過程で検討したことの一部を、検討の流れに沿ってご紹介します。 「やさしい日本語」に注目している開発者の皆さまの参考になれば幸いです。 な

UI文言を検討するときのSmartHR Design Systemの歩き方

社外にも公開しているSmartHR Design Systemは、ライティングに関するガイドラインも充実しています。この記事では、UI文言を検討したいと思ったときにそれらのガイドラインをどのように活用するとよいのか、おすすめの参照方法を紹介します! チェックリスト的に参照したいライティングスタイル ライティングスタイルには、UI文言に限らずヘルプページやリリースノートなどにも適応したいガイドラインがまとまっています。 基本的かつ具体的な内容で、数も多くないので都度チェック

PMM×UXライター対談:担当機能の価値をユーザーに届ける、コンテンツチームとは?

SmartHRには「コンテンツチーム」と呼ばれる体制が存在します。ユーザーがリリースされた新機能や既存機能を使い、価値を実感する機会をより増やすため、コンテンツチームは、企画の検討やコンテンツの制作を担当しています。 今回は文書配付機能でコンテンツチームを担当していたPMMのokapiiさんとUXライターのinabaさんにお話を伺います。 話者の紹介okapii(PMM) toCのメディアやアプリのマーケティング・企画を経て2020年3月にPMMとしてSmartHRに入社

開発に近い場所で働きたかった私が、開発チームの一員として働くようになるまで

こんにちは、SmartHRでUXライターをしている@8chariです。 先日、同僚と「入社前に考えていたこと」を話す機会がありました。入社して2年以上が経って忘れかけていましたが、「異業種への転職、開発メンバーとうまくやっていけるかな…」という当時の不安を思い出しました。 そこで今回は、過去の私と同じように不安な人がいるのではと思い、記事を書いてみます。異業種から転職し、企業文化も開発体制もガラリと変わった私がどうやって開発メンバーと働いてきたか。少しでも参考になれば嬉し

制作会社のウェブディレクターからキャリアをスタートし、事業会社のUXライターになるまで

SmartHRでUXライターとして働いているinabaといいます。2022年8月にSmartHRに入社して、ようやく1年ちょっと経ちました。今では、UXライターとして働いていますが、SmartHRに入社するまではUXライターではありませんでした。 この記事では、SmartHRに入社するまでのキャリアと、キャリアの中で培ったスキル・経験のなかで現在UXライターの仕事に役立っていることを紹介していきます。 これまでのキャリアと今も役立っていること1社目 デザイン会社 職種と

SmartHRのUXライティンググループにはどんな人たちが集まっているのか?

こんにちは!2023年9月にSmartHRのUXライティンググループに入社したmugiと申します。 私はこれまでUXやライティングを専門とする仕事に就いたことがなく、SmartHRに入社する前は「UXライティングと無縁な私でもやっていけるだろうか…」と思っていました。 しかし実際に入社してみると、UXライティンググループのメンバーはUXやライティングを専門にしてきた人ばかりではなく、SmartHRに入社してから現場で試行錯誤しながら「一貫性のある・わかりやすいコンテンツ」

すべての人が、迷わず、SmartHRを使えるように。使いやすさを支えるUXライティングの仕事

世の中にまだまだ確立されていない「UXライター」という仕事。先駆けて、UXライターというポジションを設けているSmartHRだからこそ体現できる価値や働き方とは?クリエイティブディレクションやコピーライティングを経験して入社した、稲葉志奈さんに話を聞きました! 情報を整理し伝わる文章を書くことへの興味が、UXライティングの仕事につながった──現在、UXライティンググループではどんな仕事をしていますか? 稲葉: SmartHRのUXライティンググループには、大きく分けて3つ

鬼の赤ペン先生つき📝 SmartHR流 テクニカルライティング講座を開催した話

SmartHRのUXライターとして働いている@8chariです。気づいたら、入社して1年半が経とうとしています。 この記事では、今年の9月〜11月に社内で開催したテクニカルライティング講座について紹介します。 開催の経緯SmartHRでは、「一語一句に手間ひまかける」というバリューがあり、UXライターだけでなく、さまざまな職種がユーザーに届く言葉に力を入れています。UXライターでなくても、誰もがユーザーにわかりやすく伝えられれば顧客の価値につながる、という認識が社内に浸透

自社プロダクトとして育てるヘルプセンター

こんにちは! SmartHRでUXライターをしているotapoと申します。 この記事はSmartHR Advent Calendar 2022の16日目です。 この記事では、Zendesk Guideで運用していたヘルプセンターを自社開発のアプリケーションに移行した背景や、ヘルプセンター移行前後で変わったことなどを紹介します。 SaaSのように日々変化のあるプロダクトのサポートコンテンツの作成に関わる方のヒントになれば幸いです。 SmartHRのUXライターの仕事の

SmartHRのUXライティンググループが目指すもの

はじめにSmartHRのUXライティンググループのマネージャーをしているotapoと申します。 2020年8月に、当時のSmartHRではまだ海の物とも山の物ともつかぬ「UXライティング」を冠したチームを立ち上げてから約1年半が経ち、SmartHRでのUXライターの動き方や、今後目指していく方向が見えてきたので、一度まとめておく目的で、この記事を書いています。 抽象度高めの内容になっておりますが、具体的な業務について触れている記事やスライドへのリンクもあるので、「具体的な

SmartHRのカスタマーサポートは、これからもっと楽しくなる

こんにちは。 SmartHRのカスタマーサポートグループ(以下、SP)でマネージャーをしているotapoと申します。 今年2021年、SPはほぼ倍(17名→32名)の人員増を予定しています。 ヤバい! ただ、ヤバいヤバい言っていても仕方がありませんので、SPのことを知ってもらい、「こんなチームで働いてみたい!」と思ってもらうべく、まずはグループ全体についてnoteにまとめてみることにしました。 より具体的な仕事の内容や取り組みについては、別記事で改めたいと思います。

”業務ツール”のUXライティング力を伸ばす本・5選

「わかりやすさ」を生み出すための、認識とスキルを育てる視点で選んだ5冊UXライティングの参考書は、その人が日々向き合っている”ユーザー”との関係性によって大きく変わってきます。 ここでは、SmartHRのような業務をサポートするデジタルプロダクトを開発していて、そのユーザーを助けるライティングをする上で必要なことをインストールするという視点で選んでいます。 業務ツールが提供するユーザー価値は、「時間がかからないこと」。業務を効率化したいから、ユーザーは対価を払ってサービス

SmartHRに入社して半年が経ちました

2020年3月1日にSmartHRに入社し、noteが書けぬまま半年が経ってしまいました。 これは、一応、入社noteです。 気がついたら、UXライターになってましたデジタルマーケティングの現場で、エージェンシーのコンテンツディレクターとして、たくさんのコンテンツを作ってきました。 書く力を使ってもっと稼ぐために広告業界に転身する前、今は無き大正時代から続く主婦向け実用誌の編集部に新卒として入社し、デスクと校閲の赤字に塗れながらライティングスキルの基礎を叩き込まれました。