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【小売業(アパレル)事例】顧客が何をいつ購入したかを把握してマーケティングに活かす!オリジナルアプリを作り顧客接点を持とう!


システム構成図

こんにちは、スマレジ・アプリマーケット運営担当です。
今回はお店オリジナルのアプリが作れる「アプリメンバーズ」をご利用いただいている株式会社ジュネの田中様にお話を伺いました。

この記事を読む所要時間(約8分) ※1分あたり400字で計算

アプリメンバーズでお店のアプリを作成し、お客様のスマートフォンにインストールいただくことでお店の顧客管理やポイント管理ができるようになります。
お客様は会員証をアプリ上で表示することができ、ポイントカードなどを持ち歩く必要がなくなります。

<お店情報>
スマレジ導入店舗:アロハシャツ専門店PAIKAJI
アプリメンバーズアプリ導入時期:2020年5月頃
PAIKAJIオンラインストアのECカート:Shopserve
<導入サービス>
・スマレジリテールビジネスプラン
アプリメンバーズ
・ZoIS Point Hub(ネット店舗とリアル店舗のポイントが相互利用できるようになるサービス)


スマレジを導入されたきっかけは何ですか?

昔、別会社のPOSレジを利用していたのですが、調子が悪いため交換したいという声が現場から上がってきました。そのまま新しいものと交換しようとしていましたが、うまくデータ活用ができるクラウド型POSレジを利用した方がいいという話になり、クラウド型POSレジを提供している会社3社ほどにデモをしていただきました。
現場のスタッフに見てもらい、一番使いやすいのがスマレジだということで導入を決めました。

お店アプリの導入を考えられた背景は何ですか?

株式会社ジュネは沖縄県にあるアロハシャツ、かりゆしウェアの製造・販売メーカーです。
常設店舗は国際通りにアロハシャツの専門店を1店舗構えています。アロハシャツ屋さんなので、夏がオンシーズン、冬はオフシーズンになるのですが、お客様は1日平均30名ほどいらっしゃっていて、夏休みの土日などのトップシーズンになれば1日100名以上のお客様にご来店いただいています。

アプリメンバーズ導入前は、店頭でお越しいただいたお客様に「セール情報などをお送りします」とお伝えして、紙にお名前や住所などの情報を書いていただき、空き時間にスタッフがExcelに入力していました。記入に時間がかかるのでお断りされることも多く、蓄積した情報もDMやメルマガ送信をするのみで、うまく活かし切れていませんでした。10年間運営し、1万人ほどの顧客データがあったと思いますが、住所が変わっていてDMが届かないことも多く、アクティブユーザーは数パーセントしかいらっしゃらなかったと思います。
そのため、より効果的に顧客にアプローチできるように店舗アプリを作りたいということになりました。
また、来店促進のための施策であるクーポンやポイント付与ができていませんでした。他のアパレルブランドでは当たり前のように実施されている中で、PAIKAJIは何にもできてなかったので、来店促進の施策もやりたかったというのが2つ目の理由です。

アプリメンバーズをどのように知りましたか?

検索エンジンで「会員アプリ作成」などと調べていろんなお店アプリの制作会社様のWebサイトを見ていました。直接資料請求したり、お打ち合わせをする中で機能・費用は当然の比較要素だったのですが、サポートが一番良かったことが決め手ですね。アプリメンバーズで解決できる課題や、完全にやりたいことができなくても別のアイデアを出してくださったり親身に我々の立場になって一緒に考えていただき、信頼感がありました。

お店アプリの導入メリットを教えてください。


登録のしやすさ
2020年5月からアプリを運用し始め、現在は数千名の会員がいらっしゃいます。
来店し、購入される方の3分の1ほどのお客様は会員証を提示してくださっています。まだ会員登録されていないお客様に対してはレジ前に設置しているQRコードを読み取って会員登録してくださるようご案内しています。初回から利用できる「ダウンロードクーポン」を付与しているので「今登録していただければ、すぐ使えますよ。」「1,000円引きになります。」などと案内することで、登録していただけるよう促しています。ほとんど断られることはないですね。

ファンに情報を届けられる
これまでは毎週メルマガやSNSで情報の発信をしていましたが、本当に届いているのかよくわからなかったので、スタッフのモチベーションも低い状態でした。 
アプリを活用することで、Push通知で会員さまがお知らせに気づきやすくなり、メッセージの開封率でお客様の反応がわかるようになりました。そのため、ファンになってくれている人に対してしっかり情報を届けていくことができ、やりがいを感じることができます。

メッセージのセグメント配信ができる
沖縄県内の需要以外にも、東京、神奈川、千葉、埼玉、大阪などのお客様も多いです。沖縄の特徴かと思うのですが、沖縄県では仕事着として着る方も多くいらっしゃいますが、県外の方はリゾートウェアとして着られます。旅行で来店して購入し、その後ネットで継続して買っていただくというモデルが、私たちとしては、1番美しいシナリオですね。
そのため、県外の方にはリゾートウェア、解放感、沖縄らしさのような言葉を選んでいて、メッセージの内容を変えています。
また、男性と女性でおすすめするアイテムを変えています。
プッシュ通知は主にクーポンやキャンペーンの案内など
来店促進施策に利用しています。

購入経路がわかる
アプリにEC(ショップサーブ)のデータの紐づけも行っているので、アプリの会員様がネットでどのくらい買ってるのか、ネットで購入してくださった方がいつ来店したのかなどが分かるようになりました。
アプリがない時は台帳に記載していましたが、購入履歴がしっかり紐づいてなかったので、後から見た時に、先月来店した方が再度来店された際に何を購入したかはとても把握しづらかったんです。
今はアプリとスマレジがあるのでだれがいつ何を買ったのかが分かるようになり、沖縄でこのアイテムを買って、東京に帰ってネットでこのアイテムを買ってなど、お客様の動きが見えるようになりました。その情報をもとに分析し、マーケティングに活かしています。
しばらく来店していない方に対して、〇〇を発信してみようなどのコミュニケーションにもつながっています。

現在はコロナの影響で、沖縄の観光産業は大きなダメージを受けました。これが弊社の来店客数や売上の数字に及ぼす影響は、本当のところはわかりません。ただ幸い、弊社はダメージが少なかったほうだと思います。その理由のひとつに、この仕組みの存在があると捉えています。

今後の取り組みを教えてください。

弊社はPAIKAJIとは別のココナッツジュースというブランドを持っていてオンラインでかりゆしウェアを販売しています。ここも2年半前のPAIKAJIと同じように会員管理や来店促進の施策も打てていないのですが、PAIKAJIとココナッツジュースの会員の紐づけなどを行い、ブランドを横断した顧客管理やポイント管理を行うことで相互送客できればと考えています。

最後に

最近ではLINEで会員管理をする手法も人気ですが、今回ご紹介したお客様にインストールしていただくお店独自のアプリもオリジナルならではの良さがあります。
1.すぐにアプリを起動させることができる
お客様のスマホのホーム画面にお店アプリのアイコンを表示させることができるため、ユーザーはアイコンをタップするだけで簡単に起動することができ、利便性に長けています。
2.カスタマイズがしやすい
お店のカラーを出すために、ボタンのレイアウトや配置を変更することができ、カスタマイズ性が高いです。
3.ロイヤルカスタマー、コアなファンの創出ができる
アプリが増えてしまうため、インストールいただくことに一定の心理的な抵抗が生まれやすいですが、一度インストールいただくと継続的な利用が見込めます。

自店舗にはどのような方法でお客様と接点を持つことが合っているかを見極め、導入するサービスを選択しましょう!

▽アプリメンバーズ


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