間。
【彼女の疑問】
「メソポタミアってさ、「めそ・ぽたみあ」らしいよ。」
「…」
◯聞いているけれど無視
「区切るんだって。ねえ。」
「…。」
◯目はばっちり合っているが微動だにしない
「……もう。」
◯話し掛けた側が根負け。🐄🐂🐃
「今日は何ムンディ?」
「5ムンディ。」
「ご苦労さん。ムンディ先生の動画を1本見たら1ムンディって数えるの、どうなのさ。」
「言い出したのは、違う人だし。」
「分かっているよ。… 」
「なに 今、何をふくませた?」
「 なにが、」
「分かっているよ、の後。」
「べつに。」
「なに。」
「聞きたい?」
「ふくませたよね。」
「傷付きたいの?」
「え、」
「自らの意志を持ってして。」
「… (悩みどころ)」
「物好きだねぇ…ねえ。」
◯(; ̄Д ̄)!?←なんか謎の過剰反応を起こすも、黙ってやり過ごす
◯矢継ぎ早に
「“あなたが勝手に(履修単位のように公然と 1ムンディ、2ムンディと)言い出した所で、流布しないわよ ”……という含み。」
◯=(;゚;Д;゚;;)⇒グサッ!! キ、キョウトのカタデスカ…
◯なんだ、なんか剣があるぞ。どうしたんだよ。だれか~仲を取り持ってくれよ。間に立つ人間、どこかにいないかい?
「か、川の間、中間って意味があってさ、」
◯つよ、まだメソポタミアで話を引っ張るつもりだよ、その人。
「ふ-ん (興味ない)」
◯でしょーね。
「「めそ」ってメゾピアノとかメゾフォルテとかのメソらしい。」
◯むくっと顔を上げる。
「おもしろいね。」
「やっぱりそう思う!?」
「ムンディ先生の話って 面白い。」
◯=(;゚;Д;゚;;)⇒ぐさっ!!
(せ、先生の方か…_| ̄|● ハイ、本日2本目の矢が刺さりまぁ~す )
「あれ、どうしたの?」
「あ、え うん。何でもない。」
「じゃあさ。」
「うん?」
「メソメソは?」
◯急に!?
「… (あぐねちゃう)」
◯がんばれ!←謎の応援 ((・・;)尸
「……? 」
「・・・中庸?」
「ちがうと思う。」
◯瞬殺。(引っ張り出したんだから誉めてあげてよぉ…)←こいつ、誰だ。さっきから。ト書きかなと 思いきや、関係ないところで遊んでいるぞ。
「じゃあ、【メソメソ “するな”】は?」
「……中庸、中庸するな……孔子か、荘子?」
「極端。」
活字コント【 間。】より
日本語訳:小林栄一
原作・クダラナイコトガスキー戯曲【バカはバカなりに新たなる学問を切り開く】
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