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理想の家に引っ越せるか実験してみる

「来年、2025年の2月で契約が切れるんですが、、、」


スマホの向こうで若い男性の声がそう言いました。


「大家さんが家の処分を検討されていまして」


とその男性は話を続けました。


今、私と家族が住んでいる家はもうかれこれ15年ほど借りています。


「もちろん、契約を継続していただけるならご希望に沿うようにしたいとおっしゃってますが」


こちらの意向の探りを入れている感じが伝わってきます。


大家さんとは何度かお会いしたこともあって、とても紳士的、友好的で関係は良好です。


「そろそろ転居の時期かとも思ってましたが、まだ何も決めていないので、継続でお願いできるとありがたいです」


と煮え切らない返事を返す私。


でも心の中では「来た来た」と呟いています。こういうのがタイミングですね。


よし、絶対に来年の2月には引っ越そう、と決意します。


ところで、世の中には計画を立てるのが上手な人がいますね。


かつて、


「計画立てたらその通りになっちゃうから、今年はわざと立ててないの」


と言った人がいて、それを聞きながら心のなかで「ヒエー」とのけ反ったものです。


私は自慢じゃないけど計画を立てるのは大の苦手で、そもそも立てられない、立てても忘れるからその通りにならない。


スケジュール表とか作ってもいつの間にか無くしてしまって、その通りになった試しがありません。


いわゆる願望実現みたいな話からもっと現実的なプロジェクト管理まで、計画は常に大事なキーワードの一つです。


そんなに大事なのに私の最も苦手な計画についてちょっと考えてみます。


そもそもの話ですが、計画を立てるということは目標とセットのはずです。


しかし実際は、この2つはいくつかの組み合わせがあって、ちょっと整理してみました。

A象限は目標があって計画がある、つまり一番オーソドックスなパターンで、先ほどの「計画立てたらその通りになっちゃう」人はおそらくこれ。


しかしこれは意外と予定調和でつまらない可能性もある。


B象限は目標がないけど計画を立てるという場合ですが、これは実際には考えにくい。


C象限は目標も計画も立てないというパターン。


これを採用する人も意外と多いようで、とにかくその時のタイミングでやりたいことをやる。計画に縛られると「より大きく、楽しいチャンス」を逃すというのが言い分。


D象限は目標は立てるけど計画は立てないパターン。これも意外と多いかも。


目指す到達点は決めるけど、どうやってそこにいくかは考えない。自分のちっぽけな頭で考えずに、もっと大きな宇宙の意志に任せるべきだ、というもの。


個人的にはこの考え方が好きです。



で、引越しの話に戻りますが、この場合、来年の2月に転居というのが目標です。逆にいうとそれ以外は何も決まっていません。


本当は次の理想の住まい像をもっと具体的、明確にして、それを実現するための計画を立てると良いのでしょう。


しかし私はそれが苦手だし、計画立ててもその通りにならないとわかっているので笑、それはあえてやりません。

とにかく期限だけを決めた状態で始めて、何がどう展開するか見てみようと思います。


進捗は時々こちらにも書きますね。




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