異国の風を感じる歌たち(異国風情曲選集)
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異国の風を感じる歌たち(異国風情曲選集)

 Feel the Exotic Wind


 最近、エレファントカシマシの宮本浩次さんが『異邦人』のカバーを披露しているところを目にしたのですが、なんとなく『異邦人』が持っている異国情緒が今ひとつ感じられなくて、あらためて、オリジナルがいいなと感じてしまっています。(宮本さんは大好きなんですけどね.....ごめんなさい!)

『異邦人』by 久保田早紀

 1979年
 作詞・作曲:久保田早紀

 以前、「マツコの知らない世界」で、昭和ポップスランキングをやっていたのですが、この歌が第2位だったんですよね。
 イントロで、タラタタタータッタッ、タラタタタッタッタッー♪と始まって、チャラチャ〜、チャラチャチャチャラチャ〜♪、とつながっていく辺りなんかは、ホント、ドラマチックで素敵です。(←わからんだろ!)
 副題に”シルクロードのテーマ”ってつけられていたのですが、歌詞の中に特定の地名が出たりはしてないんですよね。ただ、2番の歌詞で、市場、石畳、祈りの声、ひづめの音などの言葉が出てるので、どこか中近東の香りが漂ってたりしますよね。


 考えてみると、自分が子どもの頃は、この『異邦人』みたいな、異国情緒を感じさせる歌が、けっこうあったような気がします。
 今回は、そんな異国のイメージを感じさせる歌を”note”していこうと思うのですが、すごく年齢層の高い記事になりそうです!
 どうか新しい世代の方にとっても、新しい出会いとなりますように!


* * * * *

『セイシェルの夕陽』by 松田聖子

 1983年
 作詞:松本隆
 作曲:大村雅朗

 最初は、少し入りやすく、南の島を感じさせるこの歌を!『マラケッシュ』と悩んだのですが、こちらの歌にしました。
 松田聖子さんの場合、異国情緒というよりはリゾート感って感じなんですが、海辺の夕陽を感じさせてくれます。


『ミ・アモーレ』by 中森明菜

 1985年
 作詞: 康珍化
 作曲:松岡直也

 松田聖子さんを出すなら、中森明菜さんも! みたいなノリなんですが、聖子さんに比べると、異国情緒多めなんですよね明菜さんは。
 いろんな異国を歌ってる感じで、思い出しただけでも、南国の『サザン・ウィンド』に、サハラがテーマの『サンド・ベージュ』、中東をイメージさせる『アルマージ』などなどたくさんあります。
 ただ、私が最も異国情緒を感じるのは、サンバのリズムが印象的な『ミ・アモーレ』でした。


『ボヘミアン』by 葛城ユキ

 1983年
 作詞:飛鳥涼
 作曲:井上大輔

 これは、異国の国を舞台にしてるのか不明なんですが、ある意味、日本人離れしたヴォーカルであるのは間違いないです。”ボヘミアン”の意味を知ったのは、『ボヘミアン・ラプソディ』ではなく、この『ボヘミアン』だったのです。



『さらばシベリア鉄道』by 太田裕美

 1980年
 作詞:松本隆
 作曲:大瀧詠一

 聴いてると、シベリアの大雪原をトナカイたちが、タッタカ、タッタカ走ってる感じがしてくるんですよね。
 間奏の哀愁を帯びた鈴木茂さんのギターソロが、遠いロシアを感じさせてくれるのです。



**** 筒美京平作品 ****

 さて、ここからは、故・筒美京平さんの曲を紹介します。
 筒美京平さん作曲で、異国情緒満点といえば、この二曲なのです。


『飛んでイスタンブール』by 庄野真代

 1978年
 作詞:ちあき哲也
 作曲:筒美京平

 この歌の冒頭に~こんなジタンの空箱~♪ って部分があるのですが、大人になってから、それが煙草の銘柄っていうことがわかって吸ってみたのですが、なかなか強烈な味で後悔した思い出があります。
 筒美京平先生は、編曲にもアイディアを出していたということで、このエキゾチックな仕上がりはさすがだと思います。



『魅せられて』by ジュディ・オング

 1979年
 作詞:阿木燿子
 作曲:筒美京平

 「マツコの知らない世界」の昭和ポップスランキングで第1位だったのはこの歌でした。
 故・筒美京平さんが編曲もしてるので、あの印象的なイントロもすべてが筒美ワールドだったりするんですよね。
 子どもの頃で記憶が曖昧なのですが、池田満寿夫さんの「エーゲ海に捧ぐ」(子どもが見てはいけない映画でした。)のCM?主題歌?みたいな感じでTVでよく流れてた歌なんですよね。
 子どもだったので、みんな英語のところは、~うぇんですぶろいんふろむじぇーじゃーん~♪ みたいな感じでよく歌ってました。

 実は、タイトルには、もともと”エーゲ海のテーマ”と付けられていたんですよね。時系列としては、この『魅せられて』が大ヒットした後、同じコンセプトで、今度は”シルクロード”を主題にして作られたのが『異邦人』だったわけなのです。
 そう考えると『魅せられて』と『異邦人』は姉妹みたいな関係なんですが、どちらの歌も時代を超えて愛されていることは、ほんとにスゴイことだと思います。




**** エクストラソング ****

『さくらんぼの実る頃』by 加藤登紀子
 ~Le Temps des cerises~

 1992年


 おまけとして、加藤登紀子さんの『さくらんぼの実る頃』をお届けします。
 もともとシャンソンの名曲なんで、異国情緒たっぷりなのは当たり前なんですが、やっぱり、映画「紅の豚」のジーナの歌は心に残りますよね。

 「 歌は静かに聴くもんだ 」


・・・そのとおりです!





<過去の特定テーマによる歌のまとめ”note”>
 七色の虹歌セレクション
 さよならのフレーズ
 キスの歌
 いつの恋を初恋と呼ぶか(初恋曲集)
 いろいろな雨が降っている風景







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