歌う主人公たち♪(音楽映画じゃないけど主人公が歌ってます。)
Singing hero's
いつも、カテゴリーに悩む、映画と音楽の記事です。
映画を思い出すときには、場面とともに流れる主題歌や劇中歌が一体となって思い出すことがあります。
その中には、映画の中の登場人物たちが歌っているのが印象的なシーンもありますよね。
この『天使にラブソングを』みたいに、音楽が題材になってる映画だったり、そもそもミュージカル映画だったりすれば、登場人物が歌うのはごく自然なことだと思います。
でも、中には、音楽メインの映画じゃないのに、思いがけず主人公たちが歌う場面を観ることのできる映画もあるのです。
今回は、そんな歌う主人公たちについて ”note” していきます。
+ + + + + +
音楽メインの映画ではない
ミュージカル映画でもない
だけど主人公が歌ってる映画
そういう映画、思い浮かぶものがありますか?
自分の場合、いくつか思い浮かぶのですが、結局、よく映画を観てた10代~20代の頃の映画('80s~'90s)になっちゃうので、ご了承ください!
『48時間』1982
監督:ウォルター・ヒル
出演:ニック・ノルティ、エディ・マーフィ
まず、紹介するのは、大好きな映画『48時間』で、主役の二人が出会った場面です。
何やらエディ・マーフィが歌ってるんですが、ロォ~クセァ~ヌ ♪ って歌ってるのが聴こえますよね。
そうです、これはスティング率いるポリスの1978年のデビューシングル「ロクサーヌ」!なんです。
映画では下手だな~って感じだったのですが、意外とそっくりだったりするんですよね、当時、知ってたら爆笑してたかもです。
と、まあ、こんな感じで紹介していきます。
『バック・トゥ・ザ・フューチャー』1985
監督:ロバート・ゼメキス
出演:マイケル・J・フォックス
歌う主人公と言って、今回、真っ先に思い浮かべたのが、この映画のマイケル・J・フォックスなのです。
そして歌った曲は、ロックンロール創始者の1人、チャック・ベリーの1958年のナンバー「ジョニー・B.グッド」なんですが、過去にやってきて演奏したこの曲が、ロックンロールの誕生につながったというタイムトラベルものならではの顛末も面白かったのです。
『トップガン』1986
監督:トニー・スコット
出演:トム・クルーズ、ケリー・マクギリス
サントラ盤も持っている『トップガン』です。
主題歌や挿入歌もいいのですが、トム・クルーズがケリー・マクギリスに歌でアプローチするシーンが印象的でした。(みんな歌えるぐらい有名な歌なの!みたいな)
残念ながら、自分の持ってた当時のサントラ盤にはこの曲は入ってなかったんですよね~(なぜ?)
曲はライチャス・ブラザーズの1964年の全米1位ヒット曲「ふられた気持(You've Lost That Lovin' Feelin')」なのですが、このデュオのことを詳しく知るのは、映画『ゴースト』のテーマ「アンチェインド・メロディ」がリバイバルヒットするまで、時を待つことになるのです。
『ワイルド・アット・ハート』1990
監督:デヴィッド・リンチ
出演:ニコラス・ケイジ、 ローラ・ダーン
当時、というか今でもなんですが、あまりにも過剰で馬鹿々々しくて大好きな映画のひとつです。
この映画の中で、ニコラス・ケイジがエルヴィス・プレスリーの「ラヴ・ミー」と「ラヴ・ミー・テンダー」を聴かせてくれるのですが、「ラヴ・ミー・テンダー」の場面は明かすことはできないので、「ラブ・ミー」の方で紹介します。
どうか、ローラ・ダーンのとろけ具合を堪能ください!
