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SmartHR コミュニケーションデザイン

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株式会社SmartHR のコミュニケーションデザインセンターの発信をまとめたマガジンです。
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記事一覧

カテゴリー型マルチプロダクトのブランディングのための重要3テーマ─シリーズE調達 SmartHR VPリレー連載#4

SmartHRは、2024年7月1日にシリーズEラウンドの実施と、新規領域への参入や、労務管理・タレントマネジメントの新プロダクトを発表しました。 シリーズEラウンドの実施や新領域への参入を受け、それぞれの管掌組織の挑戦や戦略について、SmartHRのVP陣がリレー形式でnoteを執筆します。 第4回はブランディング統括本部長(VP of Branding)の岡本さんです。 こんにちは。 SmartHRの岡本(@takaokamoto1)です。 前回note記事「Smar

デザイナーへの「制作依頼」チャンネル改修と、ブルドーザー思考の話

こんにちは。コミュニケーションOpsユニットのmzk1496です。 私の所属するユニットでは、制作フローのアップデートや生産性の分析、採用広報からガバナンスの整備まで、クリエイターの働きやすさをサポートしています。 さて、SmartHRのコミュニケーションデザインセンターには、アイキャッチ・eBook・紹介冊子・営業資料・サービス導入補助ツール・動画・ノベルティといった制作依頼が、毎月約70件届きます。 それらの依頼がスムーズに進む状態にすることで、依頼者・制作者双方の負荷

企業ミッションの達成に向けて。SmartHRでコミュニケーションデザインに携わる4人に聞く

SmartHRは、「労働にまつわる社会課題をなくし、誰もがその人らしく働ける社会をつくる。」を企業ミッションとしています。では、達成に向けて日頃どのようなことを意識しながら活動しているのでしょうか。コミュニケーションデザインに関わる各ユニットのチーフを務めるtajimaruさん、Sさん、nawaaanさん、mikityさんの4名に話を聞きました。 ※ SmartHRでは2〜7名ほどの組織を「ユニット」、各ユニットのプレイングマネージャーを「チーフ」と呼んでいます。 ※ コミ

30名を超えたが道半ば、SmartHR「コミュニケーションデザインセンター」の現在地

SmartHRには2024年1月から「コミュニケーションデザインセンター(以下、コムセン)」という横断組織ができました。詳細は下記記事をご覧ください。 コムセンは前身組織からの計5年間で、人数が約11倍の30名に増加しています。しかし、現在もデザイナーとディレクターを複数ポジションで募集中だと言います。また、まだ道半ばの組織でありながら、社外の方からは「すでに組織として完成しているのでは?」と誤解されることがあるそうです。 なぜメンバーを増やし、組織を強くしていきたいのか

組織の中で信頼されるデザインチームをつくるには【KRAFTS&Co.倉光・SmartHR岡崎対談】

デザイナーを取り巻く環境は日々変化し、働き方の選択肢も増えています。その中で、自身の働き方や今後のキャリアに迷いや不安を感じている方も多いことでしょう。社外識者の方とSmartHRの対談を通じて、これからのデザイナーの働き方を考える企画。今回は、デジタルプロダクトのクリエイティブディレクションやサービスデザイン、デザイン人材の育成を手がけるデザインスタジオ、KRAFTS&Co.代表の倉光美和さんにお話を聞きました。 デザイン組織の存在感とともにデザイナーの領域も広がっている

SmartHRのサービスデザインのおもしろさはここにある。アートディレクター4名の覆面座談会

SmartHRには、ブランディング戦略の実現に向けた“よりよいサービス体験”や“成果創出”を目的に、クリエイティビティを発揮する「サービスクリエイティブマネジメント本部」という組織があります。その中の一つのユニット「サービスデザインユニット」は、SmartHRの屋台骨とも言えるサービスデザインをクリエイティブ面から先導するチームです。 しかし、「サービスだけだと担当範囲が狭いのでは?」「繰り返しの業務が多いのでは?」といった質問をいただくことがあります。同ユニットに所属する

SmartHR コミュニケーションデザインの求人情報【随時更新】

SmartHRのコミュニケーションデザイン職は積極採用中です。求人情報をまとめてご紹介します。 アートディレクター(サービスデザイン領域)マーケティング・カスタマーサクセス領域のオンライン施策に関わる、アートディレクション業務をお任せします。企画・設計段階から参画し、各部署や社内外のメンバーとコミュニケーションを取りながらアイデアを実際に形にしていただきます。 長期的視点でブランドづくりを考え、ユーザーにとって最適なアウトプットを導き出してください。 また、チームで制作す

