デザイナーの私たちが「最近気になったアプリ・サイト」|6月編
スマートキャンプデザインブログ、モリシゲです。
スマートキャンプデザイナーが最近の「気になったアプリ・サイト」を月1で定期的に発信しています。
それでは、各デザイナーから1つずつの紹介です。
体験型コミュニケーションマシュマロ!?『Fishmallow』
BBQシーンで、串に挿して焼くものといえば「魚とマシュマロ」。
共通する動作でシャレをかけたような『Fishmallow』の発想に「やられた....!!!」と思わずにいられませんでした。(笑)
マシュマロが焼けるまでの時間は少し手持ち無沙汰だなぁ、と感じてましたが、間延びしたあの時間を魅力的にする答えが、マシュマロの形を変えることだったとは驚きです....。
焼き目で鱗が色付く様子を思い受かべると、焼きマシュマロが新しい体験に生まれかわることが想像できます。
お値段もリーズナブルで、味も数種類(とても美味しいらしい)あるそうなので、次回のBBQではマストバイアイテムですね!
デザイナープロフィール:dream [@dream_yt95]
2019年入社。BOXILのプロダクトデザインを担当。
SmartHRから出た「Figma版 SmartHR Component Library」
先日SmartHRがFigma Community上で自社プロダクトのコンポーネント集を公開しました。
ボタンやインプットフォーム、アイコンなどSmartHRを構成する要素が詰まっています。
会社やサービスごとにコンポーネントの作り方や命名規則などはバラバラです。なのでこのように公開していただけると、参考になります!
この中で特にいいなと思ったのは、Toolsの中の「Spacing」です。
基本的に8の倍数でデザインすることが多いので、確かにこのようにコンポーネントを用意しておくといいなと参考にさせてもらいました。
デザイナープロフィール:葉栗 雄貴(ハグリ)
2017年入社。プロダクトデザインを担当。
特許庁から出た「中小企業のためのデザイン経営ハンドブック」
中小企業のためというタイトルがありますが、会社の大きさに関係なく読んでほしいです。
「経営者とは、会社のデザイナーである」という言葉にとても共感しました。
難しそうなデザイン経営を9つの入口で切り分けて説明し、事例も多く記載してあります。
どんな思考を持ってデザインワークをしていくべきなのか、学生さんでもとてもイメージしやすいと思います。こういう資料が特許庁から出る自体が素敵ですね。
デザイナープロフィール:花岡ゆきえ @hanaoka42947585
2020年入社。オンラインイベントBOXIL EXPOデザインを担当。
スマホで完結次世代のデジタルバンク『みんなの銀行』
https://www.minna-no-ginko.com/
国内初のデジタルバンクとして銀行システムを稼働したサービスとして話題になった「みんなの銀行」。特徴は口座開設からATM入出金、振込などのすべてのサービスがスマートフォン上で完結できる点です。
私も実際に口座開設をしたのですが非常にかんたんに開設することができました。24時間365日、いつでも口座開設できることも素晴らしいですね!
UIはシンプルでわかりやすく従来の銀行が持つ堅苦しいイメージとはかけ離れたものになっています。また、随所にイラストが散りばめられており、遊び心を感じることができる点も特徴的です。
まだリリースされたばかりのサービスなので、今後のサービス拡充にも期待です!
デザイナープロフィール:柿澤 丈一郎
2021年入社。
BOXILのプロダクトデザインを担当。
美しく感染症リスクを軽減するエレベーター『アーバンエース HF』
コロナ時代に合わせたエレベーターが誕生しました!見た目にも体験にも配慮したデザインは「深澤直人氏」が監修です。
機能面については、触らずに操作できる点や空気循環機能の向上のコロナ時代にぴったりの機能が搭載されています。他にもスマホで稼働状況を確認したり、画面で顔を映しながらの遠隔救出など体験へのこだわりも感じられます。
デザイン面については、統一感のある色調や、視認性の高く凹凸の少ないフラットなボタンからは清潔感や高い安全性を感じることができます。
このエレベータに乗るためだけに設置された建物に訪れてみたくなってしまいますね。(笑)
デザイナープロフィール:大瀧 健吾
2021年入社。オンラインイベントBOXIL EXPOデザインを担当。
無料&高機能なドット絵Webツール『PIXILART』
私はときどき趣味でドット絵を描くことがあるのですが、ちょっとしたアイコンを作る程度なので有料ツールを使うほどではありません。
ですが無料のツールになると機能が少なすぎて描きづらいこともよくあり、これまで10数種類ほど試してみて、「無料ならこれだ!」と思ったのが『PIXILART』です。
エディターは上図のようになっていて、Adobe Illustrator に似た配置なのが使いやすいと思いました。
また無料だと実装されてないことも多い機能がこの『PIXILART』ではたくさんあります。
【機能を一部紹介】
・レイヤー機能(マスクや乗算なども使える)
・写真アップロード(トレースしやすい)
・テキスト入力(だいたい無料だと手書きするしかない)
・リプレイ機能(制作過程見返せる)
・左右対称描画機能(作業効率アップ)
「とりあえずドット絵描いてみたい!」と手を付けるならうってつけのツールだなと思います。
デザイナープロフィール:モリシゲ @MorishigeYuta
2016年入社。スマートキャンプのデザイン部をまとめています。
前月のシリーズはこちら
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