アルミ缶回収から学ぶ競争率について
こんにちは!
落合です。
先日、自宅のゴミとして空き缶を出したとき、出した瞬間おっちゃんに回収されました。
そう、ホー〇レスのおっちゃんです。
自宅近くにアルミ買取をしている会社があるため、空き缶回収の日にはその会社の前に多くの空き缶が集まります。
皆さんもそのような光景を目にしたことはありますか?
あれってどれくらいのお金になるのでしょうか。
今勤めている仕事が急にクビになったときに、アルミ缶回収で生計を立てることも視野に入れてる人に向けて今日は記事を書きます。
(そんな人いないかもですが笑)
アルミ缶買取で得られるお金
まず、アルミ缶は1キロ単位で買取されることが多いようです。
アルミ缶は350ml缶1本でおよそ15グラムなので
1キロ集めるには67本必要です。
そして、1キロの買取相場は50円~200円。
買取価格は変動するので、分かりやすく100円としましょう。
1キロ集めて100円。
いまいちピンとこないですね。
では1キロ集めるのにどれくらいの労力がかかるか。
一般家庭で出る空き缶の平均が週に5本だとしましょう。
マンションやアパートなどの集合住宅だと一カ所に固まるので回収は簡単そうですね。
(ゴミ収集所から集めた場合は条例違反になるケースもあるようですが一旦無視します)
マンション1棟の平均世帯数は約50世帯なので、
マンション1棟で
50世帯×5本=250本
回収できます。
250本回収するのに、
空き缶をつぶして袋に入れて自転車に乗せて30分くらいかかりますかね。
1時間に2カ所回ることができれば500本。
500本ということは約7.5キロなので700円くらいになる計算です。
時給700円の労働、と考えるとどうでしょう?
最低賃金から考えると低いですが、
職を失った人からするとまあまあな収入だと思うかもしれませんね。
では、
この労働がリストラ後に検討の余地があるのでしょうか。
考えるべきは、『競争率』についてです。
競争率を意識する
今はホー〇レスの方が多いですが、会社をクビになったときにやろうと考えている人がめちゃくちゃいた場合、競争率が高まります。
ましてや、人口減少が進む日本において、世帯数が増えることは望めません。
となるとライバルが多くなると、仕事量は減るかもしれません。
単純計算ですが、アルミ缶回収の労働人口が2倍になれば一人当たりの回収量は2分の1になります。
すると時給350円の労働です。
当たりまえですが、誰でもできることは競争率は高くなりやすいです。
自分にしかできないこと、他の人が真似できないスキルは競争率は低くなります。
競争率が高い場所で勝負しないでいいように、今の内から独自のスキルを高められるといいですね。
まとめ
『独自性を制する者は競争を制す』
ではまた!
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