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積読本のない読書生活の話

 Tsundoku-Book.


 自分は、読書好きといっても、10年ぐらい前までは、月に2~3冊、年間30冊ぐらいのペースで読んでるぐらいでした。

 好きな作家さんの文庫化された新刊を購入するのがパターンだったのですが、読書量が増えるにつれ新刊が待ちきれなくなったり、昔の絶版になった本が読みたくなったりして、図書館も使うようになりました。(現在はかなり図書館に頼ってますが...)

  ほとんどを購入していたころは、とりあえず買っといたやつも多かったのですが、そういうのって間が空くと読む気分じゃなくなっちゃったりすることもあって、そのまま積んでおくことが多かったのです。


 そんな風に積み上げていた本は2013年の夏時点で

◎京極夏彦さん8冊(長いやつばっかりw):「鉄鼠の檻」「絡新婦の理」「塗仏の宴 宴の支度&始末」「百鬼夜行 陰」「巷説百物語」「続巷説百物語」「後巷説百物語」

◎冲方丁さん6冊:「マルドゥックスクランブル1~3」「マルドゥックヴェロシティ1~3」

◎村上龍さん2冊:「半島を出でよ(上下)」

◎その他日本人作家さん8冊、恩田陸さん:「黒と茶の幻想(上下)」、雫井脩介さん:「犯人に告ぐ(上下)」、重松清さん:「その日の前に」、有川浩さん:「海の底」、島田荘司さん:「ネジ式ザゼツキー」、二階堂黎人さん:「覇王の死」

◎ジェフリーディーヴァー5冊:「ボーンコレクター(上下)」「魔術師(上下)」「クリスマス・プレゼント」

◎アイザック・アシモフ7冊:「ファウンデーションへの序曲(上下)」「ファウンデーションの誕生(上下)」「宇宙の小石」「宇宙気流」「アシモフのミステリ世界」

◎デヴィッド・ブリン6冊:「知性化の嵐シリーズ」

◎その他海外作家さん9冊、フィリップ・K・ディック:「高い城の男」、ブルース・スターリング:「塵クジラの海」「タクラマカン」「グローバルヘッド」、グレッグ・ベア「永劫(上下)」「久遠(上下)」

.......の、計50冊w


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 他の読書家さんたちの積読平均はわからないのものの、まあまあの積読量だと思うんですが、どうでしょう。今、見返すと、半数以上は上下巻だったり、京極さんのみたいに、かなり厚いやつばかりですよね。(多分、それも要因)


 これはいかんッ と、いうことで、その夏から少しずつ積読消化を意識しながら読んでいったんですが、この年齢になって”読書力”が向上してきたのか、はたまた、月3~4冊ずつで無理なく読んでいったのが良かったのか、1年程度でだいたい消化してしまいました。

 実は、いざという時のための緊急避難本に数冊残しているのですが、現在は、基本的に積読本のない生活を送っています。



 手元の積読本はなくなりましたが、読書量が増えれば増えるほど、不思議と読みたい本や作家さんも増えてったりするんですよね~ ホント..

 自分の最大読書量は、だいたい月12~13冊の年間150冊ぐらいなので、年初めにその年に読みたい本の予定を100冊決めて読むようにしてるんですが、それでも読みたい本は減らず・・・・むしろ、それ以上に増えてる....

 こういう読みたい本って、ある意味、積読本ともいえるのかも知れませんね.....


 でも、そんな積読本があることは、読書好きにとっては贅沢な悩みなのかもしれません。

 どうか、読みたい本がなくなることがないように祈るのみなのです。(あと老眼がきつくならないように)