「戦略策定」「マーケOps」「デザインOps」「データ分析」をつなげて、欲張り組織を作った話

こんにちは。 クラウド人事労務ソフトを提供するSmartHRで働いているgenboです。 3年ぶりのnote投稿です。(前回の記事:SmartHR 1人目のデータアナリストが過ごした1年間) 前置き SmartHRは2024年に大規模な組織再編を行いました。 マーケティング領域も組織を刷新し、マーケティングとコミュニケーションデザイン(通称コムデ)を統合した「ブランディング統括本部」(通称ブラトー)が誕生しました。 組織は4つの本部に分かれており、このnoteでは「ブラ

SmartHRのサービスクリエイティブ組織、あるいはチキン南蛮について

こんにちワン🐾 fujijunと申します。 なんと前回noteを書いてから1年弱経っていた・・・、こりゃイカン。 前置きとスペシャルサンクス最近のfujijunですが、引き続き株式会社SmartHRに勤めております。ちょっと今回大きな変化があったのでその紹介をば。 岡本さんのnoteで既にお知らせのとおり、2024年1月からの組織構造改革でマーケティンググループとコミュニケーションデザイングループの統合による「ブランディング統括本部」(通称ブラトー)が爆誕しました。ブラ

デザイナーの働き方を考える | ビジネスの言葉の向こうにある生々しい課題とデザインにできること

デザイナーを取り巻く環境は日々変化し、働き方の選択肢も増えています。その中で、自身の働き方や今後のキャリアに迷いや不安を感じている方も多いことでしょう。社外識者の方とSmartHRの対談を通じて、これからのデザイナーの働き方を考える企画。今回は、企業と伴走し、活動を支えるデザイン会社・株式会社コンセントの大﨑優さんにお話を聞きました。 組織デザインにまつわる課題感関口裕(以下、関口):まずは簡単にそれぞれの自己紹介を。 大﨑優(以下:大﨑):私は株式会社コンセントというデ

「SmartHRらしさ」を可視化し、表現の仕組みをつくる。ブランドマネジメントの挑戦

SmartHRで働くメンバーで「これはSmartHRらしいね」「なんだかSmartHRっぽくないね」といった会話をする場面がよくあります。一方で、SmartHRが発信する情報や制作物に対して「SmartHRらしいですね」と社外の方に言っていただくこともあります。 「らしさ」とだけ聞くと曖昧で定義が難しい印象です。「みんなが“SmartHRらしさ”の表現に迷わない仕組みをつくり、安定してアウトプットできる土台をつくり、ブランド表現のガバナンスが効いている状態をつくる」役割を担

「SmartHRのサービスサイト」の未来を考える。担当者2名が語る、仕事のリアル

SmartHRの玄関口とも言えるサービスサイトは、SmartHRをまだ利用していない方にサービスの魅力を伝える重要な役目をはたしています。同時に、改善や変更の依頼が社内のさまざまな部署から届くため、運用は一筋縄ではいかないといいます。 今回は、アートディレクター(以下、AD)のmasaさん、マーケターのota.kanaさんのお二人に、サービスサイト運用の現状と今後について話を聞きました。運用メンバーが一時期2人だったという状態から、これまでどのように体制を整えてきたのか。そ

5年ぶりにデザインチームが分かれ、「コミュニケーションデザインセンター」をはじめました。

こんにちは、SmartHR のブランドマネジメント部のマネージャー 兼 コミュニケーションデザインセンターのセンター長という役割を務めている bebe(@watabebe) です。 今期からこちらの二つの役割を担っております。 今回はその肩書きの二つ目部分、「コミュニケーションデザインセンター」ができたよ、という内容の記事になっています。 この記事の内容 3行まとめ 📝 2024年1月からコミュニケーションデザイン組織自体は組織図からはなくなるという進化を遂げたよ 「

SmartHRのブランディングを牽引する組織のはなし

はじめにこんにちは。 SmartHRの岡本(@takaokamoto1)です。 今回の記事は、昨年公開したnote記事「マーケティングとコミュニケーションデザインを担う、新しい組織をつくります」の続編にあたる記事になります。 これまで 「マーケティング新組織をつくる際に考えた、"サービス"と"ブランディング"の定義について」、「SmartHRのサービスクリエイティブ組織、あるいはチキン南蛮について」、「「戦略策定」「マーケOps」「デザインOps」「データ分析」をつなげて