… エルヴィス・プレスリーってやっぱ偉大なんですよね。
『ステラ』1990
監督:ジョン・アーマン
出演:ベット・ミドラー、トリニ・アルバラード
私が嗚咽するぐらい号泣したことでも有名な『ステラ』です。
母親役のベット・ミドラーと娘役のトリニ・アルバラードが、ママス&パパスの「夢のカリフォルニア」を口ずさむシーンは、ほんとに良いのです。
”音楽メインじゃないけれど主人公が歌う映画” ってテーマは、いい角度のテーマだと思ったのですが、ここまでの映画はすぐに思い浮かんだものの、なかなか続きませんね💦
自分でテーマを決めておきながらです~
と、言ってたら思い出したのが
『ラッシュアワー』1998
監督:ブレット・ラトナー
出演:ジャッキー・チェン、クリス・タッカー
ジャッキーチェンとクリス・タッカーの貴重な歌が聴けるこのシーン。
このシリーズのメインテーマっぽい扱いだったこの曲は、エドウィン・スターの1970年のヒット曲「ウォー/黒い戦争」です。
むう、ここら辺で、取りあえず限界です💦
もし、他にも ”音楽メインじゃないけれど主人公が歌う映画” を思い出す人がいればご連絡ください!😆
記事を更新させてもらいます。
基本、過去のヒット曲を歌う”しばり”(原曲のあるやつ)で考えてたのですが、その制限を緩めれば、他にもあるかもしれませんので、そこら辺は緩やかにお考えください!
たとえば、オードリー・ヘプバーンが窓辺で「ムーン・リバー」を歌うあの映画みたいに…
『ティファニーで朝食を』1961
監督:ブレイク・エドワーズ
出演:オードリー・ヘプバーン、ジョージ・ペパード
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さて、ここからは、コメントで情報をいただいた ”音楽メインじゃないけれど主人公が歌う映画” について、記事を追加させてもらいます。
情報をいただいた皆さん、ありがとうございます。
まずは、ぐっでぃテレビのモーリーさんからの情報提供
『天使のくれた時間』2000
監督:ブレット・ラトナー
出演:ニコラス・ケイジ、ティア・レオーニ
これもいい映画なんですよね。
もしも、あの時!みたいなファンタジーなんです!
でも、まさか、画面の中で歌ってたとは、確かにありましたね~😆
そこを見逃さないモーリーさんが教えてくれたこのシーンで、ニコラス・ケイジが歌っていたのは、デルフォニックスというボーカル・グループの1968年のナンバー「ララは愛の言葉(La La means I love you)」です。
はじめて曲名を知ったのですが、曲を聴いたら山下達郎さんが歌ってたのを思い出しました!
モーリーさんに感謝です!
続いては、中山(仮)さんからの情報提供
『スタンド・バイ・ミー』1986
監督:ロブ・ライナー
出演:ウィル・ウィートン、リヴァー・フェニックス
コリー・フェルドマン、ジェリー・オコンネル
あ~、歌ってました! 確かに!
でも、この歌が分かるなんて、中山(仮)さん、さすがです😆
動画は見つかりませんでしたが、たしか帰りの時も口ずさんでたやつだと思います。
原曲を調べてみると、テレビで放映されてた西部劇『西部のパラディン』(日本でも放映されてたらしいです。)のテーマソングで、ジョニー・ウエスタンって方の「パラディンのバラード」という曲でした。
歌のことが分かると、なんか、より”あの少年時代”を感じさせるんですよね。主題歌といい、監督のロブ・ライナーのセンスが詰め込まれてますね。
中山(仮)さん、感謝です!
続いては、くなんくなんさんからの情報提供
『帰らざる河』1954
監督:オットー・プレミンジャー
出演:ロバート・ミッチャム、マリリン・モンロー
おおー
マリリン・モンローが登場です!
西部劇にマリリン・モンローって、なんか意外な感じがします。(ロバート・ミッチャムも懐かしい!)
酒場で歌ってるだけじゃなく、ジーンズ姿でギターを弾くモンローって、なんか素敵ですね〜
後半、モンローの歌う主題歌「River of No Return」が流れます。
くなんくなんさん、ありがとうございます!
そして、みゆさんにも…
↑
ついでみたいだぞ!
この車は、私も思い出深いのです😆
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